たてログ競馬思い出の重賞2023.2.15~フェブラリーステークス、ダイヤモンドステークス、小倉大賞典、京都牝馬ステークス

思い出の名馬、レース

今週末はG1フェブラリーステークスを含めて土日で4重賞と盛りだくさんです。思い出のレースをそれぞれ紹介します。

思い出のフェブラリーステークス

中央競馬初のダートG1として歴史も刻んできており、G1開幕戦としても定着しています。そんなフェブラリーステークスですが、、、。思い出のレースは、、、。

2005年第22回フェブラリーステークス。勝ち馬はメイショウボーラー

今回はこのレースを紹介せざるを得ないと思います。福永祐一騎手が中央競馬での最後のG1レース騎乗となるのが今年のフェブラリーステークス。その福永祐一騎手を鞍上に敢然と逃げて勝利をおさめたのがメイショウボーラーでした。2,3歳時は芝中心に走り朝日杯2着などG1でも好走していましたが成績が頭打ちとなりダートに矛先を変えて当時ダートG3だったガーネットステークス、根岸ステークスを大楽勝の逃げ切りでダート適性の高さを見せつけての参戦でした。唯一の不安は距離ぐらいでしたのでその事も含めてどんなレースをするのかと楽しみにしていましたが、、、。レースは近2走同様ハイペース気味に逃げて後続を引き離しそのまま直線でも衰えることなく2着シーキングザダイヤ以下に1馬身1/4差を付けての完勝。ダートの新生誕生という感じの圧巻のレースでした。この時の迷いのない逃げは見てるものもスカッとさせましたし非常に印象に残ったレースとなりました。福永騎手昨年はカフェファラオでこのレースを完勝していて通算で2勝していますがどちらも思い出に残るレースです。今年はオーヴェルニュに騎乗予定ですが、馬場が渋れば面白い存在ですし、最後のG1でどんな騎乗を見せてくれるか楽しみです。メイショウボーラーが完勝したレースをご覧ください。

思い出のダイヤモンドステークス

ダイヤモンドステークスはこの時期の東京競馬場のマラソンレースとして定着していますが、思い出のレースは、、、。

2020年第70回ダイヤモンドステークス。勝ち馬はミライヘノツバサ

競馬に絶対はない、競馬は何があるかわからないというのは長年馬券を買っていてもずっとそう思っていますが、、、。このレースがまさにそんなレースでした。16頭立ての16番人気の馬がハナ差で勝ってしまうという、、、。単勝3万円を超える大が10個ぐらいついてもおかしくないこれぞ大穴。今馬柱を見てみると16番人気は流石に人気なさすぎな感じもしなくはないですが、かといって単勝を狙えたかというと、、、、。とにかく競馬に絶対はないし何があってもおかしくないと改めて気づかされるレースでした。そんな激走をご覧ください。

思い出の小倉大賞典

小倉大賞典は小倉記念と並び小倉芝2000mの重賞です。そんな小倉大賞典ですが思い出のレースは、、、。

2017年第51回小倉大賞典。勝ち馬はマルターズアポジー

マルターズアポジーは個性派の逃げ馬という印象で、重賞を3勝していますが全て逃げてしかも1番人気での勝利はないというなんとも狙いづらい逃げ馬でした。このレースでも4番人気でしたが先手を奪って2着ヒストリカル以下に2馬身差を付ける完勝。逃げ馬の面目躍如というレースでした。この馬とは馬券の相性がすこぶる悪く、勝たれてしまった重賞では見事に馬券はとれていません。それだけに覚えていますし、狙いどころが難しい馬だという印象も付いていました。勝つときはあっさりという感じでしたのでこういう馬の狙いどころをしっかりとできるようになればもっと馬券上手になれるのにとも思わせる馬でもありました。そんな個性派の逃げ馬が勝ったレースをご覧ください。

思い出の京都牝馬ステークス

京都牝馬ステークスは2月の古馬牝馬限定重賞として長年愛されているレースです。ここ2年は京都の改修で阪神開催ですがそれも今年の開催までで来年以降は京都に戻ります。そんな京都牝馬ステークスですが、、、。思い出のレースは、、。

1999年第34回京都牝馬ステークス。勝ち馬はマルカコマチ

マルカコマチは北橋修二厩舎の馬で主戦は福永祐一騎手でした。北橋修二調教師は福永騎手の父の事故後から祐一少年の父親代わりをずっとしていたという間柄で騎手になった後は所属として師弟関係でもありました。そんな北橋厩舎の期待馬マルカコマチの主戦が祐一騎手だったのですが、素質馬として期待されながらもなかなか結果が出せずにクラシックを終え、明け5歳(旧馬齢)のこのレースで待望の重賞初制覇となりました。福永騎手曰くワグネリアンでダービーを勝つ前まででレースで勝って泣いたのはこのレースだけと言っていて、弟子でもあり父親代わりでもあった北橋先生の期待にやっと応えられたという事で涙が溢れたという事だったと思います。レースも後方から上がり34.6を駆使して2着に1馬身1/4付けての差し切り。マルカコマチの末脚が炸裂したレースとなっています。そんなドラマが沢山ある福永騎手が中央競馬ではいよいよラストが近くなっていると思うとデビューから見ているものとしては感慨深いものがあります。最後まで無事にレースを終えてほしいものです。

4重賞ともいいレースを期待しています。


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