たてログ競馬:思い出の重賞2023.8.22~キーンランドカップ、新潟2歳ステークス

思い出の名馬、レース

今週末は北の短距離重賞と新潟では2歳ステークスです。それぞれ思い出のレースを紹介します。

思い出のキーンランドカップ

キーンランドカップはサマースプリントシリーズのレースとして定着していますが、思い出のレースは、、、。

1996年キーンランドカップ。勝ち馬はオギティファニー

1996年時のキーンランドカップは芝1000mで行われていました。その時の勝ち馬がオギティファニーですが3番人気ながら芝1000mのレースで2着以下を2馬身1/2ちぎって完勝しています。オギティファニーはデビュー7戦目で重賞のダービー卿CT(当時は1200m)を勝つのですが、それまで連対を外しておらず快速牝馬の重賞初勝利として強烈な印象を残しましたがその後中々勝てないレースが続いて出てきたのがこのレースでの快勝でした。1200mまでならG1級の能力があったのではと思わせる強さでしたたので非常に印象に残っています。これを書くためにこの馬を改めて調べてみると父はスマコバクリークとありました。そういえばそんな馬いたな~と思って父の競争成績を調べてみたら、、、。日本の馬ではありませんでした。当時は血統も詳しくはなかったので字面で勝手に日本の馬と思い込んでいましたが、詳しく調べてみるとミスタープロスペクターの直仔でアメリカ産馬という事でした。しかも母系はカナダの名門の一族という事でスマコバというのは日本語読みにした時にこうなったようで、しっかり読めば「スマックオーヴァー」とも読めるという事のようです。今考えると1200m戦での絶対スピードを考えると当時の日本の種牡馬にはないスピードだったと思いますし、ミスプロの直仔が父だとすればそれも納得できました。スマコバクリーク自体は1996年に11歳で急逝していますので長生きしていればオギティファニーのような快速馬をもう少し出せたかもしれません。当時の強く印象に残った馬でしたが改めて調べてみて父スマコバクリークも含めてさらに印象深い馬となりました。

思い出の新潟2歳ステークス

新潟2歳ステークスは新潟1600mの2歳重賞として後にG1馬となる馬も勝利している重賞ですが、思い出のレースは、、、。

1996年第16回新潟3歳ステークス。勝ち馬はパーソナリティワン

偶然にも同じ年のレースの紹介になりましたが、このレースは勝ったパーソナリティワンの8番人気での勝利という事も驚きでしたが負かした相手が凄いという事でも印象に残っているレースです。当時の新潟3歳ステークスはもちろん旧馬齢でのレース名でしたし距離も1200mで実施されていました。このレースの1番人気は新馬戦とダリア賞をともに圧勝していたシンコウスプレンダでした。2番人気はというとこちらも新馬の小倉1200mで1.1差をつけて圧勝したシーキングザパール。3番人気はというと新潟芝1000mの新馬戦を0.5差をつけて勝ちあがってきたメジロドーベルでした。シンコウスプレンダはその後重賞を勝つ程の馬でしたが、なんといっても2番人気、3番人気が後に海外G1を制覇するシーキングザパールと牝馬G1を5勝するメジロドーベルだったという事です。その人気馬を向こうに回して2番手スタートから途中先頭に立ちシンコウスプレンダを3/4馬身凌いでの勝利でした。シーキングザパールは3着でメジロドーベルは5着に終わっています。後から振り返っても凄いメンバー相手に勝った馬ということですが、このレースの後は次走のアイビーSを勝利したのを最後に重賞のNZTで3着はありましたがさっぱりとなってしまい早熟だったのかと思わせましたが、、、。その後ダートに転向してかしわ記念で2着だったり、オープンだった東海ステークスに勝利したりと息の長い競争生活で最後は盛岡、水沢で現役を終えています。重賞を何勝もしてそれだけで印象に残る馬もいますが、競争生活の中で唯一の重賞勝利でも印象に残る馬もいるというのもまた競馬の面白さではないでしょうか。そんな事を思わせる馬でもあります。そんなレース映像がありましたのでご覧ください。新潟3歳ステークスですが中山でのレースとなっています。



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