思い出の重賞2022.03.09~金鯱賞(サイレンススズカ)、フィーリズレビュー(キョウエイマーチ)、中山牝馬ステークス(レディアルバローザ):たてログ競馬

思い出の名馬、レース

思い出の重賞。今週は3レースあります。金鯱賞、フィーリーズレビュー、中山牝馬ステークスの3レースです。偶然にも3レースとも逃げ、先行で勝った馬を紹介します。

金鯱賞

中京競馬場伝統のG2で古くはダートでおこなわれており距離も1800mの時代もありました。現在はG1になった大阪杯のステップレースとなって有力馬の出走も多いレースです。そんな金鯱賞ですが、昨年は最低人気のギベオンが逃げての勝利であっと言わせましたが、思い出の金鯱賞も逃げ馬が勝ったレースの紹介です。ギベオンが勝ってあっと言わせたのとは違う意味であっと言わせるというか、圧倒的な勝利だったというか、、、。そのレースは、、、。

1998年第34回金鯱賞・勝ち馬はサイレンススズカ

このレースは余りにも有名すぎて今更という感じですが、伝説のレースですし語り継がれるレースだと思います。2着につけた着差はもちろん大差でタイム差も1.8秒と2000mのレースで付ける着差としては凄まじい着差です。2着以下が弱かったというと全くそうではなく、2着のミットナイトベットは当時はG2でしたが香港Cを勝っていますし、この次の年の金鯱賞を勝っています。その他の馬も菊花賞馬のマチカネフクキタルやタイキエルドラド、テイエムオオアラシ、トーヨーレインボーと重賞馬や重賞で活躍した馬が多数出走していました。そんなメンバーでこの勝ち方でしたし、最後の100mは流して走っている状況でもありまし。金鯱賞を語る上で忘れられないレースですし、馬です。今更ですが圧巻のレースをご覧ください。

フィーリーズレビュー

フィーリーズレビューですが、その昔は4歳牝馬特別というレース名で当時オークストライルも同じ名称でしたが、こちらは報知杯4歳牝馬特別、オークストライアルはサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別という正式名称として分けられていました。

阪神芝1400mでおこなわれるため最近は本番の桜花賞にあまり直結しないレースというイメージがありますが、その昔は桜花賞でも通用する馬が度々出ていました。そんなフィーリーズレビューですが、思い出のレースは、、。

1997年第31回4歳牝馬特別・勝ち馬はキョウエイマーチ

キョウエイマーチはこの思い出の重賞でも度々出てきていますし、マルシュロレーヌの母の母としても再注目を浴びている名馬です。そのキョウエイマーチのスピードがいかんなく発揮されたレースがこの4歳牝馬特別ではないでしょうか。2番手から直線入り口で先頭に立つと直線だけで7馬身差を付けて圧勝します。この後桜花賞でもメジロドーベルを完封しての勝利でクラシック制覇を成し遂げるわけですが、この頃のキョウエイマーチの他馬を圧倒するスピードを生かしたレースぶりは爽快でしたし強烈な強さを感じさせてくれました。そんな爽快なレースをご覧ください。

中山牝馬ステークス

長らくオープン競争でしたが、1983年に重賞になり、1984年のグレード制導入時にG3となりました。中山の春先の重賞として定着しています。そんな中山牝馬ステークスですが、思い出のレースは、、、。

2012年第30回中山牝馬ステークス・勝ち馬はレディアルバローザ

レディアルバローザは重賞2勝でG1ヴィクトリアマイルでもアパパネの3着になるなど重賞戦線で活躍した馬ですが、重賞2勝はともにこの中山牝馬ステークスでしかも連覇しています。その連覇の内容が印象に残っています。紹介するのは連覇した時のレースですが、その前の年の中山牝馬ステークスは10番人気で道中10番手から鋭い末脚で2馬身1/2突き抜けての圧勝でした。この年のレースは8番人気と昨年同様人気はなかったのですが、レースぶりが全く違うものでした。同じ福永騎手でしたが、何と逃げて勝利をしたレースとなりました。人気薄でしたのでスタート後に逃げた時は昨年とは全く違う競馬でしたので「あちゃー、逃げちゃったよ」と思ってい見ていましたが、直線に向いても脚色は衰えず、結局2着に1/2馬身差を付けて勝利してしまいました。2着以下の馬にもホエールキャプチャやアプリコットフィズなどの実力馬がいましたしレースレベルが低かったわけではないと思います。そんなレースで昨年とは一転して逃げての勝利でしたので強烈に印象に残っています。

レース映像がないのでご了承ください。

今年はそれぞれどんなレースになる楽しみです。



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