週末の重賞の思い出のレースを語る「思い出の重賞」のタイトルを「たてログ競馬思い出の重賞」に変更します。改めてよろしくお願いします。
今週末は新潟2歳ステークスとキーンランドカップが行われます。
まずは新潟2歳ステークスから
新潟2歳S
新潟2歳Sの歴史は古く1968年から当時は旧馬齢の3歳ステークスとして創設され、1984年のグレード制導入時にG3になりました。距離は1400mで長く行われていました(中山開催時は1200mの時もありました)が、2002年からは現在の芝外回り1600mでの開催として定着しています。このレースは良馬場で行われると上りタイムが非常に出やすいレースという印象もあります。のちのG1馬や重賞戦線でも活躍するような勝ち馬も出ています。
そんな新潟2歳ステークスの思い出のレースは
勝ち馬はハープスター
後の桜花賞馬にして3歳で凱旋門賞にも挑戦した名牝です。
ハープスターのレースはいつも派手なレースが多く、
特にこのレースと桜花賞は道中最後方から全馬を撫で斬るド派手な末脚を炸裂させています。
このレースの上がりタイムは32.5で今では同条件のレースやパンパンの良馬場でのドスローレースなどで見る事もありますが、当時としては破格の上りタイム。しかも2着は後の皐月賞馬であるイスラボニータ。
そのイスラボニータを直線だけで3馬身ちぎっての1着でしたので、翌年の牝馬クラシックはこの馬で決まり!と感じさせるレースでもありました。
とてつもない末脚をご覧ください↓
今年も来年のクラシックを意識させるような馬が出るのか楽しみですが、出来れば良馬場でのレースを見たいものです。
キーンランドカップ
サマースプリントシリーズの札幌重賞ですが、
2005年までは1000万下のハンデ戦でしたが2006年からG3に格上げされた比較的新しい重賞です。
思い出のレースは
2011年第6回キーンランドカップ
勝ち馬はカレンチャン
カレンチャンは説明不要かと思いますが、スプリントG12勝の名スプリンターにして名牝です。母としても現在スプリント路線で活躍中のカレンモエを出すなど牝系を残していくという意味でも非常に優秀な名馬です。
レースは16着と最下位に沈んだサープラスシンガーが逃げてその後ろの先行集団にカレンチャン、パドトロワ、シャウトラインが続く展開。4コーナーから抜群の手ごたえで先頭に立ち最後まで抜かせず1着。2着にはクビ差でビービーガルダン、3着にはさらにハナ差パドトロワが入りましたが着差以上に楽なレースに見えますし、カレンチャンの能力が1枚も2枚も抜けているように感じました。阪神牝馬S、函館スプリントSに続く重賞3連勝を飾ったレースで次走のスプリンターズSも制して重賞4連勝でのG1制覇とカレンチャンのレース人生の中では一番勢いに乗っている時期のレースだったのではないでしょうか。
うま娘のカレンチャンはコチラをご覧ください↓
ウマ娘のカレンチャン
今年もスプリントG1で活躍できそうな馬が勝つでしょうか楽しみです。
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