今週末はいよいよ牝馬クラシック第一弾の桜花賞です。春競馬本番になりますが、土日で3重賞ありそれぞれ思い出のレースを紹介します。
思い出の桜花賞
説明不要の牝馬クラシック第1弾。競馬を初めて既に30数回見ていますが歴史的な名牝が勝っておりまさにクラシック第1弾に相応しいレースだと思います。しかも近年の勝ち馬を見るとアーモンドアイが勝った年から昨年までの勝ち馬は全てその後も含めてG1を複数回勝っている馬となっていて、今年もそのような勝ち馬が誕生するか楽しみでもあります。そんな桜花賞ですが、思い出のレースは、、、。
昨年のレースとなりますが、、、、。それでも歴代の桜花賞の中でもインパクトという点では5指に入るレースだったのではないでしょうか。リバティアイランドの強さは今でこそ疑う余地はないと思いますが、このレースまではまだそこまでの評価ではなかったと思います。しかしこのレースでのパフォーマンスを見ればその後の牝馬3冠達成確実と思った人も多かったと思います。それほどまでにインパクトのある勝ち方でした。さらにジョッキーズカメラの存在も大きかったと思います。ちょうどこのレースが実装第一弾として勝った川田騎手が付けており、レース後にその映像が流れた事で臨場感たっぷりのレースを観ることができ、その鮮やかな差し切りでリバティアイランドの強さがより際立ったという事もあったと思います。レースはスタートいまいちだったリバティアイランドは直線に向くまで15,16番手でレースを進めて直線だけで他馬をまとめて豪快に差し切ったという圧巻のレースぶり。2着は先行して2番手でレースを進めていたコナコーストだったこともあり、前が止まって結果的に差したというレースではなくラスト3F32.9という1頭だけ異次元の末脚を炸裂させての勝利だったという事も浮き彫りになっています。この後はオークスも圧勝。秋も秋華賞に勝って牝馬3冠を達成して、ジャパンカップでは最強馬イクイノックスと対決して、この春はドバイでも好走して競馬を盛り上げてくれています。私自身も桜花賞では久しぶりにインパクトのあるレースを観られましたし、ジョッキーズカメラも堪能しました。そんな異次元の末脚をご覧ください。
ジョッキズカメラもご覧ください。
思い出のニュージーランドトロフィー
ニュージーランドトロフィーは古くは残念ダービー言われており、マル外やクラシック登録のない強い馬が出走したレースでした。その後はNHKマイルカップのステップレースとして距離が変更になったりしていましたが近年は中山芝1600mで開催されており、本番のNHKマイルカップのトライアルとなっていますが、本番には直結しないレースともなっています。そんなニュージーランドトロフィーですが、思い出のレースは、、、。
1996年第14回ニュージーランドトロフィー4歳ステークス。勝ち馬はファビラスラフイン
かなり前のレースで旧馬齢での名称になっていますが、ファビラスラフインは大好きな馬でした。マル外の芦毛の馬でこのレースを勝った後に秋華賞を勝ちジャパンカップでは牝馬ながらに2着にもなった名牝です。そんなファビラスラフインの初重賞制覇がこのレースだったのですが、内容は強いの一言。逃げて直線も後続を寄せ付けず、朝日杯2着のエイシンガイモン以下を1馬身3/4差を付けての完勝というレースでした。マル外らしく明らかにスピードが他馬とは違うといった感じの走りでの完勝でしたので次のNHKマイルカップも圧勝するのではと思いました。しかし、、、。NHKマイルカップではバンブーピノという当時の快速逃げ馬が作ったハイペースに巻き込まれて馬郡に沈み大敗。それでも秋に秋華賞を勝ち、JCで2着にもなる活躍で最優秀4歳牝馬(旧馬齢)に選ばれています。その年の有馬記念を最後に故障をして引退となりましたが、母としても阪神大賞典を勝ったギュスターヴクライを輩出しています。当時の競馬界はマル外旋風が吹き荒れており、その一翼を担った馬でもありました。そんなファビラスラフインの強いレースをご覧ください。2分03秒辺りからレース映像が見られます。
思い出の阪神牝馬ステークス
阪神牝馬ステークスはその昔年末に開催される牝馬重賞として定着していましたが、ビクトリアマイルが創設されてからはステップレースとして阪神芝1400mで行われている時期もありつつ現在の条件になっています。そんな阪神牝馬ステークスですが思い出のレースは、、。
2017年第60回阪神牝馬ステークス。勝ち馬はミッキークイーン
ミッキークイーンはオークスと秋華賞を勝ち牝馬2冠をとりその後もG1でも上位をに賑わした名牝です。母としても先日の大阪杯にも出走したミッキーゴージャスを出しています。そんなミッキークイーンが秋華賞を勝った後6戦ぶりに勝利したのがこのレースでした。道中8番手からレースを進めて直線では34.0の末脚で2着馬アドマイヤリードいかに1馬身3/4差を付けての完勝という内容で秋華賞以来の勝利を手にしています。秋華賞後はG1でも2着、3着はあったもの勝つことはできていなかったので、この勝利を見たときは流石2冠馬だなと思わせる強い勝ち方でした。その後もG1で3着が2回ありましたが勝利することはできず引退。その後は重賞勝ち馬を出し母としても優秀な事を示してくれています。
そんなミッキークイーンの強いレースをご覧ください。
いよいよ桜花賞ですが、歴史的な名牝誕生となるか楽しみです。
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