先週の重賞回顧2022.12.12~阪神JF、香港国際競争、カペラS、中日新聞杯:たてログ競馬

レース予想、レース回顧

土日で香港国際競争G1レース4つを含む7レースと賑やかな週末でしたが、7戦5勝と好調でした。予想通算は121戦45勝となっています。

阪神ジュベナイルフィリーズ2022

結果的には本命に指名した1番人気のリバティアイランドの力が1枚も2枚も抜けていたという事でしたし、力勝負の展開になったのも事実です。対抗に推したサンティ―テソーロが想定道理逃げましたが予想以上のハイペースとなり、単穴指名のキタウイングも内の好位にいましたが直線で両頭は下がっていきました。中段外目を追走したリバティアイランドが豪快に突き抜けての勝利。1頭だけ強い馬がいて力勝負になると得てして2着以下は紛れる場合が多く、2着には1戦1勝馬の12番人気のシンリョクカ、3着には10番人気のドゥアイズが入り1番人気が勝ったレースでしたが荒れた結果となりました。外枠の人気馬は全滅。スタートいまいちで位置取り悪かったと思いますが、3着馬は12番手から差してきているので枠だけではない部分が多かったのだと思います。あとは1400mまでの実績しかない馬たちも厳しいレースとなっています。勝ったリバティアイランドは春のクラシック戦線へ向けて視界良好といった所です。2着以下の馬はもう1度レースをすれば違った結果になったかもと思わせるレースでしたので、次戦以降の見極めは必要だと思います。馬券は本命の単複のみでしたが、自信を持っての本命指名でしたので満足です。

香港ヴァーズ2022

香港ヴァーズは日本勢でも勝負になるレースとは思っていましたが、ウインマリリンがレーン騎手の神騎乗で見事な差し切り。待望のG1制覇となりました。2着にはボタニク、3着には3連覇を狙ったグローリーヴェイズが入りました。馬券は本命に推したストーンエイジが5着でしたが、ウインマリリン、グローリーヴェイズのワイドのみ的中とトリガミでしたがそれでもウインマリリンの勝利が見られたので良かったと思います。ウインマリリンは半兄のイペルラーニオを1口持っていた事もありずっと気になっていた馬でした。まさか国際G1を勝つとはと驚いていますが、嬉しくもありました。

香港スプリント2022

スプリント路線は香港勢が強いというのは定説で今年も日本馬のメンバーを考えるとそうなるだろうとは思っていました。馬券も本命は実績最上位と思っていたウエリントンからいっていたので単複ゲット、さらに対抗指名が2着になった10番人気サイトサクセスが入ってくれたのでワイドも的中しました。しれっとルメール騎手と思っていたので会心の2着予想でした。惜しむらくは単穴指名も香港馬を指名できずナランフレグにいってしまった事が残念でした。日本勢ではメイケイエールが暴走気味のレースながらも5着と再先着。スプリント能力の高さを示しましたが、気性の部分ではやはり危ういですし、ムラがあるので日本に戻ってどういうレースをするのか狙いどころが難しいところです。スプリント路線の香港勢の強さは流石ですし、過去にこの壁を破った日本馬達は真のスプリンターといっても過言ではないのかもしれません。

香港マイル2022

サリオスの取り消しは残念でしたが、レースは本命に推した香港最強マイラーのゴールデンシックスティがどんな勝ち方をするのかだけを見ていましたが、、、。結果はクビ差の2着。1着はカリフォルニアスバングルが入りゴールデンシックスティーの強さにも陰りが見えてきている結果となりました。3着はオーストラリアの人気薄ローズオブインディショーズが入り日本馬はダノンスコーピオンが6着、シュネルマイスターは最下位9着と振るいませんでした。馬券はゴールデンシクスティーの複勝のみでトリガミでしたがゲット。シュネルマイスターがマイルのレースでここまで負けるのは意外でしたが今後の巻き返しに期待したいです。

香港カップ2022

香港カップは日本馬が5頭スタンバイという事で期待されましたが、ダノンザキッドの2着が最高着順。1着は地元の中距離路線の最強馬ロマンティックウォリアーが4馬身1/2差を付けて圧勝。ダノンザキッドは一時期の不振を払拭する2着。3着には地元の人気薄マネーキャッチャが入り3連複、3連単ともに荒れました。日本の人気馬は良いところなくといった感じでしたが、海外で勝つことの難しさを考えさせられる結果でもありますし、香港勢の力も見せつけられる結果でもありました。馬券は全くの撃沈でした。

カペラステークス2022

国内唯一のダート1200mの重賞カペラステークス。福永騎手が調教師転向発表後すぐの重賞でしたので、狙うしかないと思っていましたが、、、。本命に推したリメイクが福永騎手の見事な騎乗で豪快に突き抜けてくれました。ゴールでも福永騎手のガッツポーズと笑顔が弾けていて、本人も会心のレースだったのだと思います。馬券は対抗のリュウノユキナが3着でワイドもゲット。単穴オメガレインボーが差のない5着でしたのでパーフェクト的中は惜しい結果となりました。それにしても2月で引退というのが本当に惜しいと思わせる騎乗で、あと2ヶ月ちょっとまだまだ楽しませてほしいものです。

中日新聞杯2022

このレースは本命に推したプログノーシスがどんな末脚を使って勝つのかという事だけに注目していましたが、、、、。末脚はやはり一級品でしたが、道中の位置取りがあまりにも、、、。川田騎手がコロナの影響で騎乗できなかった事も今となっては、、、。それでも勝てると思っていたので、、、。末脚不発で負けたり、切れ負けしたのなら諦めもつきますが、破壊力はダントツだったので、、、、。勝ったキラーアビリティーは見事な復活勝利、2着マテンロウレオも惜しい2着でしたが両馬ともに重賞勝ち馬で今後の重賞戦線でも楽しみです。。アイコンテーラーは3番手から粘り切りで52キロを活かしたレースでした。アイコンテーラーは狙いどころが難しい馬ですが今後も穴をあけそうな気がいします。

改めて騎手って大事だなと改めて思わせるレースでした、、、。


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