たてログ競馬:思い出の重賞2023.3.30~大阪杯、ダービー卿チェレンジトロフィー

思い出の名馬、レース

思い出の重賞今回はG1の大阪杯とダービー卿チャレンジトロフィーです。

思い出の大阪杯

大阪杯は今でこそ春の2000mG1として定着してきていますが、ながらくG2として親しまれてきました。以前は春の中距離G1は宝塚記念しかなく、この大阪杯は2000mのG2としてメンバーが超豪華になる事もありました。毎日王冠などど並びスーパーG2的に言われる事もありました。そんな大阪杯ですが、思い出のレースは、、、。

2008年第58回産経大阪杯。勝ち馬はダイワスカーレット

ダイワスカーレットは説明不要の名牝です。生涯連対を外さす牝馬で有馬記念も勝った名馬中の名馬です。そんなダイワスカーレットが勝ったこの大阪杯ですが、レースとしてはいつも通り逃げたダイワスカーレットが7番人気のエイシンデピュティ以下を3/4馬身退けて勝ちきりました。いつもながらに強いレースだったのですが、この時の出走馬が錚々たるメンバーでまさにスーパーG2という出走馬達でした。2番人気はダービー馬メイショウサムソン、3番人気はジャパンカップ2着のドリームパスポート、4番人気は菊花賞馬アサクサキングスでその他にも皐月賞馬ヴィクトリー、ダービー2着のインティライミとアドマイヤメイン。このレースで2着だったエイシンデピュティはこの後金鯱賞を勝って宝塚記念も制してG1馬となっています。当時としてもG1でも遜色ないメンバーでのレースだったのです。そんな牡馬の猛者が揃った中でただ一頭の牝馬ダイワスカーレットが逃げて勝ってしまうわけですから、、、。当時はまだ牝馬が古馬混合の中距離重賞で活躍する事はあまりない時代でしたので、強さが際立っていましたし、時代を先取りするような馬だったのかもしれません。そんなダイワスカーレットの強いレースをご覧ください。

思い出のダービー卿チェレンジトロフィー

ダービー卿チャレンジトロフィーは中山1600mの重賞として定着しているレースですが、このレースは後のG1には直結しない特殊なレースという印象があります。中山1600mというコースがそもそも特殊というのもあり、中山巧者が来るイメージが強いレースでもあります。そんなダービー卿チェレンジトロフィーですが思い出のレースは、、、。

2015年第47回ダービー卿チェレンジトロフィー。勝ち馬はモーリス

モーリスも説明不要の名馬で国内外のG1を勝ちまくり現在は種牡馬としてもグラスワンダー→スクリーンヒーローと続く父系を繋げています。そんなモーリスが勝ったのがこのレースなのですが、先ほどは後のG1には直結しない特殊なレースと言いましたが、このモーリスだけは違いました。このレースの勝ち方を見て後にG1を勝つだろうと明らかに思わせる内容の勝ち方でした。とにかくレースをみてもらえばわかりますが、スタートで出遅れてほぼ最後方でレースを進めますが、3コーナー過ぎから馬なりで上がっていき直線では上がり33.0の強烈な末脚で2着以下に3馬身1/2差をつけての大楽勝。最後は抑えるような余裕もありまさに完勝というレースでした。例年もそうですし、現在でもダービー卿のレースを観ても後のG1まで意識するような勝ち馬はほぼいないのですが、この年のモーリスの勝ち方は次元が違うレースという感じもしましたし後にG1を勝ってもおかしくないと思わせるレースでもありました。モーリスのその後の活躍は言うまでもありませんがそのモーリスの強さが知れ渡ったレースだったと思います。

今年はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。



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