思い出の重賞2022.4.21~フローラステークス、マイラーズカップ、福島牝馬ステークス:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

思い出の重賞は今週末の3重賞。

フローラステークス

長らく4歳牝馬特別という名前のレースでしたが4歳牝馬特別というレース名称自体がいくつかあり、今のジュベナイルフィリーズにあたるレースが報知杯4歳牝馬特別でこのレースはサンスポ4歳牝馬特別という名称でした。2000年から現在のフローラステークとなっています。昔は桜花賞からこのレースを使ってオークスという馬も多く、桜花賞馬の出走も珍しくありませんでした。(今では考えられませんが)

そんなフローラステークスですが、思い出のレースは、、、。

1994年第24回4歳牝馬特別。勝ち馬はゴールデンジャック

ゴールデンジャックはアフリート産駒で道中後ろから鋭い末脚で突っ込んでくるのが印象的な馬で、北橋厩舎でしたが、当時若手の有望株だった四位洋文騎手のお手馬でもあり、四位騎手を全国区にした馬でもあります。報知杯4歳牝馬特別を勝って桜花賞に出走しましたが、オグリローマンの13着に敗れての出走でした。6番人気の評価ながら道中10番手位を進み、4コーナーでは7番手まで上がってきて直線では35.1の末脚で2番人気のメモリージャスパーをクビ差退けて勝っています。

その後はオークスでも距離不安と言われながら6番人気でチョウカイキャロルの2着と好走。重賞勝ちこそなかったものの重賞戦線を賑わして引退。子供からは重賞3勝のサイドワインダーをはじめ12頭で68勝をあげており母としても優秀な成績を収めています。

若かりし四位騎手(現調教師)のレースぶりをご覧ください。35:00あたりからレースが始まります。

マイラーズカップ

こちらも歴史のあるレースで。古くは冬の開催でしたが現在では安田記念へのステップレースとして定着しています。そんなマイラーズカップですが、思い出のレースは、、、。

1992年第23回マイラーズカップ。勝ち馬はダイタクヘリオス

ダイタクヘリオスはマイルCSの連覇を含めて重賞を7勝した名馬ですが、気分よく走って勝つときは派手にちぎって勝ち、負ける時はあっさり大敗といった気分屋の印象が強い馬でした。このレースも前年に続き連覇しているのですが、今回紹介するレースがダイタクヘリオスらしいレースでの勝利でした。斤量がなんと60キロでの出走。それでいて5馬身ちぎっての圧勝という内容でしたので強いの一言です。気分よくレースをすると驚くべき力を発揮する気分屋の新骨頂ともいえるレースだったと思います。相手が弱かったかというとそうでもなく、1番人気はマイルG1を勝っている名牝ダイイチルビーでしたのでレースレベルも低くはなかったと思います。父ビゼンニシキの最高傑作だったと思いますが、種牡馬としては目立った成績を出せずに血が途絶えてしまったのは残念です。そんなハマると滅法強いダイタクヘリオスのレースをご覧ください。

福島牝馬ステークス

2004年から牝馬重賞の整備の一環として重賞として創設され、2006年にビクトリアマイルが創設されてからはトライアルレースとして定着しています。そんな福島牝馬ステークスですが、思い出のレースは、、。

2010年第7回福島牝馬ステークス。勝ち馬はレジネッタ

レジネッタというと小牧太騎手に待望のG1制覇をもたらした馬として覚えている人も多いと思います。

そんなレジネッタでしたがその桜花賞勝利後は勝利から遠ざかっており、桜花賞はたまたまだったというように言う人もいる状況になっていました。このレースに関してはレース内容というよりもそんなレジネッタが久しぶりに重賞を勝ったという事で話題にもなりましたしそれもあって思い出としても残っています。G1を勝ってからその後重賞も含めて1勝もできずに引退する馬も珍しくはないと思いますが、昨年はダービー馬マカヒキが5年振りに重賞を勝って話題になりました。レジネッタもそれと似ていて桜花賞以来17戦ぶりの勝利となったわけです。そんなレジネッタの復活劇をご覧ください。

今年はそれぞれどんなレースになるのか楽しみです。



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