プロパンのガス料金を見直して月々の支払いを圧縮できました。次に14年使っている給湯器がそろそろ寿命ということもあり、買い替えをすることにしました。
まず、自宅エリアの給湯器交換、販売業者をネットで調べました。
出てくる出てくる。一見、業者比較サイトに見えても実は1社が運営しているサイトだったりと中々のボリュームです。
そこで、怪しくなさそうな業者に関しては片っ端から見積りの依頼をすることにしました。
ネットでの見積りをする際に必要な情報はだいたい決まっています。
見積もりの際に必要な情報
- 今使っている給湯器のメーカーと型番
- 現在の使用状況(故障中か、何年使っているかなど)
- 設置状況(どのような場所に設置されているか)
- 今使っている給湯器、設置状況、リモコンの写真(スマホ等で撮影して添付します)
次に
- 買い替えを考えている給湯器のメーカー、機種(型番)
見積もり依頼では、この「買い替えを考えている給湯器のメーカーと機種」を事前に決めておくのがポイントになります。
では、どのように機種選定すればよいか?
どのように機種選定をすればよいか?
給湯器に関しては、各ご家庭で少なくとも10年近く使っているわけですから、まず今使っている機種がどんな機種だったのかわからないことがほとんどだと思います。
まずそこで、今使っている機種の基本スペック把握しておくことが大切です。
今使っている機種の基本スペックを把握しつつ、現在の最新機種にした場合、どんな機能が追加されているかなどの情報を調べ買い換えるならこの機種というものを決めるのが良いと思います。
実際、私の場合は14年たっていたので隔世の感があり、
色々な最新機能が付いていたり、熱効率を良くする機種があったりと調べているだけでたのしくなりました。
機種選定に際して先ずは給湯器メーカーのシェアを調べました
- リンナイ
- ノーリツ
- パロマ
- 長府
- その他のメーカー
となっているようです。
さらに詳しく見ると、
リンナイとノーリツがほぼ同じシェアの日本の2大メーカーで
その次にパロマ(海外では一番)で、
長府、その他のメーカーという事になります。
メーカーは色々ありますが、給湯器のメーカーによっての機種の違いは殆どないようです。
スペックも似通っており、同じランクの機種ならほとんど差はないようです。価格帯もほぼ一緒でした。
上位機種になるとお風呂のマイクロバブル機能などが付いたりするものもあるようですが、汎用機では違いはほぼありません。
ですので、
基本的には
リンナイかノーリツから選ぶのが良いと思います。
(もちろん、御贔屓のメーカーがあればそちらを選んでいただいても問題はないと思います。)
次に給湯器の基本機能についての説明です。
給湯器の基本機能
- 「都市ガス対応」か「プロパンガス対応」か
- 「壁掛けタイプ」か「据え置きタイプ」か
- 「16号」か「20号」か「24号」のどれか
- 「床暖機能付きタイプ」か「床暖なしタイプ」か
- 「フルオート」か「セミオート(オート)」
- 「エコジョーズ」か「エコジョーズでない」か
基本機能としては以上です。
「都市ガス対応かプロパンガス対応か」と「壁掛けタイプか据え置きタイプか」「床暖機能付きか床暖つきではないか」の説明は不要かと思います。
残った3.5.6.を説明していきます。
「16号」か「20号」か「24号」のどれか
給湯器には号数というのがあり、
機種の型番で調べることができます。
16号、20号、24号と3種類あります
違いはお湯を出す量の違いです。
一般的に
16号は単身世帯
20号は2人家族ぐらい
24号はそれ以上の家族
といった具合に分かれており、基本的には現在使っている給湯器と同じ号数での買い替えが一般的ですが、お湯を出す量に不満がある場合は1つ大きい号のものに変更することも検討材料の一つになります。
詳しくは下記をご覧ください
「フルオート」か「セミオート(オート)」
フルオートかセミオート(オート)か
これがまず機種の選定ではポイントの1つです。
「セミオート」はホームページによっては「オート」と表記している場合もあります。ここでは「セミオート」で表記します。
「フルオートタイプ」「セミオートタイプ」の大きな違いは
「フルオートタイプ」にはあって「セミオートタイプ」にはない機能があります。
・追い炊き配管自動洗浄
・自動足し湯
・入浴検地による自動沸き上げ
・残り湯の沸かしなおし
以上の4つです。この機能の違いで大体1万円の価格差がでます。
文字だけではわかり辛いので、表や絵で分かりやすく説明しているサイトを紹介します。ここでは「セミオートタイプ」を「オートタイプ」と表記しています。
