たてログ競馬思い出の重賞2022.2.1~東京新聞杯、きさらぎ賞

思い出の名馬、レース

思い出の東京新聞杯

東京新聞杯というと冬の東京1600mの定番重賞でのちのG1馬も勝ち馬に名を連ねている伝統あるれーすです。そんな東京新聞杯ですが思い出のレースは、、、。

1994年第44回東京新聞杯。勝ち馬はセキテイリュウオー

セキテイリュウオーはトウショウボーイ産駒として重賞を2勝、G1でも2着2回と能力はG1級だった馬です。今でも現役の田中勝春騎手が主戦で人気もあった馬です。そんなセキテイリュウオーが勝ったのがこのレースで59キロを背負い2番人気でしたが、4コーナーでは1番人気のケントニーオーと同じぐらいの位置から1頭だけ上がり34秒台を使い1/2馬身さの勝利。3着は1馬身1/4差離れており完勝と言って良い内容で前年の天皇賞秋2着も納得のレースでした。この後も2年連続で天皇賞秋2着など活躍しましたが、自身の重賞勝ちはこれが最後となるレースでした。G12着が2度あったという事で種牡馬にもなりましたが目立った活躍馬を出せずという結果でした。それでもやはり種牡馬になれたという事はG1級の能力を認められてのことですし、このレースを観るとそういう思いになりますし、当時もそう思った事を思い出します。

思い出のきさらぎ賞

きさらぎ賞は京都競馬場で行われる冬の3歳重賞でクラシックホースも出している定番重賞です。そんなきさらぎ賞の思い出のレースは、、。

2003年第43回きさらぎ賞。勝ち馬はネオユニヴァース

ネオユニヴァースはこの年の皐月賞、ダービーを勝った2冠馬で種牡馬としても活躍した名馬ですが2冠馬というよりも印象に残っているのは福永祐一騎手がこの馬と朝日杯の覇者エイシンチャンプとどちらに乗るのかで結局先約を優先してエイシンチャンプに騎乗した事。その結果デムーロ騎手が2冠騎手となり福永騎手が皐月賞とダービーを制するのはずっと後になってしまった事と日本ダービーを勝った後に宝塚記念に挑戦した事です。2冠馬なのに2冠の事がそこまで印象に残らない(皐月賞勝利後に2着のサクラプレジデントの鞍上田中勝春騎手の頭をポンと叩いた事も忘れてはいませんが、、。苦笑)という珍しい馬だったと思います。そんなネオユニヴァースが福永祐一騎手鞍上で勝ったのがこのレースでした。レースは3番人気でしたが3,4番手から2番人気サイレントディール、1番人気のマッキーマックスを押えて1/2馬身差の勝利という横綱相撲での勝利でした。この勝利の後はダービーまで連勝するのですが、福永騎手が鞍上だったのはここまでで、その後はデムーロ騎手に乗り替わっています。このレースを勝った時点でクラシックの有力候補になった訳ですが、福永騎手はエイシンチャンプを選び皐月賞もダービーも取れずそのあと長い間この2つのG1には縁がない状況になったことはいまでも語り草になっています。そんなこともあり思い出のレースとして今回はこのレースを取り上げました。レース映像がないのでネオユニヴァースのダービーの映像をご覧ください。

今年はどんなレースになるか楽しみです。


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