思い出の重賞2022.4.27~天皇賞(春)、青葉賞:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

思い出の重賞。今週は天皇賞(春)と青葉賞です。

天皇賞(春)

今年も阪神でおこなわれるので阪神開催だた天皇賞(春)の思い出でも書こうと思ったのですが、大阪杯の所で取り上げたレースの続きとします。そのレースは、、、。

1992年第105回天皇賞(春)。勝ち馬はメジロマックイーン

ライバル対決や3強対決など話題になるレースというのがありますが、30年以上競馬を見続けていますが、レース前に最もワクワクしたレースとして、G2ではサイレンススズカにエルコンドルパサー、グラスワンダーが挑んだ毎日王冠。G1ではダントツでこの天皇賞になります。一昨年のJCのアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトのレースも久しぶりにワクワクしましたが、ライバルとなる馬が最高の状態で雌雄を決するという意味ではこの天皇賞前のワクワク感が圧倒的一番だったと思います。トウカイテイオーの大阪杯は無敗の二冠達成後の骨折休養明けのレースでしたが、本当に持ったままの圧勝、楽勝。騎乗した岡部騎手をして「地の果てまで伸びていきそうた」と言わしめた走りでした。つづく天皇賞にはもう1頭現役最強馬が出走してきます。メジロマックイーンです。メジロマックイーンは前年の天皇賞を制していましたが、その後は宝塚記念でメジロライアンに敗れ、天皇賞(秋)では1着入線も前代未聞の18着に降着。JCでは外国馬に敗れて4着。暮れの有馬記念では「これはびっくり、ダイユウサク」の14番人気ダイユウサクの一世一代の大駆けに屈して2着で、勝ちきれないイメージもありました。しかし、年が明けて最初のレースの阪神大賞典では2着カミノクレッセを5馬身ちぎっての完勝で武豊騎手をして「あっちが地の果てなら、こっちは天まで昇りますよ」と明らかにテイオーを意識した発言で否応なしに頂上対決へ向けてテンションが上がっていくのをファンとしても感じていました。

発送直前までどちらが勝つのだろうか?どんなレースになるのか?と考えながらもワクワクドキドキしたのを今でも思い出します。

肝心のレースは、、、。メジロマックイーンの圧勝でした。トウカイテイオーは5着。その時は骨折しているとは思っていませんのでテイオーが負けたという事が衝撃でした。その後レース中に骨折していたことが判明してテイオーの敗因が骨折だとわかり残念な気持ちになりましたが、マックイーンの強さは疑いようのないものでもありました。仮にテイオーが骨折していなければどんなレースになったのかは知る由もないですが、未だに考えてしまいます。それにしてもレース前のあのワクワクドキドキ感が30年経っても思い出されるというのはそれだけインパクトが強いレースだったという事だと思います。

青葉賞

ダービートライアルとして定着している青葉賞。青葉賞の勝ち馬からダービー馬が出ていない(2着が最高)の青葉賞としても知られています。そんな青葉賞ですが、、、。思い出のレースは、、。

1995年第2回青葉賞。勝ち馬はサマーサスピション

この記事を書く前に偶然ですが電車の中で杉山清貴さんを聴いていました。その中に「サマーサスピション」という曲があり、、、。まさにこの馬の名前の由来になった曲でもあります。そうなったら書かないわけにもいかず、、、。(苦笑)

サマーサスピションはサンデーサイレンス初年度産駒でこの青葉賞を道中17番手から他馬をまとめて差し切っての勝利。この後に骨折が判明してダービーの出走は叶いませんでしたが、このレースの勝ちタイムが2:25.8がダービーの勝ちタイムよりも1.5秒も早かったことから幻のダービー馬とも言われました。骨折明け後は脚部不安に悩ませれ大成しないまま引退となりましたが、この青葉賞を見てダービーは決まりと思ったのは私だけではなかったと思います。サマーサスピションが無事にダービーに出ていたら青葉賞勝ち馬がダービーを勝てないというジンクスはできなかったのではないかとも思ったりします。豪快な差仕切り勝ちをご覧ください。40秒ぐらいから始まります。

それぞれ今年はどんなレースになるのでしょうか。楽しみです。



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