オークスからダービーへといよいよ春競馬もクライマックスに近づいています。今週はオークスと平安ステークスです。思い出のレースをそれぞれ話したいと思います。
オークス
3歳牝馬最強を決めるレース。思い出のレースは、、、。
ウメノファイバーは関東馬で当時の競馬会は西高東低の状況になっていましたのでそんな中でも関東馬のオークス馬という事で印象に残っています。勝ち方も鮮やかで道中ほぼ最後方でレースを進めて直線14番手から他馬をまとめて差し切っての勝利でしたし、2着が後のエリザベス女王杯馬のトゥザヴィクトリー、3着が桜花賞馬プリモディーネ。その他にも4着がスティンガー、5着がフサイチエアデールですから7番人気での勝利という事もわかるぐらいの豪華メンバーのレースでもありました。ウメノファイバー自体はこのG1制覇後は勝利できずに引退しています。それでもオークス制覇で重賞3勝目でしたので力のあることは間違いなかったのですが、勝った重賞3つがどれも東京でのレースでしたので東京専用機というイメージもありました。このレースがなぜ今になっても覚えているかというと、まず、馬券を桜花賞馬プリモディーネから買っており、鞍上は桜花賞制覇後落馬負傷で乗り替わりの藤田伸二騎手となっていて、直線に入ってから追い出すまでに少し手間取ってしまい、追い込んだもののハナ、クビ差の3着という事で追い出すまでの進路どりに手間取らなければもっと際どかったのではないかと今でも思っていますし、当時3着は距離の壁みたいな言われ方をしていましたが、今レース映像を見ても距離の壁とは思えないレースぶりで、2冠を達成してもおかしくはなかったと思ってしまいます。
それともう1つは、クイーンカップの勝ち馬はその後のクラシックレースでは常に注意が必要だという事です。この時のウメノファイバーは7番人気の評価でした。メンバーがメンバーだっただけに仕方がない部分もありますが、終わってみればクイーンカップの勝ち馬がオークスを勝っているわけです。その後のクイーンカップの勝ち馬が春のクラシックで勝ったり馬券に絡んだりという事は多く、20数年前からその傾向は変わていないのも不思議ですが事実ではあります。今年の桜花賞はクイーンカップ2着だったスターズオンアースが制していて、1着だったプレサージュリフトは惨敗の11着でしたが、、、、。果たして、、、、。
ウメノファイバーの豪快な差仕切りをご覧ください。
平安ステークス
例年であれば京都のダート重賞として定着しているレースですが、今年は中京で行われます。
そんな平安ステークスですが、思い出のレースは、、、。
2013年第20回平安ステークス。勝ち馬は二ホンピロアワーズ
二ホンピロアワーズはホワイトマズル産駒でジャパンカップダートを勝った名馬ですが、そのジャパンカップダートを勝った次の年の2戦目に選んだのがこのレースでした。年明け初戦を59キロを背負ってホッコータルマエの2着に敗れてのレースでした。このレースでも59キロを背負いましたが、道中3番手から直線では3着に粘ったナムラタイタンを振り切ってさらに追い込んできたナイスミーチューを1/2馬身押えての勝利でした。二ホンピロアワーズにとっては充実期でジャパンカップダートを勝った前後のいちばん強い時期のレースだったのではと思うレースぶりです。強いダート馬は少々の斤量もこなしてしまうという良い例となっているレースではないでしょうか。今年もそんなレースがありました、、、。オメガパフュームが勝ったアンタレスステークスが正に同じように59キロを背負っても余裕のある勝ち方だったと思います、、、、。(私は馬券を外しました、、、苦笑)そんな充実期の強い二ホンピロアワーズのレースをご覧ください。
今年はそれぞれどんなレースになるのか、この思い出のレースが予言のようになるのか、、、。楽しみです。
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