たてログ競馬:思い出の重賞2023.6.8~エプソムカップ、函館スプリントステークス

思い出の名馬、レース

6週連続G1の後の小休止ですが、重賞は2つあります。エプソムカップと函館スプリントステークスです。それぞれ思い出のレースを紹介します。

思い出のエプソムカップ

エプソムカップは安田記念の次ぎの週の1800mの重賞として定着しています。そんなエプソムカップですが、思い出のレースは、、、。

1994年第11回エプソムカップ。勝ち馬はワコーチカコ

ワコーチカコはリヴリア産駒の牝馬でクラシック制覇はしていませんが、古馬になってから牡馬混合の重賞を4勝した名牝です。私も大好きな馬でしたがそのワコーチカコの重賞初制覇がこのエプソムカップでした。このレースでは1番人気はマーメードダバン、2番人気はロイスアンドロイスに次ぐ3番人気での出走でした。岡部幸雄騎手安生で3番手から上がり34.4の末脚で逃げたキョウエイキーマン以下に1馬身1/2差を付けての完勝。馬場相手でも全く引けを取らないレース振りでの勝利でした。この後も函館記念、京都金杯、京都記念と重賞を勝のですが、エリザベス女王杯が古馬に解放されていなかったのが残念でならない位強い牝馬でした。引退後の産駒には目立った活躍馬がいないのがもう1つ残念ではあります。それでも当時としては牡馬相手に重賞を4勝する牝馬として存在感はありましたし未だに思い出す名牝です。レース映像がないのが残念ですがご了承ください。

思い出の函館スプリントステークス

函館スプリントステークスは函館の開幕週を飾る短距離重賞として定着していますし、サマースプリントシリーズの開幕戦としても定着しています。そんな函館スプリントステークスですが、思い出のレースは、、、。

2002年第9回函館スプリントステークス。勝ち馬はサニングデール

サニングデールは高松宮記念など重賞5勝した名馬で、当時の最強スプリンターの1頭でした。そんなサニングデールが重賞連勝を果たしののがこのレースでした。3歳での出走でしたが、前走ファルコンステークスを勝っての参戦と斤量52キロという事で1番人気での、、。と書きたいところでしたが、実際は3番人気での出走でした。というのもこのレースには圧倒的1番人気の馬がいました。その年の春に高松宮記念を勝ったショウナンカンプが出走してきていたからです。このレースでの単勝は1.2倍という圧倒的な1番人気でした。2番人気はタイキトレジャーでしたが単勝はサニングデールとをぼかわらない状況でした。レースは圧倒的1番人気のショウナンカンプが自身のスタイル通り逃げましたが最後までもたず6番手に位置していたサニングデールが抜け出してショウナンカンプを交わしその後伸びてきた2着タイキトレジャー以下を1馬身3/4差を付けての勝利。52キロだったとはいえ3歳にしてそのスプリント能力の高さをまざまざと見せつけたレースとなりました。この後もスプリント重賞だけをG1含めて3勝していますので、重賞勝利の5つ全てがスプリント戦という生粋のスプリンターでした。こちらも残念ながらレース映像がないのでご了承ください。

それぞれ今年はどんなレースになるか楽しみです。



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