たてログ競馬:思い出の重賞2024.10.8~秋華賞、府中牝馬ステークス

思い出の名馬、レース

今週は牝馬三冠のラスト秋華賞と秋の東京開催の名物牝馬重賞府中牝馬ステークスです。それぞれ思い出のレースを紹介します。

思い出の秋華賞

秋華賞はクラシックレースではありませんが牝馬3冠の最後のレースとして定着しています。そんな秋華賞ですが、思い出のレースは、、。

2000年第5回秋華賞。勝ち馬はティコティコタック

秋華賞は近年の歴代の勝ち馬を見ると歴史的名牝が数多く勝利していてクラシックレースと遜色のないように感じますが、創設当初は荒れるG1の印象が強いレースでした。このティコティコタックもその印象を強くする馬だったのかもしれません。馬名の意味は調べればしっかりした意味があるのですが、当時のレース後は、、、。「ティコティコタック?そんな馬出てたっけ?しかも勝っちゃったよ、、、。それにしても馬名が、、、。」と思ったことを今でも思い出します。このレースでの人気は10番人気。2着も7番人気のヤマカツスズラン、3着も5番人気のトーワトレジャーという事で、3連複、3連単があったらいくら付いていたのかという荒れた決着でした。ティコティコタックも900万下(現在の2勝クラス)を勝ったばかりで挑んだレースでしたので10番人気も納得だったのですが、それにしても買えない、、、。どう考えても買えない、、、。そんなレースでもありました。レース自体は逃げたヤマカツスズランが2着ですし、番手にいた2頭も4,5着でしたので4番手にいたティコティコタックは絶好の位置でレースをしてしっかり勝ち切ったという事だと思います。その他有力馬は軒並み後方からのレースでお互いけん制し合っている間にレースが決着した感じではないでしょうか。このレースも荒れたのですが、前年も12番人気のブゼンキャンドルが勝っていてそれゆえに余計に荒れるG1という印象を決定づけたのだと思います。長く予想をしていると絶対に買えないというレースに遭遇しますが、このレースもまさにそれに該当するレースでしたし、馬名も含めて思い出に残っています。そんなティコティコタックのレースをご覧ください。

思い出の府中牝馬ステークス

府中牝馬ステークスというと秋の東京開催の牝馬重賞として長らく愛されているレースです。来年からは名称変更がありアイルランドトロフィーだけとなります。ただ、府中牝馬ステークスのレース名自体は残って開催が6月の東京に移るというかなり分かり辛い状況となりますが、秋の名物レースとしての府中牝馬ステークスはこれが最後になります。そんな名物レースですが思い出のレースは、、。

2022年第70回府中牝馬ステークス。勝ち馬はイズジョーノキセキ

このレースも先ほど紹介したティコティコタックの秋華賞同様買えないレースの1つです。2着だったソダシを本命にして馬連を買おうと思っても手が出たかどうかというレースでした。イズジョーノキセキはエピファネイア産駒でこの頃はエピファネイア産駒は早熟で古馬になってからは活躍できないと噂されていましたが、それを打ち破っての勝利でもありました。それでもここで買えたかどうかと言われると、、、。そうなるとその後はどこかで穴を開けるかもと思い紐で買い続けるのですが、、、。そして結果的に引退レースとなったチャレンジカップで9番人気3着になるのですが、その時には買えないという、、、、。このレースも破った相手がソダシやアンドヴァラナウトですので立派ですし嵌れば強い馬だったことは間違いないのですが、結局最後まで買い時が分からずという不思議な馬でもありました。ただ、このレースでの勝利でエピファネイア産駒の早熟説が払しょくされていくきっかけにもなりましたし、現在ではブローザホーンなどの活躍で完全になくなっているという意味でも印象深いレースでもありました。そんなソダシを破ったレースをご覧ください。

今年はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。


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