先週の重賞回顧2022.10.24～菊花賞、富士S：たてログ競馬

菊花賞と富士Sの回顧です。予想通算は100戦34勝となっています。

菊花賞2022

今年は皐月賞馬、ダービー馬の出走がない菊花賞となりました。混戦必死という感じでしたが、終わってみれば、、、。レースはセイウンハーデスが逃げる展開でアスクビクターモアが離れた2番手でその他はそれぞれ続く展開。セイウンハーデスの逃げのペースがハイペースになり隊列も縦長になりながらもアスクビクターモアの2番手は変わらずでそのまま3コーナーを迎えます。ちょうど残り600mのあたりでアスクビクターモアがセイウンハーデスを交わして早めに先頭にたって押切をはかります。他の馬もアスクビクターモアを追いかけますが、この時点ではアスクビクターモアの手ごたえは悪くなく。このまま押し切る勢いでした。直線に向いても勢いは衰えていませんでしたが、流石に残り200mを過ぎたあたりから脚色が鈍り始めたのか、後続の2頭ボルトグフーシュとジャスティンパレスが併せ馬のように先頭に迫ってきます。ゴールではボルトグフーシュがアスクビクターモアを捕らえたかに思われましたが、クビの上げ下げでアスクビクターモアが残したところがゴール。2着にはボルトグフーシュ、僅かさの3着位はジャスティンパレスが入りました。人気のガイアフォースは内枠で位置取りも取れず、道中かかっていたわけではないようですが、スムーズなレースとは言えない感じで8着までとなりました。終わってみればダービー3着、皐月賞5着の馬が勝ち、春の実力馬が強いレースを見せた形になりました。タイムもレコードですし、勝ちに行って勝ちきったわけですから、今後も中長距離路線では頼もしい存在になりました。2着、3着馬も厳しいレースで伸びてきたわけですから今後が楽しみです。馬券はまたも対抗指名が1着となり、その他も血統から考えたのですが、ロベルトもちの中では一番走らなかったのが本命に推したヴェローナシチーとなり、、、、、アプローチは悪くないのですが、結局的外れな予想となりました。ただ、小細工の効かないレースとなったので、レース自体は迫力のあるいいレースだったと思います。

富士ステークス2022

富士ステークスも東京芝1600mらしく強い馬たちが強いレースをしたという点ではいいレースでした。

結果的には上位3頭の強さが目立ったレースで、勝ったセリフォスは調教の良さも目立ちましたし、ここは狙っていた感じがプンプンしました。レースぶりも藤岡騎手が内で脚を余すところを至って冷静に仕掛も含めてゆっくりと進路を確保して追い出して、最後に前2頭をきっちりと差し切って見せたわけですから、斤量差があったといっても非常に強いレースだったと思います。ダイワメジャー産駒らしからぬ末脚なので、次走も含めて楽しみですし、後継種牡馬になれるのではと期待もしてしまいます。2着、3着の両馬も本番前の前哨戦としてはほぼ満点のレースで本番はさらに変わってくると思います。この3頭は今後も楽しみです。個人的には毎日杯でお世話になった4着のピースオブエイトが今後の成長も含めて収穫有だったと思います。馬券はセリフォス本命でワイドも的中も単穴はねらいすぎて、、、。こういうレースは3頭の決め打ちでも良かったのではと思いました。

今週末はいよいよ天皇賞です。超豪華メンバーでのレースなのでレースはもちろんですが予想も含めて楽しみな1週間になりそうです。良いレースを期待したいです。