思い出の重賞2022.03.16~阪神大賞典、スプリングS、フラワーC、ファルコンS:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

今週末の3連休は3日開催の4重賞と盛りだくさんですが、その4重賞の思い出のレースです。

阪神大賞典

春の天皇賞へのステップレースとして定着していますが、その昔は暮れの開催でしかも有馬記念の次の週などに開催されていた事もある伝統ある重賞レースです。天皇賞にも直結するレースですしリピーターのレースでもあります。(長距離重賞が減ってきているというのもあると思いますが)そんな阪神大賞典ですが、思い出のレースは、、、。

1996年第44回阪神大賞典。勝ち馬はナリタブライアン

ナリタブライアンは阪神大賞典を2勝していますが、2勝目のこのレースはすでに説明不要かと思います。マヤノトップガンとの伝説のレースです。両馬とも全盛期というか一番強い時期ではないですがそれでも他馬とは次元が違います。とにかくご覧ください。

スプリングステークス

スプリングステークスも皐月賞のトライアルとして定着していて、歴史も相当古いレースとなっています。最近では本番の皐月賞にそこまで直結しないレースとなっていますが、ここで紹介する思い出のスプリングステークスはここを勝って皐月賞も制してさらには3冠馬になっています。そのレースは、、、。

1994年第43回スプリングステークス。勝ち馬はナリタブライアン 

ここでもナリタブライアンの紹介になりますが、この時代はまだ今のように有力馬は使ったらすぐ放牧に出し外厩で調整して休み明けでもしっかり走れてしまうという時代ではなく、使って使って強くするという考え方が残っていた時代でした。ナリタブライアンもスプリングステークスまでに8戦走っていて、既にG1朝日杯を含む5勝していました。この前のレースの共同通信杯も道中先行して2着に0.7差を付けて4馬身差で圧勝しており今の時代なら間違いなく皐月賞に直行するローテーションですが、ナリタブライアンはスプリングステークスにも出走してきました。レースはやはり独壇場で後方から進めて3コーナー過ぎから馬なりで先行集団に取り付きそのあとは2着に3馬身1/2を付ける圧勝。皐月賞へ視界良好となりました。続く皐月賞も最内枠をものともせず、後続に0.6差3馬身1/2を付けてレコードで圧勝。その後はダービーでは0.9差の5馬身、菊花賞では1.1差の8馬身と3冠全てを圧勝しかもレース毎に着差を拡げるというド派手な勝ち方で3冠を達成しました。続く有馬記念もヒシアマゾンとの同世代対決も制して伝説の3冠馬になりました。そんなナリタブライアンの全レースが見られますスプリングステークスは4:53秒からです。ご覧ください。

フラワーカップ

ここ最近はクラシックに直結しないれーすとなっていますが、一昔前は桜花賞、オークスを制する馬を輩出した中山1800mでは珍しいレースでした。そんなフラワーカップですが、思い出のレースは、、、。

2005年第19回フラワーカップ。勝ち馬はシーザリオ

シーザリオは説明不要の名牝です。日米オークスを制して母としてもエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアの3頭のG1馬にして種牡馬を産んでいます。そんなシーザリオの重賞初制覇がこのフラワーカップです。このレースの前に500万下のレースを後に重賞を3勝するアドマイヤフジを完封して強さの一端を見せていましたが、このレースでもつからの違いを見せつけます。3番手から4コーナーでは2番手、そのまま伸びて2着に0.4差2馬身1/2を付けて完勝しています。この後は桜花賞では同じ鞍上だった福永騎手のラインクラフトに少し及ばずの2着でしたがオークスを鬼脚で制してG1制覇そのあとに海外遠征でアメリカンオークスを4馬身差の圧勝で世界的な実力を示しました。この後の故障により現役生活はこれで終わってしまいましたが母として前述の3頭の種牡馬を輩出するなど今の競馬界にも燦然と輝く実績を残しています。そんなシーザリオの強いレースぶりをご覧ください。

ファルコンステークス

ファルコンステークスは今でこそNHKマイルカップへのステップレース的な位置ですが、その昔はNHKマイルカップ後の初夏の中京競馬場の3歳短距離重賞として定着していました、レース名も中日スポーツ賞4歳ステークスでした。そんなファルコンステークスですが、思い出のレースは、、、。

1997年第11回中日スポーツ賞4歳ステークス。勝ち馬はオープニングテーマ

何故このレースだったかというとオープニングテーマという馬が非常に印象深く残っていたからです。というのもこの馬で美味しい馬券を朝日杯で取らせてもらいそのあとも追いかけていたからです。その時は意識していなかったのですが、馬主はノースヒルズの代表前田幸治さんで前田さんの初期の活躍馬

でした。シーキングザゴールド産駒の〇外で持ち前のスピードで押す競馬で朝日杯3歳ステークスで8番人気ながら2着に来ておりこのレースで馬券を取らせてもらいそのあとも追っかけていました。明け4歳になりNZT、NHKマイルカップと距離適性などもあり結果が出ていませんでしたが、1200mのこのレースでは持ち前スピード活かして2番手から直線で競り合ってハナ差で重賞初制覇となりました。その後は勝利を挙げられず引退となりましたので、現役時代で一番輝いたレースだったのではないでしょうか。

レース映像がないのが残念ですが、朝日杯2着の映像をご覧ください。



伝説の大川慶次郎予想情報
→無料1点公開←



日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」

Amazonのおすすめのスポーツグッズはこちらから


コメント

タイトルとURLをコピーしました