いよいよ春競馬の季節が到来となります。東西でクラシックのトライアルを含めて3重賞行われます。
それぞれ思い出の重賞を紹介します。
思い出の弥生賞
弥生賞は牡馬クラシック第1段皐月賞トライアルとして数多くの名馬が勝ち馬となっています。
そんな弥生賞ですが、思い出のレースは、、、。
2001年第38回弥生賞。勝ち馬はアグネスタキオン
アグネスタキオンはこのレースと続く皐月賞も含めて重賞を3勝して無敗のまま引退。種牡馬としてもダイワスカーレット等を輩出した名馬ですが、そのアグネスタキオンが春の始動として選んだのがこの弥生賞でした。暮れのラジオたんぱ杯で後のダービー馬等を一蹴していましたのでここでも断然の人気で挑みました。出走頭数は8頭と少なく、相手は3戦目でダービーを制したフサイチコンコルドの半弟ボーンキングとマイル女王ノースフライトの子供ミスキャスト。あとは若駒ステークスでアグネスゴールドの0.1差2着だったダイイチダンヒルあたりでした。レースは3番手で進めたアグネスタキオンが直線でその前にいたボーンキングを楽々と交わし5馬身差の大楽勝。強さをまざまざと見せつける結果となりました。この勝ち方で人叩きした後は更に良くなってどこまで強いのかと思いましたし3冠は確実とも思うほどの圧倒的な強さでした。続く皐月賞でも圧勝してG1馬となりましたがその後ダービー前に屈腱炎を発症して無念の引退。3冠達成は夢と終わりました。ただ、アグネスタキオンが出た重賞で負かした馬たちがその後G1で大活躍して世代レベルも今でも語り草の世代となりその中でも圧倒的な強さを誇ったアグネスタキオンが怪我無く現役を続けていたらどれだけのレースで勝利したのかと今でも思います。
そんなアグネスタキオンの圧倒的なレースをご覧ください。
思い出のチューリップ賞
チューリップ賞は弥生賞の週の土曜日に行われる桜花賞トライアルでこちらも弥生賞同様数々の名馬が勝利しているレースです。そんなチューリップ賞ですが、思い出のレースは、、、。
ブエナビスタは牡馬混合も含めてG1を6勝した名牝中の名牝ですが、そのブエナビスタが3歳始動のレースに選んだのがこのチューリップ賞でした。先に紹介したアグネスタキオン同様このレースでのブエナビスタの強さも際立つものでした。レース内容は楽に逃げているサクラミモザを前半は後方、中盤から中段でレースを進めて直線では1頭だけ34秒台の末脚を炸裂させてサクラミモザを捉えて1馬身3/4差を付けてのゴールとなりました。着差はそれほどでもないですが見た目は楽勝に移りましたし、続く桜花賞、オークスでの活躍を確信させる内容でした。本当の意味で強い馬のトライアルでの楽勝というレースです。ご覧ください。
思い出のオーシャンステークス
オーシャンステークスは高松宮記念のトライアルとして定着している中山1200mの重賞ですが、
中山競馬場での開催という事で紛れのあるレースが多く予想が難しいレースでもあります。そんなオーシャンステークスですが、思い出のレースは、、、。
2023年第18回オーシャンステークス。勝ち馬はヴェントヴォーチェ
紹介するのは昨年のレースなのですが、この日は現地で観戦していて終わってみればルメール騎手、しかも15番人気で2着のディヴィナシオンの馬券は持っていたのですが、、、、。頭が違い、、、、。ヴェントヴォーチェから買っていても馬連は3万馬券でしたし、終わってみればルメール騎手という事で、、、、。自分の馬券下手も含めて色々な感情となり競馬場で呆然としていたのを昨日のように思い出します(苦笑)こういうレースをしっかりと取れていれば、もしくは取らなければいけないレースだと思いますし、もちろん馬券あるあるなのですが、、、。それにしてもこの時のヴェントヴォーチェは鮮やかな勝ち方でしたし、ルメール騎手の上手さを改めて感じたレースでした。
そんなヴェントヴォーチェの鮮やかなレースをご覧ください。
今年もそれぞれ熱戦を期待しています。
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