土日で3重賞に香港国際競争と師走へ向けて盛り上がってきましたが、土日重賞の思い出のレースをそれぞれ紹介します。
思い出の阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳牝馬の頂点を決めるレースで、後のクラシック馬、G1馬を多数輩出しているレースです。そんなG1ですが、思い出のレースは、、、。
2006年第58回阪神ジュベナイルフィリーズ。勝ち馬はウオッカ
ウオッカは牝馬ながらにダービーを勝ちG1を7勝した名牝中の名牝ですが、そんなウオッカの初G1制覇がこのレースでした。しかも人気は4番人気でした。今見返すと一番驚くのがそこです。といっても、当時は新馬を勝って当時500万下(1勝クラス)の黄菊賞で2着に敗れての出走でした。そう考えれば妥当な人気だったかもしれませんが、今何も知らずに結果だけを見ると4番人気だったの?と思ってしまったわけです。レースは1.6倍と圧倒的な1番人気アストンマーチャンが3番手から逃げたルミナスハーバーを直線内から軽々と捕まえて独走すると思いきや外からウオッカが襲い掛かってゴール前に追い詰めて、首差出てたところがゴール。2着と3着の着差が3馬身2/1でしたので、アストンマーチャンも相手が悪かったと思うしかないレースだったと思います。ウオッカの強さも際立ったレースでその後は桜花賞では永遠のライバルとなるダイワスカーレットの後塵を拝しましたが、果敢にダービーに挑戦して勝利を収め名牝へと上り詰めていきました。アストンマーチャンもその後短距離路線で活躍して3歳でスプリンターズステークスに勝利しているという事でこの2頭のハイレベルなレースだったという事がわかります。そんなウオッカの初G1制覇をご覧ください。
思い出の中日新聞杯
中日新聞杯は中京競馬場の伝統の重賞で、施行時期は色々と変わっていますが、最近は年末の開催として定着しています。そんな中日新聞杯ですが、思い出のレースは、、、。
一昨年のレースの紹介ですが、逃げ馬、先行馬の買い時を捕まえることができれば高配当にありつけるというレースだったからです。この年の予想の仕方は3頭指名で本命の単複と3連複1点、ワイドボックス3点を買う方法でした。このレースも本命に17番人気のアフリカンゴールド、対抗に14番人気のマイネルファンロン、単穴に8番人気のショウナンパルディという予想をしていました。アフリカンゴールドとショウナンパルディは逃げ先行でしたので中京の馬場を考えると面白いと思っていましたし、1頭差し込んでくるとすればマイネル化という事での予想でした。レースは逃げたショウナンパルディーと2番手のアフリカンゴールドのいわゆる行った行ったの決着となり、3着も5番手で進めた10番人気のシゲルピンクダイヤが入って大荒れも大荒れの決着となりました。私は1,2着のワイド29000円越えを的中させましたが、マイネルは後方のまま沈んでしまったので、嬉しかったのですがもう少し考え方を変えれば下手すると3連複も的中できたのではと悔しい思いもしました。アフリカンゴールドは次のレースでも人気薄だったので本命に推しで逃げて見事に勝利しておいしい馬券を取れました。競馬の格言で「人気薄の逃げ馬は買い続けろ」というのもありますが、逃げ馬の買い時をしっかりとつかめば時にはおいしい馬券が取れるという典型的なレースだったと思います。その後も人気薄の逃げ馬を買う事がありますが、1,2着がここまで荒れた馬券を取ったことはありませんがそれも競馬の魅力の一つだと思います。
思い出のカペラステークス
カペラステークスは中央競馬唯一のダート1200mの重賞ですが、この舞台は稀に強烈な末脚が決まる舞台としても知られています。紹介するレースは、、、。
リメイクはダート短距離戦線で現在も活躍している馬ですが、その重賞初勝利がこのレースでした。しかも、今は引退して調教師になった福永祐一騎手の最後の重賞勝利となったレースでもあります。このレースでの勝ち方が派手でした。2番人気でしたが逃げ、先行馬が多いレースでしたので私は本命に推していましたがその期待を上回る強烈な末脚で4コーナー10番手から他馬をまとめて差し切って4馬身差という圧倒的な勝利でした。福永騎手もゴール手前で既にガッツポーズが出るほどスカッとした勝ち方でしたし、見ているものをも魅了する末脚でした。そんな強烈な末脚を是非ご覧ください。
今年はそれぞれどんなレースになるか、香港も含めて楽しみです。
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