今週の思い出の重賞はクイーンステークスです。
夏の札幌の牝馬重賞として定着していますが、
私が競馬を始めたころは秋のエリザベス女王杯のトライアルとして秋の中山で行われていたイメージがありました。その後秋華賞が創設されて3歳上のレースとして秋華賞トライアルの時期を経て、牝馬重賞の体系充実で夏の札幌での開催になり今に至っているという事です。
エリザベス女王杯、秋華賞のトライアルの時期は後のG1馬が勝ち馬として名を連ねていて、夏の札幌開催となってからもG1馬が強い勝ち方をする年もあったりしますが、G1でも上位に来るような馬が出走した時とそうでない時では傾向が違ってきている気もします。
そんなクイーンステークスですが、思い出のレースは、
2017年第65回クイーンステークス。勝ち馬はアエロリットです。
アエロリットというと、NHKマイルカップを勝ちその後もこのクイーンステークスや毎日王冠を勝ち、牡馬混合のG1でも力負けをしない牝馬でした。
このクイーンステークスはNHKマイルカップを勝ってから休養明けのレースでしたが、スタートから逃げて直線でも後続を突き放して2馬身1/2を付けてゴール。時計も1分45秒7と非常に速い時計で、アエロリットの勝利レースの中でも一番強い勝ち方をしたレースではないでしょうか。
今年は函館開催という事もあり時計は早くないですが、後にG1でも活躍してくれるような馬が強い勝ち方をするのか、それとも伏兵が勝つのかどうなるか気になります。ですが、強い馬が強い勝ち方をする重賞というのもいいものです。そんなレースがアエロリットが勝ったこのクイーンステークスでした。
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