思い出の重賞2022.03.23~高松宮記念、日経賞、毎日杯、マーチステークス:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

今週末はG1高松宮記念を含めた4重賞があります。さらにドバイミーティングもあり盛りだくさんです。思い出の重賞をそれぞれ書いていきます。

高松宮記念

古くは夏の中京芝2000mで行われていた伝統のG2高松宮杯から距離、時期を変更してグレードもG1となって今では春のスプリント王決定戦として定着しているレースです。

そんな高松宮記念ですが、思い出のレースは、、、。

2005年第35回高松宮記念。勝ち馬はアドマイヤマックス

アドマイヤマックスというと2歳時には新馬勝ちのあと東スポ杯2歳ステークスを0.4差を付けて圧勝してクラシックの有力候補と言われながらその後故障などもあり重賞1勝のみでG1レースでは惜しい結果が続いていました。このままG1を勝てないかとも思われていました。6歳での出走という事もありラストチャンスに近い時期でのレースでもありました。レースは快速馬カルストンライトオが逃げる展開を7番手で直線に向き、直線では34.6の末脚で2着に2馬身1/2差を付ける圧勝となり今までの惜敗が嘘のようなレースぶりでした。この後は秋のスプリンターズSで3着になるも香港スプリントを最後に引退。種牡馬となってしばらくは余り実績をあげられませんでしたが、ケイティブレイブがダートG1で活躍しており種牡馬としても名を上げています。直線で突き抜けたレースぶりをご覧ください。

日経賞

日経賞は春の中山G2の定番レースとなっていますが、古くは秋に開催されていたりもしました。レース名称も日本経済賞というレース名の時もあったようです。そんな日経賞ですが、思い出のレースは、、、。

2012年第60回日経賞。勝ち馬はネコパンチ

珍名や印象に残る名前の馬はいつの時代にもいます。今年もオニャンコポン(ちゃんと由来はあるようですが)のような珍名やアイアムハヤスギル等アイアムの冠号の珍名でもあり印象に残る馬名の馬が活躍したりもしています。そんな珍名馬が激走して印象に残る場合もあります。そんなレースがこの日経賞でした。ネコパンチ。一度聞いただけで忘れない珍名です。ネコパンチというと我々世代はアメリカの俳優ミッキーロークがボクシングの試合に出て繰り出したパンチにその名称が付き深く刻まれているので尚更でしたが、今聞いてもクスッとしてしまう馬名です。しかもこの時のネコパンチは12番人気での激走。鞍上は穴男として名高い江田照男ジョッキーでした。終わってみれば江田照男ジョッキーで重馬場のレースでしたので逃げれば一発があってもおかしくはなかったとも思えますが、それでも前走のダイヤモンドステークスが14番人気の15着でしたし、この日経賞の1番人気はその前のAJCCを不良馬場で圧勝したルーラーシップで、2番人気も不良馬場のダービーで2着だったウインバリアシオンでしたので当時の予想ではヒモでも買えない馬券だったという事は鮮明に覚えています。忘れたころの江田照男ジョッキー、人気薄の馬が逃げた時の怖さなど競馬予想のあるあるがたくさん詰まったレースとなったのも印象に残っている理由だったのかもしれません。もちろん馬名もですが、、、。

毎日杯

毎日杯は皐月賞の最終便として古くから開催時期もほぼ変わらずで行われています。その昔は西の秘密兵器的(当時は関東馬が強く関西の強豪がここで活躍するとそのような言われ方をしていました)な馬の皐月賞への最終切符をつかむためのレースでしたが、私が競馬を見始めてしばらくたってからは何故かNHKマイルカップやダービーで勝利する馬や活躍する馬が多く排出されるレースとなっている印象です。そんな毎日杯ですが、思い出のレースは、、、。

2008年第55回毎日杯。勝ち馬はディープスカイ

ディープスカイというとNHKマイルカップと日本ダービーを制した変則2冠馬でその年の秋にはウオッカとダイワスカーレット伝説の名勝負を繰り広げた天皇賞でも3着に来ている名馬です。そんなディープスカイの初重賞制覇がこの毎日杯でした。しかも6番人気の評価での勝利です。というのもディープスカイは未勝利を脱出するまでに6戦を要してお近年のダービー馬では珍しい馬タイプの馬でした。競走馬は3歳の春からダービーにかけて急激に変わる、成長する馬がいると昔から言われていますがディープスカイがまさのその急激に変わって、成長した馬だったのだと思います。このレースでの勝利を境に超一流場に上り詰めていったわけです。秋の神戸新聞杯を勝った後は勝利こそなかったもののG1、G2で2着か3着という事で安定感も抜群の成績で引退しました。種牡馬としては芝、ダート問わずに活躍しているクリンチャーやダートの重賞馬を輩出しています。そんなディープスカイが急激に成長を遂げるきっかけのレースをご覧ください。

マーチステークス

1994年のダート路線の拡充にともなって創設された重賞で春の中山1800mのハンデ重賞として定着しています。ハンデ重賞という事もあり荒れる事もしばしばですし、トップハンデの馬の取捨も難しくしかも重賞勝利馬が軽視されて人気が低くなっていて好走する事もあったりする毎年難解なレースという印象です。そんなマーチステークスですが、思い出のレースは、、、。

2017年第24回マーチステークス。勝ち馬はインカンテーション

インカンテーションは交流重賞も含めてダート重賞を6勝している名馬ですが馬券の相性が極端に悪く買うと来ない、買わないと来るという馬として思い出に残っています。このレースでも10番人気と低評価で57.5キロと2番目にハンデも重くバッサリ切っていました。レースは3番手から競り合いを制して勝利とハンデをものともしない勝利でした。私はというとトップハンデのアスカノロマンから馬券を買って5着と撃沈、、、。本当に買い時が難しい馬だったという印象が残っています。ダートのハンデ重賞は何が起こるか分からないと思って馬券を組み立てなければいけないとも思ったレースでもありました。

この思い出の重賞で紹介したレースがそのまま週末の馬券検討に役立つ場合が結構あるように思います、ですが、、、。私自身がそれを活かせていないという、、、、。今週末はそれぞれどんなレースになるのか楽しみです。



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