いよいよジャパンカップですが、土日でJC含めて3重賞あります。それぞれ思い出のレースを紹介します。
思い出のジャパンカップ
競馬を見始めた頃は日本馬が勝利することが珍しい時代でしたが今や日本馬優位というか外国馬の参戦も減っている状況となりました。そんなジャパンカップですが、思い出のレースは、、、。
1999年第19回ジャパンカップ。勝ち馬はスペシャルウィーク
スペシャルウィークは最強世代のダービー馬ですが、その最強世代には強力な外国産馬が2頭いました。エルコンドルパサーとグラスワンダーです。この当時はこの世代でどの馬が一番強いかという事が言われていましたが、スペシャルウィークはグラスワンダーには宝塚記念で完敗して秋は京都大賞典で大敗。もう終わったかと思わせましたが、天皇賞(秋)で復活の勝利を挙げてのJC参戦でした。エルコンドルパサーは3歳時にジャパンカップを勝利。その時の3着がスペシャルウィークでした。4歳になり海外でレースをして凱旋門賞では僅かさの2着となりましたがその時に1着馬モンジューがこのジャパンカップにも参戦という事で、スペシャルウィークとエルコンドルパサーの力関係を計る上でも盛り上がりを見せていました。今でこそ凱旋門賞とJCの馬場も含めた適正があまりにも違うという事は広まっていますが当時は凱旋門賞馬が出てくるだけで人気になっていました。ましてや日本のエルコンドルパサーを破った馬でしたのでこのJCでも1番人気。日本の総大将スペシャルウィークは2番人気でのレースとなりました。レースの結果はというと、、、。スペシャルウィークが自慢の末脚を爆発させて2着のインディジェナスに1馬身1/2を付けて圧勝。1番人気のモンジューは2着のインディジェナスからハナ、3/4馬身差の4着でした。当時の私はスペシャルウィークと3着のハイライズの馬券は持っていましたが、12番人気のインディジェナスとの馬券は持っておらず、、、、。現地で生観戦していたのですが、ハナ差でも明らかに負けていることは分かり、、、、。相当に悔しい思いをしたのと、インディジェナス?そんな馬出てたっけ?という感じで落胆したことを今でも覚えています。モンジューの4着は当時は凱旋門賞馬もそれほどでもないなと思った記憶がありますが、今考えると馬場適性や臨戦過程を考えると大健闘だったのではと思います。2着のインディジェナスについても血統を見直すと、、、、。父マルジュー、、、、??。どっかで聞いたような、、、。そうです。サトノクラウンの父です。サトノクラウンの日本での活躍や産駒がダービーを勝ったことを考えると今なら確実に押さえられたと思うわけです。23年経った今なら、、、、。(苦笑)振り返ってみてわかることですが、自分自身でも非常に面白かったです。現地で見たジャパンカップはこれが最後となっていたのですが、今年は入場券の抽選に当たれば観戦予定です。JC事態も楽しみですが愛馬が新馬戦で出走という偶然もあり、、、。そんなことも含めて思い出したのがこのレースでした。長く続けていると面白いのも競馬です。
思い出の京阪杯
京阪杯はその昔は芝1800mのレースでしたが、距離体系整備で今は芝1200mのスプリントレースとして定着しています。そんな京阪杯ですが、思い出のレースは、、、。
2011年第56回京阪杯。勝ち馬はロードカナロア
ロードカナロアは説明不要の名馬です。そのロードカナロアが3歳時に4連勝で重賞初制覇をしたのがこのレースでした。この時点で強さが際立っており、この後スプリント路線では敵なしになるだろうと感じるほどのレースでした。レース振りがそうで、先行して直線でも危なげなく2着グランプリエンゼルに1馬身1/2をつけての勝利。余裕のある勝ち方でしたし先々どれほど強くなるのかと思いました。その後はG1や重賞でも取りこぼしたレースが多く岩田康成騎手へ乗り替わってからが無双状態となり海外G1連覇を含めるG16勝で種牡馬としてもアーモンドアイ、サートゥルナーリアなどを輩出して押しも押されぬ名馬となっています。
思い出の京都2歳ステークス
現在の名称で重賞になってからはラジオN杯京都2歳ステークスの名称になってからは後のG1馬が誕生していませんが、それより前にはクラシック馬や後のG1馬が誕生しているレースでした。そんな京都2歳ステークスですが、思い出のレースは、、。
エピファネイアは菊花賞とJCに勝ち種牡馬としても牝馬3冠デアリングタクトや年度代表馬エフフォーリアなど活躍馬を輩出している名馬ですが、そのエピファネイアの勝ったこのレースを紹介します。新馬戦前はあまりのパワーにダート馬ではないかと思われていたエピファネイアでしたが、新馬戦をあっさり快勝して出走したのがこのレースでした。このレースでもスタートして2番手でレースを進めて4コーナーを3番手で回り直線で2着ダンツアトラスに1馬身3/4をつけての快勝。直線ではほぼ持ったままで上りも最速と圧巻の勝利でクラシックでの好走を予感させるレースとなりました。その後は激しすぎる気性と有り余るパワーのために春のクラシックでは苦杯を舐めましたが、菊花賞でG1制覇を成し遂げ次の年のJCでは先行して2着ジャスタウェイはじめジェンティルドンナ、ハープスターらを向こうに回して4馬身差の圧勝と怪物級を証明して見せました。
今年はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。
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