たてログ競馬:思い出の重賞2023.6.27~ラジオNIKKEI賞、CBC賞

思い出の名馬、レース

宝塚記念も終わり競馬も1年の折り返しとともに夏競馬に突入します。今週末は2重賞の思い出のレースをそれぞれ紹介します。

思い出のラジオNIKKEI賞

その昔私の世代ではラジオたんぱ賞として親しまれていて、ダービーが終わりダービーに出走できなかった馬やダービーで負けた馬たちが出走するレースとして定着しています。そんなラジオNIKKEI賞ですが、思い出のレースは、、、。

1994年第43回ラジオたんぱ賞。勝ち馬はヤシマソブリン

ヤシマソブリンはミルジョージ産駒の実力馬で同世代には3冠馬ナリタブライアンがいました。春のクラシック二冠では皐月賞はトライアルで権利が取れず不出走となり当時のダービートライアルNHK杯(現在はNHKマイルカップになっています)で2着になりダービーに出走。ダービーでも10番人気ながらナリタブライアンの3着に入る力を見せていました。そのダービーの3着の後に出走してきたのがこのレースでした。ダービーで3着でしたので1番人気かと思いきや、、、。1番人気は超良血マル外のタイキブリザードに譲り、2番人気も後に天皇賞(秋)を勝つオフサイドトラップという事で、ヤシマソブリンは続く3番人気の評価でした。レースは2番手につけたタイキブリザードを見るような位置の6番手位でレースを進めて直線では先に抜け出したタイキブリザードを1/2馬身差し切って堂々の1着ゴールとなりました。オフサイドトラップはヤシマソブリンと同じような位置にいましたが伸びきれずに4着に敗れています。ヤシマソブリンのレースぶりは負かした相手も含めて強くこのレースの後は秋に備えますが、菊花賞トライアルを使わず10月の福島民報杯を勝って菊花賞に挑みましたが、、、。菊花賞は2番人気の評価でしたが、相手が悪すぎました。ナリタブライアンの3冠制覇の前に7馬身差の2着に敗れますが、実力は見せたのではないでしょうか。同世代に圧倒的な存在の3冠馬がいたという事が不運だったと思います。例年の菊花賞なら勝っていたかもと思わせるような走りではありました。その後はオープン特別を勝利するぐらいの活躍しか見せられませんでしたが、NHK杯から菊花賞までがヤシマソブリンにとって一番の成長期でありその中でもこのラジオたんぱ賞は強さが際立ったレースだったと思います。ナリタブライアンの3冠のレースを見返すときにも必ず出てきますし、ラジオNIKKEI賞の時期が来ると思い出す馬でもあります。

レース映像がないのが残念ですがご了承ください。

思い出のCBC賞

CBC賞は1965年から開催されている歴史の深いレースです。ただ、距離や開催時期などはかなり変遷していて1800mで行われていたこともありました。この時期のこの距離になったのは2012年からですがここ2年は京都競馬場の改修にともない阪神や小倉で開催されていましたが今年は3年ぶりに元々の中京開催となります。そんなCBC賞ですが思い出のレースは、、、。

2021年第57回CBC賞。勝ち馬はファストフォース

ファストフォースは先の高松宮記念を制覇してG1馬になり先日引退して種牡馬になった名馬ですが、そのファストフォースの初重賞制覇がこのレースでした。私としては本命に推して馬券も取ったので余計に思い出深いレースになっています。ファストフォースのこのレースでの人気は8番人気という評価でしたので馬券としては会心の馬券でした。しかも負かした相手が後にスプリンターズステークスを圧勝するピクシーナイトという事を考えると強い内容だったと思います。ファストフォースは完全に逃げてこその馬でピンかパーかという馬だったと思います。そんなピンかパーでハマったのがこのレースでした。ただそのあとが面白くて逃げて結果がでなくなり脚質転換を図りつつレースをつかっていって最後の高松宮記念では先行抜け出して勝利しています。私としてもこのレースの後も追いかけていた馬で何度か本命にもしていましたし脚質転換をしている事も分かっていましたが最後の高松宮記念で重い印を打てなかったことが悔やまれます。そういう意味でも思い出深い馬となっています。そんなファストフォースのレースをご覧ください。

週末はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。


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