思い出の重賞2022.10.12~秋華賞、アイルランド府中牝馬S:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

今週は3歳牝馬3冠の最終戦秋華賞とエリザベス女王杯のステップレースの古馬牝馬重賞のアイルランド府中牝馬ステークスです。それぞれの思い出のレースを紹介します。

思い出の秋華賞

秋華賞は3歳牝馬クラシックレースではありませんが、エリザベス女王杯が古馬牝馬に解放され3歳牝馬の3冠レースの最終戦として定着しています。第1回目から見ていますが、思い出のレースは、、、、。

2003年第8回秋華賞。勝ち馬はスティルインラヴ

スティルインラヴは秋華賞創設後の最初の牝馬3冠馬となった馬です。戦績をよく見てみると面白いのですが、牝馬3冠レース全て勝ったにも関わらず、人気は全て2番人気での勝利でした。同世代に後にエリザベス女王杯を連覇してドゥラメンテの母としても知られるアドマイヤグルーヴがいたからです。春は桜花賞、オーククスともにアドマイヤグルーヴが1番人気でしたが、スティルインラヴが勝っています。当然秋の秋華賞では1番人気になると思いきや、前哨戦のローズステークスでスティルインラヴがまさかの5着。勝ったのはアドマイヤグルーヴという事で、この秋華賞でも2番人気に甘んじてレースに挑みます。レースは1番人気のアドマイヤグルーヴが相手は1頭と言わんばかりにスティルインラヴを前に見る形で進んで直線に向きます。アドマイヤグルーヴの武豊騎手としてはあとは差し切るだけというレースでしたが、先に抜け出しを図ってたスティルインラヴがアドマイヤグルーヴを3/4馬身振り切って3冠達成。2着はアドマイヤグルーヴでしたが3,4着との着差はクビ、ハナという接戦でした。これで秋華賞創設後初の牝馬3冠となったわけですが、続くエリザベス女王杯でスティルインラヴがようやく1番人気となります。アドマイヤグルーヴが2番人気でしたが、結果は、、、、。アドマイヤグルーヴがスティルインラヴを破って雪辱するする事になります。アドマイヤグルーヴも次の年のエリザベス女王杯を勝って連覇するのですが、この時も2番人気という事で、スティルインラヴと共に1番人気でG1制覇をしていない馬となっています。スティルインラヴはこの後は成績が急降下してしまい、次年の府中牝馬ステークスで3着になるのがやっとで、さらに次の年まで走りましたが引退。産駒に期待がかかりましたが、1頭の産駒を残したのみで早逝してしまうという残念な状況になってしまいました。それでもこの秋華賞までは勝負強さが際立っており、早逝せずに産駒があと何頭か出ていればと思わずにはいられません。そんな強かったスティルインラヴのレースをご覧ください。

思い出のアイルランド府中牝馬ステークス

アイルランド府中牝馬ステークスですが、その昔は府中牝馬ステークスとアイルランドトロフィーと別々のレースでした。名称が変わって6回目となりますが、「府中の1800m展開要らず」と言う通り当時から名だたる名馬、G1馬が勝つレースとして定着しています。そんな府中牝馬ステークスですが、思い出のレースは、、、。

2020年第68回アイルランド府中牝馬ステークス。勝ち馬はサラキア

一昨年のレースですが、何故思い出かというとさっきも言いましたが、府中牝馬ステークスは名だたる名馬、G1馬が勝っているレースですが、このレースの勝利をきっかけにその後G1制覇やG1で好走する馬も多く出ています。古くはこのレースの後にエリザベス女王杯を勝つサクラキャンドルやエリザベス女王杯で連続2着になるオースミハルカ、ヴィクトリアマイルで3着になるマイネイザベルなどもそうです。サラキアはこのレースで8頭立ての7番人気と低評価でしたが、それを覆す末脚を炸裂させて3馬身差の圧勝。負かした馬は本格化前とはいえ実績上位だったラヴズオンリーユーやシゲルピンクダイヤ、次の年にこのレースを勝つことになるシャドーディーヴァでした。3馬身差突き抜けたわけですから強いの一言で、このレースで覚醒したのかこの後エリザベス女王杯で2着。さらに有馬記念でも牡馬相手に2着となりこの勝利がフロック出なかったことを証明しています。そんな勝ち方でしたので思い出に残っているのですが、さらに思い出になっている原因は私自身の予想がダメダメだったためにより思い出に刻まれています。このブログを始めたての頃の予想で、それまでの予想だったのですが、このレースの予想は今見ても笑える予想でした。8頭立てで唯一印を付けなかったのが勝ったサラキアで、本命に指名した馬が最下位の8着になるという逆神的な予想を披露していまい、トホホとなった事を昨日のように思い出します。そんな事もあり、このサラキアが勝ったレースが強烈に印象に残っています。そんなサラキアが突き抜けたレースをご覧ください。

秋華賞では牝馬3冠がかかった馬とここで紹介したサラキアの妹が走ります。府中牝馬ステークスでは強いG1馬や昨年の覇者が出走します。それぞれどんなレースになるか楽しみです。



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