たてログ競馬:思い出の重賞2024.9.26~スプリンターズステークス、シリウスステークス

レース予想、レース回顧

いよいよ秋のG1開幕。スプリンターズステークスの開催週となりました。シリウスステークスとともに思い出のレースを紹介します。

思い出のスプリンターズステークス

その昔は暮れの有馬記念の前の週に行われていて、師走の風物詩的な位置づけでしたがレース体系の整備で秋のG1開幕戦としてしっかりと定着している伝統のG1です。そんなスプリンターズステークスですが、思い出のレースは、、、、。

1994年第28回スプリンターズステークス。勝ち馬はサクラバクシンオー

サクラバクシンオーは競馬を見始めた頃に現れた最強スプリンターで種牡馬としても大活躍。その血はビッグアーサーを経て現在でも短距離路線を賑わせてくれています。そんなサクラバクシンオーが連覇を決めたのがこのレースでした。この頃の秋の短距離路線はスワンステークス→マイルチャンピオンシップ→スプリンターズステークスと進む馬が多く、サクラバクシンオーも同じローテーションでした。スワンステークス、マイルチャンピオンシップでは当時の最強マイラーノースフライトが出走しておりスワンステークスはバクシンオーが勝ち、マイルチャンピオンシップはノースフライトが勝ちました。ノースフライトはそこで引退。スプリンターズステークスは圧倒的一番人気での出走となりました。結果としては終始楽な手応えで先行して直線では後続を離す一方。2着ビコーペガサスに4馬身差を付けての圧勝という結果に驚きましたが、当時はマイラー、スプリンターという完全なカテゴライズもなく、見ている方もマイルとスプリントは同じ適正位に思っていた時代でしたのでこの3つのレースを見てマイラーが得意といている距離、スプリンターが得意としている距離がしっかりとあるのだと思わされました。その後もスプリント路線で名馬と言われる馬が何頭も出てはいますが、事スプリンターに限って言えばこのサクラバクシンオーが最強と言えるのではと思うほど1200mでは圧倒的な強さでしたし、1400mだとマイラーに詰め寄られ、マイルだと強いマイラーには敵わないというところも非常にはっきりしていた馬でした。テスコボーイからなる日本独自のスピード血統のプリンスリーギフト系が繋がっているのもサクラバクシンオーのおかげでもあり、日本の競馬史を語る上で欠かせない1頭でもあると思います。そんなサクラバクシンオーの圧倒的な強さをご覧ください。

思い出のシリウスステークス

シリウスステークスはチャンピオンズカップの前哨戦的意味合いの重賞として定着してきましたが、その前は距離1400mで行われていた時期や大昔は芝1200mで開催されていた事もある歴史あるレースですが、思い出のレースは、、、。

2001年第5回シリウスステークス。勝ち馬はブロードアピール

ブロードアピールといえば豪快な追い込みを決めてスカッとさせるレースで知られていて、最も有名なのが根岸ステークスだと思います。それ以外の重賞でも豪快な追い込みを決めていて、その一つがこのシリウスステークスです。レースは後方2番手で直線を向くと先行抜け出しで完全に勝ちパターンだったスターリングローズを同じく後方から追い上げてきたトシザミカと共に追い詰めて最後はトシザミカもしっかりと交わしたところがゴール。直線が長くない競馬場でも強烈な追い込みを決めて勝利しています。まさにスカッとする勝ち方で嵌った時の強さは本物というレースでした。そんなブロードアピールのレースをご覧ください。


Amazonのおすすめのスポーツグッズはこちらから



コメント

タイトルとURLをコピーしました