先週の重賞回顧(菊花賞、富士ステークス)2020.10.26

レース予想、レース回顧

菊花賞

無敗での3冠がかかったコントレイルが道中かかりながらで、しかも終始2着馬のルメール騎手のアリストテレスのプレッシャーを受けながら直線に。通常の馬なら間違いなく差されている状況の中でもしのぎきっての栄冠。過去の3冠馬とはまた違った意味で凄いレースを見せてくれました。30数年競馬をやっているとあのようなパターンで直線に向いたら大体外の馬が差し切る事が多いですし、プレッシャーをかけながら追いかける方がより楽なので、やられたな~と思ってみていましたが、あれでしのげる所がコントレイルの凄さで感動させられました
安藤勝己元騎手も言っていましたが、恐らくキャリアの中では一番合っていない条件でのレースだったと思いますので、これからは適した条件でのレースになりますので、ますます期待が高まります
2着のアリストテレスは距離適性はもちろんですが、ルメール騎手の好騎乗があっての2着といえるでしょう。相手が並みの馬なら楽々差し切り勝ちのレースでしたが、相手が悪かったと思うしかないですね。来年の春の天皇賞は期待ですね。
3着サトノフラッグは皐月賞、ダービーでの負けからの立ち直りというか、成長でしょうか、長い距離も合ってそうなので今後も楽しみです。
人気のバビット、ヴェルトライゼンテは期待を裏切った形でしたが、例年よりもスローになり力を完全に出し切れずに終わった馬も多かったのではないでしょうか。

馬券の方は、馬単コントレイル1着付けの対抗アリストテレスが2着と本命対抗での勝利。
3連単は3着の紐が来ずで残念でしたが、当たることに意味がありますので、ひとまずはOKという事でした。

富士ステークス

ヴァンドギャルドが外目の馬場の良いところを伸び、しっかりと差し切っての勝利、マイルカップ馬のラウダシオンも休み明けでしたが、2着とマイルカップがフロックではないことを見せました。
3着ケイアイノーテックは広いコースで最後伸びての3着。復調とみるか、競馬場、距離、相手関係など条件によって好走、凡走がわかれるタイプなのか今後の走りにも注目です。

馬券は軸に推したサトノアーサーがまったく走らずでしたし、3連複5頭ボックスの5頭にラウダシオンを入れず轟沈。
ラウダシオンかタイセイかを迷って、斤量面でタイセイを押しましたが結果的にはそれが裏目に出ました。G1馬を勝った馬とそうでない馬との差なのでしょうか。反省点です。

これで予想を始めて11戦6勝と5割以上はキープという事で、
来週は秋の天皇賞、スワンステークス、アルテミスSと3重賞ありますので、
しっかりと予想していきます。

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