たてログ競馬:思い出の重賞。今週はヴィクトリアマイルと京王杯SCです。
ヴィクトリアマイル
2006年から始まった春の牝馬の頂点を決めるレースとして定着しているレースです。今年はG1馬5頭が出走する豪華メンバーが揃ったレースになりますが、、、。思い出のレースは、、、。
2006年第1回ヴィクトリアマイル。勝ち馬はダンスインザムード
このレースは第1回目という事でも印象に残っていますし、勝ったダンスインザムードの先行抜け出しの強いレースぶりやエアメサイアの追い込みも目に焼き付いていますが、何よりも1番人気のラインクラフトが見せ場なく敗れた事が最も印象に残っており、1400mのレースで圧勝した馬が1600mでも勝とは限らないという事と同時に距離適性というのは重賞だという事を思い知らされたレースでもありました。このころのヴィクトリアマイルのステップレースは阪神牝馬ステークスだったのですが、距離が現在の阪神1600mではなく、阪神1400mで行われていました。そのレースでラインクラフトは2着エアメサイアに3馬身差を付ける圧勝をしていました。レース後に2着に敗れた武豊騎手が「阪神1400mと東京のマイルはレースが違いますので本番は大丈夫です」という様な発言をしていて、当時は負け惜しみだし、3馬身差は決定的な差だと思っていましたが、ですが、蓋を開けてみたら、、、、。という事で今でも私の馬券検討の格言の1つとして残っています。「阪神1400mで圧勝した馬は東京1600mでは疑ってかかれ」という格言です。
京王杯スプリングカップ
安田記念の前哨戦として長く定着しています。ヴィクトリアマイルが創設されてからは有力牝馬の出走が減っているようにも思えますが、過去にはこのレースと安田記念を続けて勝つ名馬も多数いる歴史あるレースです。そんな京王杯スプリングカップですが、思い出のレースは、、、。
1992年第32回京王杯スプリングカップ。勝ち馬はダイナマイトダディ
ちょっと懐かしい馬になりますが、ダイナマイトダディはサクラユタカオー産駒でこの京王杯を含めて重賞3勝した馬です。このレースのメンバーはかなり豪華でG1馬ダイイチルビー、ダイタクヘリオス。次の安田記念でG1馬になるヤマニンゼファーやダイワメジャー、ダイワスカーレットの母であるスカーレットブーケも出走していました。この豪華メンバーの中で道中3番手からの押し切り勝利でしたので潜在能力はG1級だと当時思っていました。その後は安田記念で2番人気になるもヤマニンゼファーの5着と敗れてしまいG1制覇とはなりませんでした。さらにその後は脚部不安で3年休養してAJCCで復帰もそのレースが引退レースとなりました。脚部不安さえなければG1を勝てたかも、、、。と思わせる名馬でした。種牡馬にもなりましたが産駒が目立った成績を上げられなかったのも残念でした。
今年はそれぞれどんなレースになるのか楽しみです。
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