先週の重賞回顧ですが、まず、海外競馬、香港国際競争の香港スプリントでショッキングな事故がありました。巻き込まれてしまった馬の中には残念な結果になってしまった馬もいるようです。騎手の方々も骨折など怪我をしてしまっているようですが、命にかかわる怪我ではないという事で不謹慎かもしれませんが少しホッとしています。競馬を長く見ているとこのような事故を見ることはありますが、その度に馬も騎手も命がけのスポーツだと思いますし、そんな中で感動を与えてくれている馬や騎手の方々には本当に尊敬の念を抱きます。残念な結果になってしまった馬には安らかにという言葉しかありません。怪我をした馬、騎手の方がには一日も早い回復をお祈りしています。
勝手に予想2021年通算は124戦58勝。穴馬推奨は71頭中16頭です。
それでは、重賞回顧です。本当であれば17番人気を本命に推して、2着激走でワイドと複勝で3,3000円強の配当があった中日新聞杯から回顧したいところですが、そこは我慢してG1から回顧していきます(苦笑)
阪神ジュベナイルフィリーズ
素質馬が多数出走してきており混戦必至と思っていましたが、スタート直後に本命に推していたナミュールが痛恨の出遅れ。トーホーラビアンが逃げてウォーターナビレラと続く展開と思われましたが、外からダークペイジが主張して逃げます。ダークペイジ、トーホーアランが少しはなして1番手2番手。 ウォーターナビレラ が少し離れた3番手でその後ろは団子状態になります。そのまま直線に向きますが、 ウォーターナビレラ が早々に抜け出しにかかります、外からベルクタスが一瞬伸びかけますが、 ウォーターナビレラ が下がらずののまま押し切るかに思われたところに外からサークルオブライフ、内からラブリイユアアイズがウォーターナビレラを交して1着2着。ウォーターナビレラが3着。出遅れて道中後方からインをついたナミュールがようやく4着となっています。
勝ったサークルオブライフは追ってバテないしっかりとした足取りできっちりと差し切っていますし、距離が伸びても全く問題なさそうなので、桜花賞をクリアできたら3冠も視野に入ってくるかもしれません。2着のラブリイユアアイズも一瞬勝ったかに思われましたが、決め手勝負で惜しくもという結果。次走以降も楽しみです。3着のウォーターナビレラは早めに先頭に立ってしまった事もあり後一歩でした。G1ではワンパンチ足らない馬なのかもしれません。惜しかったのは4着のナミュールです。出遅れが無ければもっと際どいレースができたでしょうから、次走の走りに注目です。
馬券は対抗のサークルオブライフが頭だったために紐も含めて撃沈でした。
香港カップ
続いて香港国際競争の4G1を回顧していきます。
香港カップから。
ラヴズオンリユーの引退レースでもありました。
レースは最後外からヒシイグアスがまくって先頭に立ったところを内目を先行していたラヴズオンリーユーがゴール手前でしぶとくも力強く伸びて短アタマ出たところがゴールでした。
ラヴズオンリーユーの勝負強さには感服しますし、年間で海外G13勝は素晴らしい成績ですし、繁殖として楽しみになりました。本命に推したヒシイグアスはあと一歩でしたが、来年につながるレースになりましたし今後が楽しみです。それにしてもモレイラ騎手の上手さも際立ったレースでもありました。馬券はラヴズオンリーユーとヒシイグアスのワイドとヒシイグアスの複勝なので見事なトリガミでした(苦笑)海外競馬は不確定要素も多いので買えるだけで幸せですし、トリガミでも十分です(苦笑)
香港マイル
香港マイルは香港の英雄にして15連勝中だったゴールデンシックスティがどんなレースをするのかとこの馬に日本馬がどう挑むかが注目でしたが、終わってみればゴールデンシックスティの強さが際立ったレースでした。サリオスも逃げての3着は立派ですが、力が1枚、2枚上のように感じました。グランアレグリアと勝負したら面白いレースになったと思います(残念ながらもう叶いませんが、、。)馬券ですが、本命に推していたダノンキングリーの凡走は少し意外ですし残念でした。インディチャンプも直前での騎手の乗り替わりなどもあり不完全燃焼だったかもしれませんが、種牡馬にはなると思いますので次のステップでの活躍を期待しています。
香港ヴァーズ
能力的にはグローリーヴェイズとパイルドライヴァーが抜けていると思っていましたので、結果も含めて納得です。それにしてもグローリーヴェイズは余程香港が合うのか、モレイラ騎手と相性も良いのか、香港での走りは日本でのそれとは全く違う走りです。昔もエイシンプレストンが香港ではG1を3勝しているのですが、日本のG1は2歳時の朝日杯のみで古馬になってからは日本のG1は勝ってなかったケースがありますが、グローリーヴェイズはそれに近いものがる気がします。それにしても素晴らしいレースでした。
香港スプリント
香港スプリントですが、アクシデントもあり回顧も含めてあまり書きません。ただ、アクシデントに巻き込まれながらも2着にきたレシステンシアの走りには感服しますし、同じキャロットクラブの1口馬主(レシステンシアには出資していませんが)としても誇りに思います。
中日新聞杯
今回一番回顧したかったのはこのレースです。
17番人気だったアフリカンゴールドを本命に推していたので、ドキドキしながら見ていました。
レースは予想通りショウナンパルディーが逃げてくれました。アフリカンゴールドも推して番手を確保。良い感じで直線に向きました。直線ではまさにこれぞ「行った行った」の競馬となり、そのままの1,2着になってくれました。本命対抗で2着1着でしたのでワイドと複勝で3,3000円越えの配当となりました。もう1頭のマイネルファンロンも積極的なレースでしたが直線では失速してしまいましたが、予想スタイルを1重賞で3頭推奨、馬券は単複とワイド中心の勝負にしてから一番の配当になりました。今までのスピード指数を中心にした予想では絶対に本命にできなかった馬ですからそういう意味でも新たなスタイルが固まりつつあるとも感じています。
カペラステークス
モズスーパーフレアが予想通り逃げる展開。からむ馬もおらずそのまま直線へ。直線に向いて2番手のダンシングプリンスが早々にモズを捕まえて力強く先頭に立ちそのまま押し切って重賞初制覇。2着にこれも先行勢のリュウノユキナ、3着は内をするする伸びてきたオメガレインボーが入りました。オメガは岩田騎手らしい騎乗での伸びで、距離が短いと思われていましたが今後のレース選択に幅が出たのではないでしょうか。
馬券は対抗に推したリュウノユキナのみしか来ておらず撃沈でした。
穴馬推奨結果
穴馬推奨は不調でした。
土曜阪神12R
⑨スズカサウスソング→7番人気8着
日曜
中山9R
④マイネルタイムリー→8番人気8着
中京7R
⑭ホイッスルボイス→16番人気14着
中京12R
⑫ダノングレーター→10番人気5着
なかなか結果が出ませんでしたがこちらもめげずに推奨していきます。
海外含めて7重賞と盛りだくさんの週末でしたが、事故などもあり後味は少し悪いです。事故はつきものといってもやはり事故のないレースを見たいものです。
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