たてログ競馬:思い出の重賞2024.5.14~オークス、平安ステークス

思い出の名馬、レース

G.W.中はバタバタしていて思い出の重賞を書けませんでしたが今週から再開します。いよいよ春のクラシックのクライマックスオークス、ダービーと続きます。先ずはオークスと平安ステークスの思い出のレースを紹介します。

思い出のオークス

オークスは牝馬クラシック第2弾にして距離2400mという3歳牝馬にとっては過酷な条件ですが勝ち馬からは歴史的名牝が何頭も出ています。そんなオークスですが思い出のレースは、、、。

1994年第55回オークス。勝ち馬はチョウカイキャロル

チョウカイキャロルはこのレースを制してG1馬の仲間入りをした後秋もエリザベス女王杯で歴史的女傑ヒシアマゾンとハナ差の接戦を演じた名牝の1頭です。そんなチョウカイキャロルが勝ったのがこのレースでしたが、チョウカイキャロルの強さは言うまでもありませんが、思い出に残っている事と言えば2着にゴールデンジャックが入った事です。チョウカイキャロルは桜花賞には出走しておらず、フラワーカップで3着になってその後忘れな草賞を勝ってオークスに向かっています。2着のゴールデンジャックはというと当時の桜花賞トライアル報知賞4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー)を勝って桜花賞に挑みましたが惨敗。その後サンスポ杯4歳牝馬特別(現フローラステークス)を勝ってオークスに向かっています。この年の1番人気はというと、、、。そうですオグリキャップの妹にして桜花賞馬のオグリローマンでした。レースはスタート後4,5番手でレースを進めたチョウカイキャロルが抜け出して後方に待機していた1番人気オグリローマンは距離の壁だったのでしょうか全く伸びず、そのオグリローマンと同じ様な位置にいたゴールデンジャックが猛然と追い込んでチョウカイキャロルに迫りましたが3/4まで詰め寄ったところがゴールとなりチョウカイキャロルが勝利しています。チョウカイキャロルは父ブライアンズタイムの初年度産駒にしてナリタブライアンに続くG1制覇でしかも牝馬クラシックでしたので種牡馬としての力も示されたレースとなりました。ゴールデンジャックは現在の競馬ではあまりないローテーションで挑んだレースでしたが惜しくも2着。馬券はというと、私は本命はオグリローマンでしたので、、、。オグリキャップから競馬を始めた人間としては仕方なしですが、今考えれば、、、。というレースでした。チョウカイキャロルはその後もエリザベス女王杯2着や牡馬相手の重賞でも勝利するなど活躍しましたが産駒の活躍馬がいなかったのは寂しい限りです。そんなチョウカイキャロルの強いレースをご覧ください。

思い出の平安ステークス

平安ステークスは京都のダート重賞として定着しています。そんな平安ステークスですが思い出のレースは、、、。

2020年第27回平安ステークス。勝ち馬はオメガパフューム

オメガパフュームは東京大賞典を4連覇した名馬ですが、この馬は特定の条件で非常に走る馬でもありました。右回りでしか走らず左回りはとにかく走らない。そして斤量は重くても条件が整えば楽勝してしまうという馬でした。このレースでもその前の年の東京大賞典を勝って休養後の始動レースでしかも59キロを背負っていましたが、、、。6,7番手でレースを進めて直線で先に抜け出したヴァンジェンスを楽々と交わして1馬身1/4差でゴール。力をまざまざと見せつけるレースとなっています。この後も59キロを背負っても重賞を勝っているので斤量苦もなく条件が揃えば無類の強さを見せる馬でした。

今年はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。


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