今週の愛馬情報2021.2.18

一口馬主、愛馬情報、キャロットクラブ

プロスペリティ―

  • 21/2/14  引退
  • 「ここ2戦は気持ちに余裕を持たせることでいい部分を引き出せればと考えて中距離戦を使いましたが結果は芳しくなかったので、検討し直して今回は現級で一番見どころがあった1200m戦へ向かわせていただきました。これまでブリンカーやパシュファイヤーを試しましたが、視界を遮ることで却って用心深くなってしまっていることも考えられたので、そういった類の矯正馬具は敢えて使用せず、フラットに近い形でトライしてみたんです。ポジションは想定していたとおり後ろにはなりましたけれど、鞍上が程よく促しつつも脚を溜めるように運んでくれました。前が飛ばして前半の入りが結構速かったのでハマってくれないかと思ったのですが、ジリジリと脚を使うまでにとどまりましたね…。時計が1秒ほど遅い決着だと出番があるのかもしれませんが、それだとおそらく前半の入りもそこまで速くなく、後ろから勝負する身としては辛くなっていたのでしょうし、いずれにせよ難しかったのかもしれません。途中からではありましたが御縁をいただき、何とかこの馬の良さを引き出して出資いただいている会員の皆様に喜んでいただければと考えながら日々接してきたのですが、思うような結果を出すことができず誠に申し訳ございません」(和田雄師)2歳の春に入厩できたほど順調に調整が進み、その後の乗り込みも問題なく行え、8月の新潟の地でデビューしました。しかも、いきなり勝利を挙げ、今後がとても楽しみになる走りを披露してくれました。しかし、以後はしばらく苦戦を強いられることになり、試行錯誤しながらレースへ向かっていくなかで1200m戦へシフトしてみたところ、ようやく見どころある走りができましたので、これをキッカケにできればと思っていたのですが、長くは続かず再び苦しい状況になってきました。変化を求められればと思い手塚貴久厩舎から心機一転して和田雄二厩舎へ環境を変えてみましたが思うような変化は見られず、好走歴のある1200m戦へ再び戻してみたものの好成績を残すことはできませんでした。着差はさほどないのかもしれませんが、今回は前半の入りが速く、後方に位置する馬にとって出番があってもいいと思える展開になったにもかかわらずジリジリと脚を使うにとどまりました。現状だと今回以上に要素が揃わない限り巻き返しは難しいと言わざるを得ませんので、和田雄二調教師と相談した結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

最後のレースも見せ場はそれほどなく、クラブの引退規定より1年早い引退となりました。新馬勝ちをもたらしてくれて、その後を期待したのですが、思うようにいかず残念ながらと言ったところでしょうか。繁殖に上がれればいいのですがそのあたりはわからないので今のところなんとも言えません。まずはお疲れ様でした。関係者の皆様ありがとうございました。

ヴェルナー

  • 21/2/16  NFしがらき
  • 坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は14-14以外にも17-14を取り入れて坂路入りの回数を増やしています。だいぶ体力も回復してきて状態は上がってきていますので、この感じならそろそろ移動の話をしていってもいいかもしれません」(NFしがらき担当者)

やっと移動の話が出てきました。順調にいってくれれば3月の復帰戦もあるかもしれないので楽しみです。成長した姿を見たいものです。

フォースクエア

  • 21/2/15  NF早来
  • 坂路でハロン16秒のキャンターを順調にこなすことができていましたが、この中間、左飛節後腫を幾分大きく見せるようになっているため、トレッドミルでのキャンターなど軽めの調整に留めています。左飛節に痛みはなく、歩様も特段目立つものではありませんが、負荷が掛かり過ぎて馬が気にするようになってはいけませんので、定期的に獣医師のチェックを取り入れつつ慎重に進めていきたいと考えています。

名前が決まりました。私の考えたものではありませんでしたが、「Foursquare(英語) 確固とした勝利への意志。母名より連想」という事で非常に良い名前で響きも良いです。左飛節後腫を大きく見せるとのことでちょっと心配ですが順調にいってほしいものです。

*この文章はキャロットクラブ様の許可をいただいて掲載しています。

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