たてログ競馬:思い出の重賞2023.5.4~NHKマイルカップ、京都新聞杯、新潟大賞典

思い出の名馬、レース

今週の思い出の重賞はG1NHKマイルカップを含めて3重賞です。

思い出のNHKマイルカップ

NHKマイルカップはその昔ダービートライアルとして数々の名馬が出走していたNHK杯を前身としており距離体系の整備にともない1996年に3歳馬のマイルG1となり今に至っています。そんなNHKマイルカップですが、思い出のレースは、、、。

2010年第15回NHKマイルカップ。勝馬はダノンシャンティ

今までのNHKマイルカップの中で強烈に印象に残っているレースのベスト3の中には必ず入るのがこのダノンシャンティが勝ったレースではないでしょうか。NHKマイルカップは1回目から見ていますが、1回目のタイキフォーチュンが勝った時のタイムをみて驚愕したことも鮮明に覚えていますが、それと同じぐらい強烈な時計で勝ったのがこのダノンシャンティでした。勝タイムは1分31秒4という当時の日本レコードでこの時期の3歳馬としては破格の時計でしたし、上りのタイムも1頭だけ33秒台の33秒5で突き抜けて2着に1馬身1/2を付けて最後は流す余裕のレースぶりでした。松田国英厩舎でしたので、その先にはタニノギムレット、キングカメハメハに続くマツクニローテでのダービー制覇も鮮明に見えたレースでもありました。競馬はタイムレースではないのですがこのタイムと勝ち方は鮮烈でしたしわくわくしたのを覚えています。その後はダービー前日に無念の骨折で取り消し。復帰するも勝利できないまま引退となり、順調だったらどんな馬になっていたのかと今でも思ってしまう馬でもありました。ただ、このレースの上位入選馬はその後骨折などのケガで戦列を離れる馬が多く、時計勝負と引き換えの代償も大きいのではないかと思わされるレースでもありました。そんなダノンシャンティの強烈なレースをご覧ください。

思い出の京都新聞杯

京都新聞杯はその昔は菊花賞トライアルとして有名で、ダービー後の秋には京都新聞杯、神戸新聞杯とトライアルを2レース使って菊花賞へ向かう馬も多かったのですが、距離体系の充実も含めて2000年からダービー前へと移行されてダービーへの最終切符をかけてレースになっています。(ダービートライアルではありませんが)そんな京都新聞杯ですが、思い出のレースは、、、。

2013年第61回京都新聞杯。勝馬はキズナ

思い出の青葉賞の所でも書いていますが、ダービートライアルでは青葉賞勝ち馬からはダービー馬は出ていません(2着は何頭かいます)。プリンシパルステークスからもダービー馬は出ていません。ダービートライアルではありませんが京都新聞杯からはダービー馬が出ています。それがこのキズナでした。

キズナは後にダービーを勝ち凱旋門賞にも挑戦した名馬で現在は種牡馬としても活躍していますが、そのキズナが圧倒的な強さを見せたのがこのレースでした。弥生賞5着で皐月賞の権利を逃して早々にダービーを照準にして毎日杯を快勝して挑んだのがこのレースです。このレースでの強烈な末脚は相当で、道中最後方から4コーナーでも13番手でしたが直線だけでまとめてかわして1馬身1/2を付けての余裕の勝利。上りも1頭だけ34秒台という事で文句なしの勝利でダービーへ名乗りを上げました。

続くダービーでは直線で勝利を掴みかけたエピファネイアをゴール前で差し切っての勝利という事でこのレースでの末脚が本物だったことを証明しました。

このレースは1着のキズナ以外の馬の印象がほとんどない程キズナの強さが際立ったレースでもありました。今年もそんな馬が現れるのかも含めて楽しみです。

そんなキズナの強烈な末脚をご覧ください。

思い出の新潟大賞典

新潟大賞典はこの時期の新潟のハンデ重賞として荒れるレースのイメージがあります。

そんな新潟大賞典ですが思い出のレースは、、、。

2022年第44回新潟大賞典。勝馬はレッドガラン

荒れるハンデ重賞という事で毎年予想が難しいのですが、昨年のそのような感じになり、、、。

勝ったレッドガランはこの年の京都金杯を4番人気で勝利していたのですが、その後が京都記念が6着で続く大阪城ステークスが4着と精彩を欠いていました。その状況で迎えたのがこのレースでしたが、、、。57.5を背負って7番人気での勝利、、、。買えませんでした。終わってみて冷静に考えると大阪城ステークスも0.3差での4着で今回は乗り替わりで岩田康成騎手でしたので、、、、。終わってみて気付くという競馬あるあるな状況となり、、、。2着カイザーバローズも末脚がかみ合えばという馬でしたので、、、。と予想自体はさっぱりでしたが終わってみれば買えなくなはいというレースになり、、、。勝ったレッドガランは流石重賞勝ち馬というレースぶりでしたがその後はG1、G2に挑戦もなかなか結果が出ずに引退しています。そんなレッドガランのレースをご覧ください。

今年はそれぞれどんなレースになるか、、、。楽しみです。



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