今週末は春競馬本番。いよいよ春の天皇賞にダービートライアル青葉賞とさらに3歳ダート路線整備に伴いユニコーンステークスが京都開催で行われます。それぞれ思い出のレースを紹介します。
思い出の天皇賞(春)
旧8大競争でもあり伝統のG1天皇賞(春)ですが、歴代勝ち馬も錚々たる顔ぶれです。今年のレースも楽しみですが、今回紹介する思い出の天皇賞(春)は、、、。
2016年第153回天皇賞(春)。勝ち馬はキタサンブラック。
キタサンブラックは説明不要の名馬中の名馬で現役時代はG17勝。種牡馬としても世界最強馬と言われたイクイノックスを輩出と引退してもなお現在の競馬界も牽引する存在ですが、そんなキタサンブラックが2勝している春の天皇賞ですが、始めた勝った年のレースを紹介します。何故このレースかというと、、、。キタサンブラックの強さは疑いようのないものでしたが、ハナ差2着になった13番人気のカレンミロティックの単勝を持っていて、、、、。結果として馬連2万馬券と3連複3万馬券も的中して万々歳の結果だったのですが、最後のハナ差は本当に際どかったですし、、、。一旦前に出ていますし結局は4cm差だったそうです。勿論カレンミロティックに勝ってほしいとも思っていましたので馬券は取ったものの非常に悔しいレースになった事を今でも思い出します。ただ、今歴代の勝ち馬を見返してみると、、、。確かに何年かに一度は????という予想もつかない勝ち馬も出たりしますが、やはり錚々たる勝ち馬の名前を目にするとやっぱりそうだよな~。ハナ差の2着にも納得してしまう自分もいます。そんな接戦のレースをご覧ください。
思い出の青葉賞
青葉賞はダービートライアルとして名高いレースですが、何故か本番のダービーで勝ち馬がまだ出ていません。2着までが最高着順で現在でも語り継がれているジンクスの一つだと思います。そんな青葉賞ですが、勝ち馬の中にはいよいよダービーも勝てるか、、。と意識させてくれる馬もいます。紹介するレースがダービーを意識する勝ち方をしてくれた年のレースとなります。
2017年第24回青葉賞。勝ち馬はアドミラブル
アドミラブルは母系はダービー馬フサイチコンコルドの半妹グレースアドマイヤがいて父はディープインパクトという良血馬でした。新馬戦こそ9着でしたがその後未勝利、アザレア賞と0.4、0.5を付けての圧勝でこのレースに出走しました。このレースも12番手でレースを進めて4コーナー9番手から直線だけで後続を2馬身1/2ちぎっての圧勝。着差も付いていましたがそれ以上に強さを感じるレースぶりでタイムも2分23秒1でしたのでインパクト十分の勝ち方でした。この後ダービーは、、、。この年のダービーはG2だった頃のホープフルステークスを勝ってから皐月賞に直行したレイデオロが皐月賞で5着に敗れたためアドミラブルは堂々の1番人気でしたが、、、。超の付くスローペースの中向こう正面で2番手まで押し上げたレイデオロが抜け出して勝利。アドミラブルは後方から追い込んだものの3着と敗れてジンクスを破ることができませんでした。その後は故障で引退となり現在は種牡馬となっています。青葉賞の時期になる今年の勝ち馬がインパクトのある勝ち方をすればいよいよダービー馬か?と思ったりもします。
思い出のユニコーンステークス
ユニコーンステークスは春の3歳ダート重賞として勝ち馬が後のG1馬になっているなど非常に重要なレースとなっています。今年からは中央、地方を含めた3歳ダート路線の整備に伴い京都1800mでの開催に装いを新たに開催されます。そんなユニコーンステークスですが思い出のレースは、、、。
2017年第22回ユニコーンステークス。勝ち馬はサンライズノヴァ
サンライズノヴァはこのレースを勝った後交流G1マイルCSを含む重賞4勝をした名馬ですがこのレースでは4馬身差の圧勝を演じています。逃げたシゲルコングと2番手のテイエムヒッタマゲがブービーと最下位になる展開でした。そんな中道中中段やや後方で進めたこの馬と2着になったハルクンテソーロが先に抜け出していたサンライズソアを交わしてそこからサンライズノヴァはさらに伸びて4馬身差の圧勝となりました。かなりインパクトのある勝ち方でしたので今レースを観ても後の活躍を確信できたレースでした。2着馬の事はあまり覚えていなかったのですが、現在ダート界で存在感がピカイチのテソーロ軍団のハルクンテソーロだったというのも後のダート界での活躍を予感させるものだったのかと思わせてくれました。そんなサンライズノヴァの強いレースをご覧ください。
今年はそれぞれどんなレースになるか、、。事故のない熱戦を期待しています。
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