1万円の差をどう考えるかはそれぞれ化と思いますので、どちらが良いか検討の参考にしてください。
「エコジョーズ」か「エコジョーズでない」か
こちらも機種選定では重要な項目になります。実際値段も数万円違ってきます。
この違いは
・熱効率(高効率)
・ガスの使用量(使用量の節約)
・環境にも配慮(sDGSにも通じる。)
これがエコジョーズの機種とそうでない機種の違いですが、
詳しくは下記をご覧ください。
このようにメーカーや機種、機能の違いなどを把握したら、買い替えたい機種を具体的に決めましょう。メーカーが違う同等機能の2機種やメーカーが同じで「フルオート」「セミオート」「エコジョーズ」「エコジョーズではない」などで機種選定しも良いと思います。
このようにして機種を選定したら、いよいよ各会社へ見積もりの依頼をしましょう。
各会社へ見積もりの依頼
私の場合は11社に見積りをとりました。
その結果分かったことは、会社によって見積もりの値段がばらばらという事です。
下記をご覧ください。
社名 | 見積金額 | 無料保障 |
A社 | ¥172,800 | 2年 |
B社 | ¥172,700 | 10年 |
C社 | ¥157,500 | 2年 |
D社 | ¥169,000 | 10年 |
F社 | ¥169,000 | 10年 |
G社 | ¥185,000 | 10年 |
H社 | ¥152,500 | 3年 |
I社 | ¥192,427 | 2年 |
J社 | ¥232,000 | 10年 |
K社 | ¥233,720 | 2年 |
L社 | ¥172,535 | 3年 |
同じ機種の見積額なのにまるで違います。
これはなぜかと色々調べていると
会社によって取り扱っているメーカーの強い弱いや強いメーカーでもたまたまキャンペーンをやっていて安くなるなど色々な要素が絡み合て見積額が算出されるためです。
見積もりの仕方も違います。
簡単に画面をクリックしていって概算を出す会社、クリックしていき、最後に今使っている給湯器や、設置場所、設置状況、リモコンなどの写真を撮ってそれを送って見積もりをする会社など様々です。
そしてもう1つ、各会社で違う部分は、
取り付けたあとの保証です。
メーカー保証と会社独自の保証、延長保証と色々と設定があり、
見積もり金額は安いけど、延長保証を入れると割高になったりなどこれも会社によってまちまちなのでチェックが必要です。
見積もりの中で、気になった会社があれば、そこと直接コンタクトをとって、具体的な話しをしていきます。
会社によっては値段交渉にも応じてくれるところもあります。
写真だけではわからない設置場所の状況などを現地調査したいと言ってくる会社もあります。
実際に取り付け現場をみないとわからない部分もあるようです。
追加の工事や追加の部品などが必要になることもあるようで、
事前に見てもらい、改めてきちんとした見積を出してもらうのもいいかもしれません。
もう1つ事前に調べておくとお得なことがあります
それがメーカが行っているキャンペーンや都道府県のエコポイント施策についてです。
メーカーのキャンペーンや都道府県のエコポイント施策について
給湯器メーカーによってはキャンペーンをおこなっているメーカーもあります。あと、都道府県でエコ家電を購入で商品券を還元する施策をやっている場合もあります。
私の場合はノーリツの給湯器買い替えキャンペーンと東京都の「家庭のゼロエミッション行動推進事業」(ゼロエミポイント)を利用しました。
この2つのキャンペーンで15000円の還元を得られました。
このようなキャンペーンですが、驚くことに今回見積もりを依頼した取り付け会社では宣伝されていませんし、メーカーのキャンペーンなどはやっていることも知らない業者がほとんどでした。
給湯器メーカーによって機種の機能差はほとんどないという事であれば、
その時たまたまやっていたキャンペーンがお得であればそれでメーカーを決めてしまうのもありだと思います。
給湯器の買い替えでのポイント
・新たに取り付ける給湯器の機種選定をしっかりおこなう。
・取り付け会社への見積もりは少なくとも5社には依頼する。
・取り付け後の補償内容もしっかりと確認する。
・価格交渉は絶対にする。
・メーカーや都道府県のキャンペーンなどは事前に調べる。
以上をしっかりとおこなえば、
よりお得に買い替えができると思います。
途中で紹介しているサイトはメーカーや取り付け会社のサイトですが、別にそのメーカーや取り付け会社を進めているわけではなく、それぞれの説明部分が他のサイトよりもわかりやすかったのでお知らせしています。
メーカーや取り付け会社は自分の目で判断するのがいちばんです。
是非参考にしてみてください。
コメント