思い出の重賞2022.6.28~ラジオNIKKEI賞、CBC賞:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

今週の思い出の重賞はラジオNIKKEI賞とCBC賞です。

ラジオNIKKEI賞

古くは日本たんぱ賞と言っており、ダービー後の3歳限定レースとして伝説の名馬マルゼンスキーがクラシックに出られずにここに出てきて圧勝したレースとしておなじみので、その後ラジオたんぱ賞というネーミングになり、2006年からラジオNIKKEI賞となって現在に至っています。

そんなラジオNIKKEI賞ですが、思い出のレースは、、、、。

1998年第48回ラジオたんぱ賞。勝ち馬はビワタケヒデ

ビワタケヒデというと、半兄に菊花賞、天皇賞、宝塚記念を制したビワハヤヒデ、全兄に3冠馬ナリタブライアンという名馬の弟でした。生まれた時から注目を浴びていましたが、クラシックには間に合わず若葉ステークス3着後に自己条件を2着、1着した後に出走したのがこのレースでした。1番人気は後に高松宮記念で2着になるディヴァインライト、2番人気はこちらも後に大阪杯、鳴尾記念を勝つメイショウオウドウと骨っぽいメンバーの中4番人気という評価でした。レースは道中中段を進んで4コーナー5番手から直線外を進んで先頭に立ちます、更に外から伸びてくる2番人気メイショウオウドウの追撃を凌いでの勝利となりました。これで3兄弟重賞制覇となったわけですが、当時の勢いのある血統の力を見せつけられたレースとなりました。この後は続く小倉記念で3着と健闘も脚部不安で引退。ナリタブライアンの全弟という血統を買われて種牡馬になりましたが、活躍馬を出すことなく種牡馬も引退という事になりました。ビワハヤヒデも種牡馬としてぱっとせず、ナリタブライアンは早逝してしまったのでパシフィカスの血が途絶えてしまい残念だと思っていましたが、母パシフィカスの半妹キャットクイルがファレノプシスや現在種牡馬として活躍中のキズナを出しており父系も母型も繋げています。

そんなビワタケヒデの唯一の重賞制覇にして3兄弟重賞勝ちとなったレースをご覧ください。

CBC賞

大昔は芝1800mで行われていた事のある伝統のレースですが、現在は芝1200mでサマースプリントシリーズの第2戦目として定着しています。そんなCBC賞ですが、思い出のレースは、、、。

2021年第57回CBC賞。勝ち馬はファストフォース

思い出と言っていて「去年のレースかよっ」と突っ込みが来そうですが、そうです昨年のレースが思い出となっています。というのも、本命に指名した馬がしっかりと勝ってくれたからです。8番人気での指名でしたのでしてやったりでしたし、負かした馬ピクシーナイトがその後スプリンターズステークスを圧勝しますので価値ある勝利だったと思います。レースは勝ったファストフォースが持ち前のスピードを生かして果敢に逃げての勝利でしたので予想した方としてもスカッとするレースでした。8番人気だったので単勝がもう少しつくと思っていましたがそこまでつかなかったのが残念でしたが、人気薄の逃げ馬がくるという競馬あるあるのレースでもありました。この後も北九州記念で2着、京阪杯でも3着と逃げてもバテない強さを持っていますが、ピンかパーかの感じもあり、いつもハラハラさせられる馬でもあります。今年も出走してきそうなので相手関係も含めてしっかり検討したいと思います。そんなファストフォースの重賞初制覇をご覧ください。

今年もどんなレースになるのか楽しみです。



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