思い出の重賞2021.11.2~アルゼンチン共和国杯、京成杯2歳ステークス、みやこステークス、ファンタジーステークス:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

秋競馬真っ盛りです。今週末はG1は一休みでですが、土日で4重賞あります。それぞれ思い出のレースを紹介します。

アルゼンチン共和国杯

東京2500mのG2で天皇賞の翌週に行われる名物重賞です。天皇賞では一歩足りない馬、長距離適性の馬、JCや有馬記念へのステップとして定着しています。

そんなアルゼンチン共和国杯ですが思い出のレースは

1996年第34回アルゼンチン共和国杯。勝ち馬はエルウェーウィン

エルウェーウィンというとデビューから3連勝で朝日杯3歳ステークス(旧馬齢)を勝ったカーリアン産駒のマル外のG1馬です。その朝日杯で負かした馬がビワハヤヒデだったということもあり、4歳以降も活躍が期待されていましたが重賞を勝つこともオープン競争でも2着や3着が多く勝てない時期が続いていました。そんな中でむかえたのがこのレースでした。

92年の朝日杯以来、約4年間勝ち星がなく連対したレースも2000mまでとこのレースも18頭立て14番人気という評価でした。しかし、、、、。

レースはメジロスズマルが逃げる展開で、エルウェーウィンは17番手と最後方に近い位置でレースを進め、4コーナーでは8番手まで位置をあげて直線へ。そこから8頭を交して先頭でゴールイン。この激走にはびっくりさせられましたが、、、、。理由がるようなないような、、、。その日はナリタブライアンの東京競馬場での引退式の日で、主戦だった南井騎手が東京にきており、エルウェーウィンの鞍上も朝日杯の時と同じ南井騎手だったという事です。

ご存知の通りナリタブライアンの兄はビワハヤヒデです。そのビワハヤヒデも朝日杯で破ったエルウェーウィンが約4年ぶりにG2を勝つわけですから、、、。競馬にも他のスポーツにもよくある事ですが、こういう事があるから競馬は不思議なスポーツだと思もいますし、だからやめられないとも思います。レース映像がないのが残念ですが、エルウェーウィンが最も光っていたが朝日杯のレースをご覧ください。

京王杯2歳ステークス

京成杯AHの所でも書いていますが、私が競馬を見始めた頃は京成杯3歳ステークスとして行われており、当時も東京開催なのになんで?と思っていました。今ではレース名も東京1400mという事も定着しています。

そんな京王杯2歳ステークスですが、思い出のレースは、、、。

1996年第32回京成杯3歳ステークス。勝ち馬はマイネルマックス

マイネルマックスはブライアンズタイムの初期のG1馬で鞍上は若手で売り出し中だった佐藤哲三騎手でした。

新馬戦3着後に折り返しの新馬戦(当時は同開催新馬戦は負けても出走できていました)を勝ち、

函館3歳ステークスも勝っての参戦でした。

重賞を勝っていても4番人気の評価でしたが、レースはアサカホマレが逃げて、パーソナリティーワンが続く流れを4番手で追走。4コーナーでは3番手に上がり最後は2着ダイワアンジェラに1馬身1/2をつけての完勝と強いレースぶりでした。次走の朝日杯も制してG1馬となりましたが、その後はオープン特別を1勝して4年ぶりにG2マイラーズカップを勝ったりしましたが思ったほどの活躍はできませんでした。

朝日杯までは非常に強いレースぶりでしたので、競争生活として最も輝いていた時期だったと思います。

レース映像がないので、G1制覇の朝日杯の映像をご覧ください。

みやこステークス

12月のジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)の前哨戦として2010年に創設された新しい重賞です。そんなみやこステークスですが、思い出のレースは、、、。

2011年第2回みやこステークス。勝ち馬はエスポワールシチー

ダートの強い馬というと先行してもバテずにさらに着差を広げて圧勝するというイメージが強いと思います。もちろんブロードアピールのように直線だけでごぼう抜きするレースも印象的ではありますが、ダートの王者のレースぶりは先行して圧勝というレースではないでしょうか。

このレースもまさにそれで、逃げたトウショウフリークを2番手で追走して、直線んで楽々とかわし3馬身1/2を付けての完勝。強いの一言で馬券を勝っていても安心して観ているられるようなレースです。

レース映像がないのが残念です。ご了承ください。

ファンタジーステークス

秋の京都芝1400mで開催される2歳牝馬の定番重賞で、後のG1馬を多数輩出している重賞でもあります。

そんなファンタジーステークスですが、思い出のレースは、、、。

1998年第3回ファンタジーステークス。勝ち馬はプリモディーネ

プリモディーネといえば、福永祐一騎手に初G1をプレゼントした名馬です。

そのプリモディーネの重賞初制覇がこのレースです。新馬勝ち後の出走でしたが評価は6番人気と低評価でした。レースは中団やや後方の9番手を進み、直線で全頭中唯一34秒台の末脚をつかってゴッドインチーフ、タヤスブルーム以下を1馬身1/4を付けての完勝でした。その後春のクラシックではチューリップ賞で復帰して4着に敗れるも桜花賞でG1制覇。続くオークスでは距離不安が言われていましたが3着となり実力を示しました。この3着になったオークスですが、個人的には直線で窮屈にならなければもっと際どいレースだったと今でも思っています。その後は中々結果が出ず、アフリート産駒という事もありダートにも挑戦しましたが結果を出せずに引退。繁殖としても活躍馬を出せずという事でその部分も含めて残念でしたが大好きな馬でした。

初々しい福永騎手のインタビューも含めてご覧ください。



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