思い出の重賞2021.8.3~レパードS、エルムS~

思い出の名馬、レース

今週はレパードステークス、エルムステークスです。

レパードステークス


2009年から重賞として始まり、2010年にはG3に格上げになり、現在では夏の新潟ダート重賞として定着しています。そんなレパードSですが、思い出のレースは
2009年第1回レパードステークスです。

勝ち馬はトランセンド

後のG1馬でもあり、ドバイワールドカップではヴィクトワールピサと共に日本馬ワンツーを決めてくれた名馬です。
トランセンドというと藤田伸二ジョッキーというイメージが強いですが、このレースでは松岡正海騎手を背に2番手追走で直線に向くと先頭になり後続を話す一方で、2着のスーニ以下を3馬身ちぎっての完勝でした。このレースのあとは6戦2勝とG3のみやこSを勝って次に1番人気でジャパンカップダートを勝ちG1馬の仲間入り。その後も交流G1含めてG1を3勝、先にも話したドバイワールドカップでも2着にもなり押しも押されぬ名馬になりました。
そんなトランセンドの重賞初制覇のレースがこの第1回レパードステークスです。その後の勝ち馬にもホッコータルマエやアジアエクスプレスなどG1馬が勝つレースでもあります。
今年はどんなレースになるかも楽しみです。

エルムステークス

次にエルムステークスです。
ダートGレースの体系整備にともないG3として1996年に1回目はシーサイドステークスとして行われ、2回目から現在の名称エルムステークスとして夏の札幌開催のダート重賞として定着しています。
そんなエルムステークスの思い出のレースは、
2003年第8回エルムステークスです。

勝ち馬はアドマイヤドン

言わずと知れた芝、ダートでG1を制覇した名馬で、ダービー馬アドマイヤベガの半弟でもあります。
デビューからデビューから藤田伸二騎手を背に3連勝で朝日杯FSを勝ち、菊花賞までは芝のクラシック路線進みました。菊花賞4着後ダートに矛先を変えて、JBCクラシックをいきなり勝ちダート適性を見せましたが、その後の中央ダートG1のジャパンカップダート、フェブラリーSは勝てず休養に入ります。半年後に鞍上は安藤勝己騎手になり久々のレースでしたが、堂々の1番人気。レースは中断から徐々に上がっていき、4角では2番手になり、あとは独走で2着トシザボス以下を9馬身ちぎっての完勝。その後の活躍は言うまでもありませんが、圧巻のレースでした。
ベガの産駒は物凄く、ダービー馬アドマイヤベガ、セントライト記念を勝ったアドマイヤボス、そしてこのアドマイヤドンとさらに、桜花賞馬ハープスターの母ヒストリックスターもアドマイヤドンの半妹にあたります。
華麗なる一族の中でも異色の名馬がアドマイヤドンが圧勝したレースでした。

残念ながら。レース映像はありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました