2024年のダービーが終わりました。今週末から来年のダービーへ向けての新馬戦がスタートしますが、「たてログ式馬体診断と評価」をはじめて3年目になります。1年目の2021年募集馬の時は画像のみアップして診断と評価はしませんでした。2年目の2022年募集馬から画像と診断と評価を発表して自分の愛馬決定にも役立てました。そしてS評価をした馬たちがダービーデーまでの成績を調べることによって馬体の診断と評価の仕方がどうだったか検証結果を発表していきます。
そもそも3年前からはじめた「たてログ式馬体診断と評価」についてよくわからない方もいらっしゃると思いますので、詳しい解説は下記からご覧ください↓↓
キャロットクラブ2022年募集馬のダービーデーまでの成績
キャロットクラブ2022年募集馬の全体でのダービーデーまでの結果は下記になります。
追加募集馬については2022年は診断と評価をしていないので別枠で紹介します。
★2022年募集馬全体の成績(追加募集馬は除く)
頭数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
88 | 56 | 49 | 30 | 167 |
クラス | オープン | 1勝クラス | 未勝利 | 未出走 |
頭数 | 10 | 39 | 31 | 8 |
割合 | 13.51% | 35.14% | 48.65% | 2.70% |
全88頭で56勝していてオープン馬が10頭1勝クラスも39頭いてダービーまでに少なくとも1勝する馬は全体の55.68%になります。
関東馬、関西馬、地方馬と追加募集馬の成績も紹介します。
★2022年関東馬の成績(追加募集馬は除く)
頭数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
47 | 30 | 21 | 9 | 77 |
クラス | オープン | 1勝クラス | 未勝利 | 未出走 |
頭数 | 4 | 25 | 11 | 6 |
割合 | 8.51% | 53.19% | 23.40% | 12.77% |
関東馬は47頭中で30勝していて4頭がオープン馬となり1勝クラスの馬も含めると61.17%となっています。未出走馬が少し多くなっていますがあくまでダービーデーまでのデータですのでご了承ください。
★2022年関東馬の成績(追加募集馬は除く)
頭数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
37 | 23 | 26 | 17 | 83 |
クラス | オープン | 1勝クラス | 未勝利 | 未出走 |
頭数 | 5 | 13 | 18 | 1 |
割合 | 13.51% | 35.14% | 48.65% | 2.70% |
関西馬は37頭中5頭がオープン馬となり1勝クラスの馬も含めると48.65%となっています。未出走馬が1頭と少ないですが未勝利馬は18頭と多くなっています。関東と関西で傾向が違う事が分かります。これが関東関西の違いか年によって違ってくるのかは現状では不明です。
★2022年地方馬の成績
地方馬も中央馬と同じ枠組みで計算した方が分かりやすいという事で2勝以上していたらオープン扱いとしています。ご了承ください。
頭数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
4 | 3 | 2 | 4 | 7 |
クラス | オープン | 1勝クラス | 未勝利 | 未出走 |
頭数 | 1 | 1 | 2 | 0 |
割合 | 25.00% | 25.00% | 50.00% | 0.00% |
4頭と頭数が少ないのですが、2勝している馬が1頭で1勝している馬と併せて50%となります。未出走の馬はいません。
★追加募集馬の成績
この年の追加募集馬は診断、評価をしていませんので上記の数字には含まず別枠にしていますが、成績を紹介します。
頭数 | 1着 | 2着 | 3着 |
7 | 5 | 9 | 1 |
クラス | オープン | 1勝クラス | 未勝利 | 未出走 |
頭数 | 0 | 5 | 1 | 1 |
割合 | 0.00% | 71.43% | 14.29% | 14.29% |
この年の追加募集馬でオープン馬はいませんでしたが1勝クラスが5頭と71%強になっていて、追加募集馬の勝ち上がり率の高さを示しているのではないでしょうか。
全体の数字はこのような状況ですが、S評価をした馬たちの成績はどうだったのでしょうか。
2022年募集馬S評価馬のダービーデーまでの成績
いよいよS評価馬の成績がどうだったかを紹介します。
★S評価馬の成績
頭数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
16 | 10 | 6 | 10 | 31 |
クラス | オープン | 1勝クラス | 未勝利 | 未出走 |
頭数 | 3 | 5 | 7 | 1 |
割合 | 18.75% | 31.25% | 43.75% | 6.25% |
S評価にした馬は16頭でした。その中で10勝してオープンクラスが3頭となりました。
地方馬のS評価馬が2勝しているのでその馬もオープン扱いでの数字ですが、16頭中3頭ならまずまずではないでしょうか。1勝クラスも合わせると8頭となり全体の50%になります。未出走馬が1頭ですがこちらは引退してしまった馬となっています。S評価馬のそれぞれの成績は下記になります。
S評価馬16頭それぞれの成績
馬名 |
ジュビランス 牝 黒鹿毛 2021/01/15生 父:ロードカナロア 母:ジョプリン 関東 木村 厩舎 平地:未勝利(0-0-1-1) |
アルセナール 牝 鹿毛 2021/03/30生 父:エピファネイア 母:サンブルエミューズ 関東 木村 厩舎 平地:OP(1-1-0-1) |
グランルフレ(未出走引退) |
アルシミスト 牡 栗毛 2021/03/09生 父:オルフェーヴル 母:ミセスワタナベ 関東 木村 厩舎 平地:1勝クラス(1-1-0-2) |
リムショット 牡 鹿毛 2021/02/15生 父:*ヘニーヒューズ 母:ティンバレス 関東 中川 厩舎 平地:未勝利(0-0-0-1) |
アシセバイラ 牝 栗毛 2021/01/30生 父:*マインドユアビスケッツ 母:バイラオーラ 関東 辻 厩舎 平地:1勝クラス(1-0-0-4) |
フルリール 牝 鹿毛 2021/02/05生 父:ロードカナロア 母:エリティエール 関西 藤岡 厩舎 平地:未勝利(0-0-0-5) |
ファーヴェント 牡 黒鹿毛 2021/02/21生 父:ハーツクライ 母:トータルヒート 関西 藤原 厩舎 平地:1勝クラス(1-0-1-3) |
ルシフェル 牝 鹿毛 2021/04/08生 父:ハーツクライ 母:アルアリングスター 関西 斉藤崇 厩舎 平地:OP(2-1-0-2) |
ブラックルチル 牡 黒鹿毛 2021/02/13生 父:エピファネイア 母:サトノオニキス 関西 池江 厩舎 平地:未勝利(0-1-0-3) |
ナインストーンズ 牡 鹿毛 2021/03/29生 父:キズナ 母:シンハリーズ 関西 池添 厩舎 平地:未勝利(0-0-0-1) |
グレッソネイ 牡 鹿毛 2021/01/09生 父:モーリス 母:アドマイヤローザ 関西 高野 厩舎 平地:未勝利(0-0-1-3) |
コルレオニス 牡 鹿毛 2021/01/13生 父:レイデオロ 母:ヒストリックスター 関西 友道 厩舎 平地:1勝クラス(1-2-1-2) |
エルサビオ 牡 鹿毛 2021/04/01生 父:レイデオロ 母:ギーニョ 関西 中内田 厩舎 平地:1勝クラス(1-0-1-1) |
ラントリサント 牝 黒鹿毛 2021/03/21生 父:*ドレフォン 母:ローズノーブル 関西 吉岡 厩舎 平地:未勝利(0-0-3-2) |
コールブランド 騸 栗毛 2021/03/11生 父:レッドファルクス 母:ジルズパレス 地方 内田 厩舎 平地:3歳(2-0-2-1) |
ちなみにこの年愛馬となったのがS評価の中にいたアルシミストとA評価でしたが母馬優先があったバレルターンとなっていてどちらも1勝クラスですがしっかりと勝ち上がっています。
2022年募集馬のダービーデーまでの成績は以上となりますが、この数字を見ると物凄いとは言いませんがある程度の診断精度と評価ができたのではないかと思っています。
2022年募集馬達の競争生活はまだまだ続きますので今後S評価の馬たちが勝ち上がって活躍する事もあるでしょうし、それ以外の馬たちも勝ち上がる馬が出てくると思います。それでも先ずはダービーやオークスといった春のクラシックに出走を夢見ての出資という事もあると思いますし、私自身も同じ気持ちで出資していますので結果を調べてみました。2023年募集馬の新馬戦からクラシックへの道もスタートしますので、来年のこの時期には2023年募集馬の結果もお知らせしたいと思います。
そしてこの結果なら8月末から募集が始まる2024年募集馬の診断と評価も続けても良いのではないかと思っています。勿論精度を上げるべく努力もしたいと思います。
今後の愛馬選びの一助になってもらえれば幸いです。
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