たてログ競馬:思い出の重賞2024.11.14~マイルチャンピオンシップ、東京スポーツ杯2歳ステークス

思い出の名馬、レース

久しぶりに思い出の重賞を書きます。今週末の2重賞です。

思い出のマイルチャンピオンシップ

秋のマイル王決定戦として春の安田記念と並んで数多くの名馬が勝利を収めています。そんなマイルチャンピオンシップですが思い出のレースは、、、。

2009年第26回マイルチャンピオンシップ。勝ち馬はカンパニー

カンパニーは8歳にしてG12連勝という離れ業を演じた名馬ですが、そもそも急激に力を付けたわけではなく、このレースの前の天皇賞でG1を初勝利するまでに重賞を既に7勝しているハイレベルで長い期間活躍していた馬でした。8歳の秋に毎日王冠で復帰してウオッカ以下を完封してから更に覚醒して天皇賞とこのマイルチャンピオンシップを連勝しました。毎日王冠の勝利時にはウオッカは休み明けだったからとかG2番長等と言われていましたが、続く秋の天皇賞ではまたウオッカやスクリーンヒーロー以下を完封してのG1勝利でしたので驚きとともに覚醒を疑う事が出来ない状況でのこのマイルチャンピオンシップでした。レースも横綱相撲で7番手から直線しっかりと抜け出して逃げた2着のマイネルファルケに1馬身1/4差を付けての勝利。勝ち方も目一杯という感じではなく完勝という事で覚醒が本当だったことを更に印象付けるレースとなりました。それまではG1ではあと一歩というイメージで正にG2番長的存在だった馬が8歳にして秋の天皇賞、マイルチャンピオンシップを連勝するという事に驚きましたし、馬はどう成長していくか分からないと改めて思わされました。このレースもそうですが、秋の天皇賞のタイムと上りを見ても相当に優秀で、特に上りは32.9という事で当時の秋の天皇賞の勝ち馬では断トツの上りだったと思います。ちょうど今年の秋の天皇賞の勝ち馬ドウデュ-スが上がり32.5で突き抜けて勝っていますが、その上がりタイムも尋常じゃありませんが今から15年前に32秒台で勝利している馬がいてそれが8歳馬という事を考えると感慨深いものがあります。そんなカンパニーの完勝したレースをご覧ください。

思い出の東京スポーツ杯2歳ステークス

東スポ杯2歳ステークスはクラシック、ダービーへの登竜門的な位置づけのレースになっていて、ここでの勝ち馬は後のダービー馬も多くその他にもG1馬を多数輩出している2歳重賞でも重要なレースとなっています。恐らくはこの時期の2歳馬が誤魔化しの効かない東京1800mでどんな勝ち方をするかでその馬の基礎能力とレベルが測れるからではと思っています。そんなこのレースの思い出のレースは、、、。

2017年第22回東京スポーツ杯2歳ステークス。勝ち馬はワグネリアン

ワグネリアンは福永祐一現調教師に初のダービー制覇の栄誉をもたらした名馬ですが、そんなワグネリアンもこのレースで3馬身差の圧勝を演じていました。7頭立てと小頭数のレースでしたがモーリスの全弟などの強豪相手に5番手からレースを進めて直線だけで突き抜けて3馬身差の圧勝というレースでした。このレースの勝ち馬の着差で辛勝の馬でも後のG1馬はいますが、ダービー馬に限って調べると、このワグネリアンが3馬身、ディープブリランテが同じく3馬身。そして3冠馬コントレイルは5馬身差での勝利となっています。3年前の勝ち馬で史上最強馬の呼び声高いイクイノックスはダービーでは惜しくも2着でしたが、このレースでの着差は2馬身1/2でした。イクイノックスの場合はそれでも上りは32.9という極限の上りですし、最後は流していた感じもあるかもしれませんがそれでも事実としてダービーでは2着という事を考えると、、、、。今年の勝ち馬は何馬身差で勝つのかも興味をそそられます。そんな期待の高まるレースですが、ワグネリアンが完勝した姿をご覧ください。

今年はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。


Amazonのおすすめのスポーツグッズはこちらから



コメント

タイトルとURLをコピーしました