たてログ競馬：先週の重賞回顧2024.3.18～阪神大賞典、スプリングステークス、フラワーカップ、ファルコンステークス

先週の4重賞の回顧です。4戦3勝と好調でした。予想通算は30戦19勝と勝率6割3分と良い感じで来ています。それぞれ回顧していきます。

阪神大賞典2024回顧
スプリングステークス2024回顧
フラワーカップ2024回顧
ファルコンステークス2024回顧

阪神大賞典2024回顧

雨が降るとは全く想定しておらず、馬場も悪化したのでどうかと思いましたが、、、。心配は稀有に終りました。本命に指名したテーオーロイヤルはまさに横綱相撲の内容での完勝。鞍上も自信を持って乗っていて安心して観ていられました。内枠での立ち回りがどうかだけと思っていましたが、道中は終始外にいるディープボンドに蓋をされていましたが慌てることなく動じずにじっとしていて直線に向くまでほぼ何もせず動かったのも良かったと思います。以前岩田康誠騎手が長距離レースでのコツはと聞かれ「道中何もしないこと」と言っていましたが、まさにこのレースがそれだったと思います。直線に向くまで好位でいい意味で何もしない事で余裕も生まれて直線に向いた段階であとは進路が開くのを待って進路が開いたら追い出すという事だけでした。先行して尚且つ5馬身差の勝利でしたので次走の天皇賞が俄然楽しみになりました。鞍上も菱田騎手というのも良いですし、このコンビでのG1制覇を見てみたいと思います。2着には6番人気のワープスピードが入りました。長距離レースでの川田騎手はそれ以外のレースよりも割引傾向だと思っていましたが、今回は流石のレースぶりでした。馬自体も力を付けているのでしょうが、ドレフォン産駒で長距離適性があるという事も驚きますが、今後も面白い存在です。3着ブローザホーンは初の3000mのレースでしたが3着という事でまずまずだったのではないでしょうか。馬場が渋ったのも味方したのかもしれませんが、次走が天皇賞ならば良馬場の場合の高速決着時にどういう走りをするのか楽しみです。6着に終わったサヴォーナは案外な着順でしたが、現4歳世代の状況を考えると現状の実力なのかもしれませんが次走人気が下がるようなら面白いかもしれません。人気どころではディープボンド、シルヴァーソニックはこのレースの7歳以上の馬は来ないという傾向がドはまりしているのかもしれませんが天皇賞であればまた状況が変わる可能性もありますので注意が必要でしょうか。馬券は単複、馬連としっかりと的中となりました。

スプリングステークス2024回顧

こちらも本命に推したシックスペンスが超スローの流れを3番手でしっかりと折り合って直線抜け出すと33.3の上りで3馬身1/2離しての圧勝でした。逃げた9番人気のアレグロブリランテが入り10頭立てながら馬連は中荒れとなりました。シックスペンスの単複と馬連を押さえていましたので美味しい馬券が取れました。このペースでのレースでしたので後ろから行った馬たちには出番はなくレースレベル自体も疑問符がつきますが、勝ったシックスペンスは超スローペースを3番手でもしっかりと折り合っていたのでこの部分は今後距離が伸びて行っても良い材料だと思います。それ以外の馬たちはペースによって着順も違ってくるのではと思わせました。それでもステップレースだったのでこういう展開も予想でき、人気薄が2着に来てくれたことは美味しかったと思います。

フラワーカップ2024回顧

本命に推したエルフストラックが逃げてくれれば面白いと思っていましたが、、、、。しっかりと逃げてくれましたので悔いはありませんが、、、。着差が着差だけに、、、。惜しいレースとなりました。

それ以外に推奨した馬たちがそれ程でもなかったので馬券的にはさっぱりとなりましたが、ミアネーロはこの条件が合いそうな馬でしたし前走は距離が短かったのか新馬勝ちした距離でしっかりと結果を残しました。2着ホーエリートは来ても3着と見立てていただけに驚きましたがこの条件は合うのだと思います。クラッシックへ向けてはそれほどインパクトのあるレースではなかったように思いますが、この距離で結果を残した馬たちでなのでオークスでは面白い存在になるかもしれません。

ファルコンステークス2024回顧

ファルコンステークスは逃げたオーキッドロマンスが2着に粘るなか14番手から豪快に差し切ったのがダノンマッキンリーでした。近走の不振が嘘のようなレースぶりでの勝利でした。馬連の紐では買っていたのですが、本命に推したソンシが前目でレースを進めましたが直線では追い出すまでに少し窮屈になり追い出した時には勝負は決していましたので、、、、。馬券としては複勝のみ的中で残念な結果となりました。勝ったダノンマッキンリーですが、1600mは長いのではと思っていますが、1400mでこの勝ち方でしたのでNHKマイルカップでも面白い存在になるかもしれません。2着のオーキッドロマンスは中京のこの条件を生かしたレースぶりでの2着ですので距離が伸びてどうかという事はあります。3着ソンシは追い出しが遅れた分もありますが、1600mでどうかと言うのは分からない部分があると思います。