たてログ競馬:思い出の重賞2024.3.19~高松宮記念、日経賞、毎日杯、マーチステークス

思い出の名馬、レース

今週末は土日でG1を含む4重賞です。それぞれ思い出の重賞を紹介します。

思い出の高松宮記念

高松宮記念は現在でこそ春のスプリント王決定戦として定着していますが、その昔は夏の中京G2の高松宮杯として数々の名馬が勝利したレースでした。勝ち馬にはハイセイコー、トウショウボーイ、オグリキャップがいました。その後距離体系の整備によって高松宮杯を春の芝1200mとしてG2からG1に格上げとなったのが1996年で現在の名称になったのが1998年です。今回紹介する高松宮記念の思い出のレースは、、、。

1996年第26回高松宮杯。勝ち馬はフラワーパーク

紹介するレースが名称変更してG1になった年のレースとなりました。勝ったフラワーパークはこのレースを勝ってG1馬の仲間入りをしてさらに暮れのスプリングステークスではエイシンワシントンとの名勝負を制して春秋スプリント王に輝くというレース体系変更元年に現れた名スプリンターです。このレースを勝つまでに8戦していますが、新馬戦の1600mだけ10着でそれ以外は1200m~1600mのレースを使われて5勝2着1回、3着1回とほぼ完璧な成績でした。前走のシルクロードステークスで重賞初制覇をしての参戦となりましたがこのレースでは3番人気の評価でした。ステップレースを勝ってなぜ3番人気の評価だったというと、、、。1番人気は前年のスプリングステークスの覇者ヒシアケボノで2番人気が、、、、。当時かなり物議を醸した出走だったのですが、、、。3冠馬ナリタブライアンでした。今考えても驚きですが、、、、。そういうわけででの3番人気だったのですが、レースは逃げたスリーコースの番手でレースを進めて直線では早々に先頭に立ちそのまま後続を2馬身1/2離しての完勝というレースでした。2着は4番手から追い上げた4番人気のビコーペガサス、3着にはヒシアケボノでそのあとにナリタブライアンが入っています。レースとしてはフラワーパークの完勝という結果でしたが、ナリタブライアンが出走してさらに4着だったという事も含めて思い出のレースとなっています。

思い出の日経賞

日経賞は中山で行われる天皇賞へのステップレースとして歴史あるレースですが紹介するレースは、、、。

2023年第71回日経賞。勝ち馬はタイトルホルダー

昨年のレースだったのですが、タイトルホルダーは軸不動だとは思っていたのです、もう1頭の有力馬で前年の菊花賞馬アスクビクターモアもそこまで崩れないだろうと思い馬券としてはこの2頭を1,2着付けしの3連単のフォーメーションを買い、勿論2,3着馬も3着固定として勝ってはいたのですが、、、、。結果的には3連複でも万馬券の決着となり、、、、。終わってみれば馬場状態も含めてタイトルホルダーの方が不安要素が全くなく、アスクビクターモアについては馬場状態が一番の懸念だったという事で、、、。この時のタイトルホルダーの強さは際立っていましたが、まさか次走の天皇賞で競争中止になるとは思いませんでしたし、、、。引退レースの有馬記念でも最後まで取捨に迷い3連複ボックスから外したら3着となり、、、。馬券的には相性が悪い馬でしたが能力全開の時の強さは手が付けられない程の強さだったと思います。

思い出の毎日杯

毎日杯はクラシックレースのトライアルではなりませんが、勝ち馬からはNHKマイルカップを勝つ馬やダービー馬もでていて3歳馬のこの時期のレースとしては重要な重賞として認知されています。

そんな毎日杯ですが、思い出のレースは、、、、。

2008年第55回毎日杯。勝ち馬はディープスカイ

ディープスカイはこのレースを6番人気で勝利するのですが、このレース前とこのレース後の数戦での評価はガラリ一変という馬です。というのも初勝利が6戦目でこのレースを勝つまでに8戦していたのです。大昔なら皐月賞までに10戦とかいう馬も珍しくなかったと思いますが、2008年当時でもこの毎日杯を勝つまでに8戦して勝利した馬は中々いませんでした。そういう事もあり6番人気の評価でしたが、レースでは1番人気だったアドマイヤコマンドを2馬身1/2差付けての完勝での勝利となり、この後がまたすごく、続くNHKマイルカップを制してそのままダービーにコマを進めてダービーも勝ってしまいました。近年のクラシック路線では考えられないレース数を使ってのダービー制覇でしたし、その後も古馬に交じっての天皇賞やジャパンカップでも勝てないまでも3着と善戦していましたので非常にタフで強い馬だったのだと思います。そんな近年にないサクセスストーリーの起点となったレースをご覧ください。

思い出のマーチステークス

マーチステークスはこの時期に中山で行われるハンデ重賞ですが、ハンデ重賞という事もあり荒れるイメージもあります。そんなマーチステークスですが、思い出のレースは、、、。

2022年第29回マーチステークス。勝ち馬はメイショウハリオ

勝ち馬メイショウハリオは後に帝王賞を連覇してかしわ記念も勝ちますが、このレースが重賞2勝目となったレースでした。レースとしては先行した12番人気のケンシンコウが直線で抜け出してほぼ勝ったと思ったところを道中14番手の後方からレースを進めて4コーナーでは8番手と中段まで上がっていきそのあとは外を猛然と追い込んでほぼ勝ちを手中にしたケンシンコウを豪快に差し切ったところがゴール。メイショウハリオの末脚が際立ったレースとなりました。メイショウハリオの勝ち方も豪快だったのですが、予想としても紐荒れになるだろうと思って予想していましたが、、、、。ケンシンコウは買えない、、、。というのもこのレース以前の3走が13着、9着、8着、、、。買えない、、、。と思いもう一度成績を見返すとそのさらに前のレースのジュライステークスで、、、。1着になっているのですが、2着がなんとメイショウハリオだという、、、。終わってみればというより今見返してみれば、、、。買う要素がなかったわけではないという、、、、。競馬あるあるなのですが、、、。それにしてもこのレースでのメイショウハリオの末脚は強烈でしたし、後の活躍もうなずける勝ち方だったと思います。

今週末の天気は週頭の予報では全国的に晴れると出ていたと思ったのですが、予報が変わってきていて雨模様の可能性が出てきました。という事は全体的に荒れるという事でしょうか、、、。とはいえどのレースも好レースを期待しています。


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