たてログ競馬:思い出の重賞2024.5.21~日本ダービー、目黒記念、葵ステークス

思い出の名馬、レース

いよいよ競馬の祭典日本ダービーですがその他2重賞も含めて思い出のレースを紹介します。

思い出の日本ダービー

説明不要の競馬の祭典日本ダービーですが、見始めてから30数年が経とうとしています。勝ち馬には数々の伝説の名馬が含まれていますが今回紹介する思い出のダービーは、、、。

2001年第68回日本ダービー。勝ち馬はジャングルポケット

この年の日本ダービーは皐月賞まで無敗で進んでいたアグネスタキオンが断然だと思われていました。ですがレース後に故障を発生して無念の引退。そんな状況の中でアグネスタキオンに負けていた馬たちの争いになりました。といっても今から考えても凄いメンバーでのレースでした。最強世代と言う人も多い世代で先ずは先ほど紹介したアグネスタキオンに皐月賞前に引退してしまいましたがそれまではアグネスタキオンと双璧の評価だったアグネスゴールド、そしてこのレースをかちその後ジャパンカップも勝利するジャングルポケット。さらに芝のマイルカップを制してこのレースでは5着でしたが秋にダートに転向して伝説を残したクロフネ。3戦目にダービーを制したフサイチコンコルドの半弟ボーンキングに皐月賞とこのレースで2着となり次の年の宝塚記念を制したダンツフレーム等もいた世代です。そんな豪華メンバーの中のレースではジャングルポケットがトニービン産駒らしい東京競馬場での強さを発揮。道中後方から直線だけで2着ダンツフレーム以下を撫で斬ったレースとなりました。レースと結果を見返す前には何故か1,2,4,5着は直ぐに思い出しましたが、、、。3着馬が思い出せませんでした。で結果を見てみると3着にダンシングカラー、、、?いや~全く覚えていませんでした。血統を見ると父ダンシングブレーヴに母父コンキスタドールシエロという当時の血統としては良血に入る馬が3着にくいこんでいました。上位2頭の強さや4,5着馬のその後は覚えていたのですが、3着ダンシングカラーのその後ははというと、、、。このレースで3着後は最後のレースで2着となっていますが勝利はしていません。ですが、種牡馬にはなっていたようです。血統の字面だけ見ても良血ですし父ダンシングブレーヴというだけでも種牡馬になった事を今知りましたが妙に納得させられています。残念ながら産駒は目立った活躍をしなかったようですが、思い出のレースを紐解いていくと忘れていたことや負けた馬のその後等を改めて知ることができますし今回もその一例だと思いました。勝ち馬、2着馬は覚えているものですが、3着馬とまでなると、、、。という典型的なレースなのかもしれません。それでもジャングルポケットが豪快に差し切った映像は今でも思い出します。ご覧ください。

思い出の目黒記念

目黒記念はその昔春と秋の年2回開催の伝統ある重賞ですが2020年からはダービーデーの最終レースでダービに続いておこなれる重賞として定着しています。そんな目黒記念ですが思い出のレースは、、、。

2023年第137回目黒記念。勝ち馬はヒートオンビート

ヒートオンビートはこのレースで6歳馬ながら重賞初勝利を手にするのですが、鞍上はダミアンレーン騎手。そうですその前のレースをタスティエーラで制して2レース連続重賞を制覇したのです。しかも共に4番人気での勝利でした。ダービーの次のレースという事で騎手の心理もある程度作用するとは思いますが、、、。昨年は正にそのパターンでレーン騎手騎乗馬が連勝となりました。着差も頭差と際どいレースでしたのでそういう意味でもその日の勢いや流れに乗っていたジョッキーの最後の一押しがあったのではと思わされるレースとなりました。今年もそんなレースになるのでしょうか、、、。ヒートオンビートの重賞初制覇のレースをご覧ください。

思い出の葵ステークス

葵ステークスは3歳馬の短距離路線拡充のため2019年から重賞になり2022年からはG3に格上げされたレースですが思い出のレースは、、。

2023年第6回葵ステークス。勝ち馬はモズメイメイ

競馬ではどの距離でもいえる事ですが、スタートは重要でいいスタートを切って楽に好位に付けられれば結果にも反映されやすいスポーツです。そんな競馬のスタートの中でも極稀にロケットスタートを切る馬がいたりします。ゲートが開くのは基本的には同時ですのでそこまでのロケットスタートは本当に稀だと思いますが、このレースで勝ったモズメイメイのスタートが正にそれに該当するスタートで、今まで30数年競馬を見ていますがここまでのロケットスタートは記憶にないほどのスタートだったおもいます。しかもそのまままんまと逃げきるわけですが、この逃げ切りを見ると改めて競馬はスタートが重要という事を思い知らされました。モズメイメイは現在も現役として活躍していますが、この勝利の後は1着はおろか2着にもなっていませんし全て二桁着順と低迷しています。この勝利が同型馬の兼ね合いもあったとは思いますがスタートでのアドバンテージが如何に大きかったのかを如実に表したレースでもあったと思います。そんな超が付くロケットスタートをご覧ください。

今年はそれぞれどんなレースになるか、、、。ダービーでは無敗の二冠馬誕生なるか、、、。楽しみです。


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