先週の重賞回顧、穴馬推奨結果2021.11.29～ジャパンカップ、京阪杯、京都2歳ステークス：たてログ競馬

先週は好調で、土曜日は1頭のみの穴馬推奨でしたが単複的中。日曜日はジャパンカップ単勝。京阪杯は1着10番人気、3着6番人気のワイド的中。穴馬推奨も2頭推奨の1頭が10番人気で3着と複勝的中という結果でした。通算は重賞は114戦54勝。穴馬推奨は68頭中16頭となっています。

それでは重賞回顧です。

ジャパンカップ
京阪杯
京都2歳ステークス
穴馬推奨結果

ジャパンカップ

コントレイルの引退レースでどんなレースになるかと思っていましたが、スタートして、、、。なんとキセキが逃げない、、、。アリストテレスが逃げて、ワグネリアン、シャドウディヴァと続く展開。4，5番手に人気どころのオーソロティとシャフリヤールが続きサンレイポケットの次にコントレイルも人気どころを見ながらの位置。レースが動いたのは向こう正面から3コーナーに入るあたりで後方からレースをしていたキセキがかなり外から上がっていき一気に先頭に躍り出ます。ここで場内からどよめきと拍手も起きました。そのまま直線に入るわけですが、上位人気馬も位置取りは変わらずそのま進んでいきます。コントレイルはシャフリヤールを斜め前方に見ながら何時でも外に出して捉えられる絶好の位置取り。シャフリヤールもオーソリティーを見ながらの競馬ということで上位人気馬はどの馬も不利なく直線に向かいました。残り400mあたりでコントレイル、シャフリヤール、オーソリティともに追い出し、キセキの脚が鈍ったところでまずオーソリティーが抜け出します。コントレイルとシャフリヤールは馬体を並べてオーソリティーを追う展開。残り300mでオーソリティーを2頭が捕まえる勢いでしたが、200m手前でシャフリヤールが苦しかったのか内にヨレてスピードが鈍ります。コントレイルの伸びは止まらず、瞬く間にオーソリティーを交して先頭に立ち、残り100mの地点で1馬身ほどの差を拡げてセイフティーリードのつけてゴールイン。2着にはオーソリティー、3着にはシャフリヤールと上位人気馬同士の決着となりました。

終わってみればコントレイルが一番力を出せる舞台で1頭だけ33秒台の末脚を使って完勝。オーソリティーも流石に東京巧者といったレース。シャフリヤールも3着と頑張りましたが、直線でヨレたのを見ると、古い話ですが、スペシャルウィークが3歳時にJCに出てきて同じように直線でヨレたのを思い出しました。3歳馬のJC出走はトップホースでも厳しい条件なのだと思いました。それでも3着に頑張っているので来年以降の活躍に期待したいです。4着のサンレイポケットもまさに東京巧者という末脚で立派なレースだったと思います。コントレイルは東京競馬場の良馬場なら歴代の名馬にも引けを取らない位強い馬だと思いましたし、まだまだ走れる状態での引退ですので3年後の産駒のデビューが楽しみになりました。

馬券はコントレイルの単複は的中も、シャフリヤールとキセキだったのでワイドは取れずでした。キセキの向こう正面での奇襲にわ驚きましたが、できればスタートから逃げてくれればまた違った結果がとも思わせましたが、今回はコントレイルの強いレースが見られたので納得の結果でした。

今回はレースと、福永騎手の涙のインタビュー、なんと、矢作先生がコントレイルに跨って登場した引退式の映像もご覧ください。

京阪杯

こちらは混戦必至のレースと思っていましたが、ファストフォースがスタートでは他の馬よりも出負けしましたが、注文を付けて先頭に立ちそのままレースが進みます。サヴォワールレメ、レイハリアと続き、シゲルピンクルビーも今回は先行集団でレースを進めます。人気のシヴァージはその直後ですぐに抜け出せるような位置でした。直線手前でファストフォースが馬なりで後続との差を少しでしたが拡げて直線に向きました。まずここがポイントだったと思いますが、直線に向いてさらにもうひと伸びしてリードを拡げる所を外からシゲルピンクルビーが交す勢いで迫っていますが、ファストフォースが粘ります。最後の100mまでファストフォースがセイフティーリードを保ってシゲルとそのままなだれ込むかと思いましたが、さらに外からエイティーンガールとタイセイビジョンが襲い掛かってファストフォースを指し切ったところがゴール。ファストフォースは合いラブテーラーを凌いで3着を確保。最後は外差しの馬場で外からの馬のワンツーフィニッシュとなりました。

馬券はファストフォースの複勝とエイティーンガール-ファストフォースのワイドが的中。残り100mまではもう一頭の指名馬シゲルピンクルビーもあわやのレースでしたので非常に良い結果となりました。

今回は阪神巧者という部分で上位に来た馬もいたと思いますが、先行して逃げ粘ったファストフォースは今後も楽しみなレースとなりました。シゲルピンクルビーも5着と粘っているだけに、結果的には後ろから行っても良かったのではないかと思わせるレースぶりでした。エイティーンガールは条件さえ合えばこのぐらいは走っても驚かないですが、その条件が揃うのが何時なのかを考えて馬券を購入したい馬です。

京都2歳ステークス

素質馬が揃ったレースと思っていましたが、、、、。

レースはビーアストニッシド、グッドフェイス、シホノスペランツァが続く展開。人気どころではライラック、フィデルが先行集団、後方からはトゥデイイズザデイ、キャンディセント、ジャスティンロックというレース。3コーナー過ぎてレースが動きます、ジャスティンロックが外から上がっていきます。残り600m手前でジャスティンロックが先行集団に取り付こうとさらに上がっていくところで内にいたライラックとジャスティンロックの間にキャンディセントも入って行こうとしたところに、ライラックが少し外に膨れた煽りをうけてキャンディセントが躓きます。福永騎手はあわや落馬の危険もあるほど体制を崩してしまい、その時点で無理をせずというレースになってしまいました。ジャスティンロックはその外を手応えよく上がっていき、直線に向きます。トゥデイイズザデイは上がっていこうとしますが後方のまま。直線に向いてジャスティンロックとライラックが外から先頭集団に並びかけますが、ライラックは脱落、先行していたフィデルが内の逃げていたビーアストニッシドを交して抜け出しすかと思いましたが内が粘ります。ゴール前になり外のジャスティンロックが内2頭をまとめて交わしてゴールイン。2着は逃げ粘ったビーアストニッシド。3着にはフィデルが入りました。

ジャスティンロックは文句なしの強いレースぶり。特に3コーナー過ぎから4コーナーでの上がっていき方は迫力がありました。人気どころではトゥデイイズザデイは案外なレースで力を発揮できたのかどうかわからないレースぶり。キャンディセントは不利があり鞍上も今後を考えてレースをやめた感じもあり度返ししてもいいレースです。ライラックは牝馬での初遠征でゲート入りも良くなく、途中他馬にも迷惑をかけていたので、関東開催のレースだったらと思わせるレースぶりでした。

馬券はキャンディセントが本命で、ライラック、ジャスティンロックを勝っていましたが、対抗馬が本命馬の邪魔をして、単穴に指名した馬が勝ってしまうという結果に苦笑いです。