今週の思い出の重賞はG1マイルチャンピオンシップとG2になっている東京スポーツ杯2歳ステークスです。それぞれ紹介していきます。
思い出のマイルチャンピオンシップ
秋のマイル王決定戦として誰もが知っているG1で今年は久しぶりの京都開催で楽しみです。京都の直線で末脚を爆発させて勝利する馬も多いレースですが、思い出のレースは、、、。
1995年第15回マイルチャンピオンシップ。勝ち馬はトロットサンダー
トロットサンダーはこのレースと翌年の安田記念とマイルG12勝の名馬ですが、サンダーの名前通り目の覚めるような末脚でスカッと勝つ馬でした。このマイルチャンピオンシップを勝つまではそこまで注目されていませんでしたがこのレースの一つ前のオープン特別アイルランドトロフィー(現在の富士ステークスのような位置づけのレース)で東京マイルを突き抜けて圧勝しての参戦でした。それでも人気は4番人気での出走でしたがトロットサンダーは後方からレースを進めて4コーナーでは12番手。流石に後ろ過ぎると思っていたのですが、直線だけで他馬を撫で斬ってみせました。上りは1頭だけ34秒台の34.8で2着に2馬身2/1差をつけての完勝。まさにサンダー=雷鳴のような末脚でした。
思い出の東京スポーツ杯2歳ステークス
このレースは長らくG3でしたが、昔から豪華メンバーが揃い、ここを勝った馬からはG1馬が枚挙に暇がない名物レースで一昨年のイクイノックスが勝った年からG2に格上げされています。そんな東京スポーツ杯2歳ステークスですが、思い出のレースは、、、。
2001年第6回東京スポーツ杯2歳ステークス。勝ち馬はアドマイヤマックス
アドマイヤマックスのこのレースでの勝ち方は後のG1制覇を予感させる勝ち方でした。1番人気は逃げて圧勝してこのレースに挑んだローエングリンでしたが、逃げたローエングリンは13着に大敗。勝ったのがこのアドマイヤマックスでした。道中は10番手、11番手でレースを進めて直線末脚を爆発させて4番人気マチカネアカツキに2馬身1/2差をつけての完勝。余裕のある勝ち方でしたしクラシック制覇もと思わせる内容でした。アドマイヤマックスのその後はG1勝利は高松宮記念1つという事でここでの勝ち方を考えると物足りないものはありましたがそれでもしっかりとG1を制覇しています。レース映像がないのが残念ですがご了承ください。
今年はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。
Amazonのおすすめのスポーツグッズはこちらから
コメント