たてログ競馬今週の思い出の重賞。週末の3重賞です。
セントウルステークス
1987年創設の重賞ですが当初は1400mで実施。2000年から1200mとなり秋競馬の開幕週の重賞とスプリンターズSの前哨戦として定着しているレースになっています。
思い出のセントウルステークスは。
1200mになって最初のレースです。
テネシーガールが逃げて、ジョーディシラオキが引っ張るレース。
同じレースにはG1馬ブラックホーク、マイネルラヴにダイタクヤマト。G1常連のスギノハヤカゼ、ワシントンカラー、ブレイクタイムとかなり豪華メンバの中2番人気で4コーナー12番手から同じく後方から追い上げたブラックホーク以下を豪快に差し切り。
牝馬らしからぬ破壊力を持っていた馬でした。通算でも10勝しており内重賞3勝ですので非常に強い牝馬でした。G1には手が届きませんでしたがホワイトマズル産駒のとしては珍しい短距離で活躍した個性派の牝馬でした。ホワイトマズルの代表産駒の1頭ではないでしょうか。馬名も伝説のテクノグループYMOの名曲「ビハインド・ザ・マスク」に由来しており、そういった意味でも印象に残る馬です。
京成杯オータムハンデ
1997年まで京王杯オータムハンデと言っていたレース。中山開催なのになんで京王杯?と思っていましたが、秋の東京開催の京成杯3歳ステークス(旧馬齢)も同じく東京でなんで?となっており、この2つの重賞の名称が入れ替わる形で現在の京王杯オータムハンデになっています。
秋開幕恒例のマイル重賞ですがかといって秋のG1に直結しにくいレースでもあります。
思い出の京王杯オータムハンデは
2001年第46回京王杯オータムハンデ 勝ち馬はゼンノエルシド
勝ち馬ゼンノエルシドは後にマイルCSを勝利しますので直結しないレースとしては珍しい勝ち馬だったと思います。
レースはユーワファルコンが逃げてクリスザブレイヴが続いてその後ろにゼンノエルシドという流れ。さらに後方にはNHKマイルカップを勝っているイーグルカフェが虎視眈々と上位を狙っていましたが、直線で先行馬をラクラク交して4馬身差の圧勝がゼンノエルシド。イーグルカフェは4着まで。
ゼンノエルシドの強さだけが目立ったレースでした。
ゼンノエルシドは続くスプリンターズSで1番人気になりましたが10着と惨敗。その次のマイルCSで人気を落として4番人気からの1着。マイル王になりました。暮れに香港に遠征するもマイルCSで2着に退けたエイシンプレストンの14着と惨敗。その後も惨敗続きで引退。秋のこのレースとマイルチャンピオンシップが最も輝いた時期のレースでした。
父がカーリアンで当時はマル外や持ち込みので走る馬が多い印象がありました。そのほかにもビワハイジやフサイチコンコルドなどがカーリアンの代表産駒です。
レース映像は京王杯オータムハンデではなく、その後にゼンノエルシドが勝ったマイルチャンピオンシップをお届けします。
紫苑ステークス
秋華賞が創設されて、それまでの関東でのトライアルだったクイーンステークスが札幌に移ったために中山でのトライアルとしてできたレースです。
元々はオープン競争で1800mでしたが、2007年から2000mになり2016年からG3に格上げなり今年で6回目になります。オープンの頃は秋華賞には直結しないレースでしたが、G3に格上げ後はディアドラ、ノームコアや1回目の2着馬ヴィヴロスとG1勝ち馬を出しており、見逃せないレースになっています。
そんな紫苑ステークスですが、
思い出のレースは2016年第1回紫苑ステークスの勝ち馬ビッシュです。
というより、2着のヴィブロスです(苦笑)
このレースは馬券をヴィブロスから勝っおり、レースを見ていたのですが、3コーナーで致命的な不利を受けて「あ~ダメだこりゃ」と思っていたらそこから立て直して大外を伸びてなんと2着を確保。このレースを見て次の秋華賞は自信の本命を打つことができたというレースでした。
1着のビッシュは強い競馬でしたが、その後の戦績をみるとさっぱりでした。一方ヴィブロスはその後秋華賞を制して、ドバイでも勝ち国内外で活躍をしており、このレースも不利なく進めていれば勝っていたかもしれないと思わせるレースでした。
今年の紫苑ステークスは秋華賞に直結するレースになるか楽しみです。
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