先週の重賞回顧と穴馬推奨結果2021.10.18～秋華賞、アイルランドT府中牝馬S：たてログ競馬

先週の重賞回顧と穴馬推奨結果です。

重賞予想通算は96戦45勝。穴馬推奨は45頭推奨で9頭馬券になっています。

秋華賞
アイルランドT府中牝馬ステークス
穴馬推奨結果

秋華賞

ソダシが断然人気で、私の馬券もソダシ軸で、対抗にファインルージュ、単穴にエイシンヒテンという具合でした。

レースは大方の予想通りエイシンヒテンが逃げてソダシが続く展開。アカイトリノムスメ、アンドヴァラナウトは先行して、外目の中団から後ろにファインルージュが続く展開。エイシンヒテンが引き離しつつ逃げていましたが、直線手前で馬群が詰まってきて、直線でソダシが追い出してエイシンヒテンを交すと思いきや、、、、。ソダシは全く伸びず馬群に沈み、アンドヴァラナウト、アカイトリノムスメが抜け出して決まると思ったところに外からファインルージュが割って入ってゴール。1着アカイトリノムスメ、2着ファインルージュ、3着アンドヴァラナウトと続き、エイシンヒテンが逃げ粘って4着。ソダシは良いところなく10着大敗。レース後にゲートに激突して歯が折れていたとの情報もあり、吉田騎手も「いつもとは違った」と言っていました。

勝ったアカイトリノムスメは春の惜敗を晴らし、母子制覇という偉業を成し遂げ素晴らしいのは勿論ですが、ソダシの凡走は予想でしづらい部分なので、今回はそれで納得するしかないと思います。ブチコの牝系は気性的に危うい部分がある系統でメイケイエールもそれにあたります。気持ちの部分は走ってみないとわからないですし、今回は歯が折れて出血もしていたとのことでそれを加味して予想するのは困難ですし諦めるしかありませんが。気分屋としてはゴールドシップやオルフェーブルなどもそういう部分がある馬でしたし、遠い昔にバブルガムフェローという名馬が唯一惨敗したジャパンカップの時の岡部騎手のコメントが「絶対に距離じゃない。ただ、なぜか走らなかった」その後の回顧でも「なぜかあの時だけまったく走らなかった。原因がわからない」と言っていた事も思い出されます。競走馬は生き物なので、気持ちの部分は本当に難しいですし、ある程度加味して予想ができなくはないですが、今回そうなることは誰にも分らないですし、やっぱり競馬は難しいと思わせるレースでした。

1着から4着の馬とソダシのメンタル面が普通だったらならこの5頭は今後も目が離せない馬たちです。

アイルランドT府中牝馬ステークス

こちらはローザノアールが逃げてアンドラステ、スマートリアンが続く展開。先行勢としてはデゼルがいつもより前目で競馬を進めており、マジックキャッスルやドナアトラエンテなどの人気どころは中団、勝ったシャドウディーヴァは中団やや後方待機で直線を向きます。2番手のアンドラステが抜け出して、完全に勝ったと思ったと凝りにシャドウディーヴァが一完歩づつ詰めよって首差差し切ったところがゴール。3着は後方から鋭く伸びたマルターズサティオが入りました。人気どころでは1着のシャドウディーヴァ以外は着外となっており、特にマジックキャッスルの負け方が予想外で、、、、。

馬券は対抗指名馬が1着という残念な結果に、、、。シャドウディーヴァは福永騎手の道中の位置取り、冷静な追い出しの判断で待望の重賞初制覇となり、今後も期待ができそうです。