思い出の重賞2022.1.12~日経新春杯、京成杯、愛知杯:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

今週末は日経新春杯、京成杯、愛知杯の3重賞。

思い出の重賞は、、、。

日経新春杯

新春の京都競馬場の定番中の定番重賞。明け4歳の出走も多く実力馬が揃うレースでもあります。そんな日経新春杯ですが思い出のレースは、、、。

2006年第53回日経新春杯。勝ち馬はアドマイヤフジ

アドマイヤフジは父アドマイヤベガ、母アドマイヤラピスというアドマイヤ血統で富士の名前を付けたことを考えるとかなり期待が込められていたと思いますが、同じ世代には無敗の三冠馬にして種牡馬としても圧倒的な実績を残したディープインパクトがいました。生まれた世代が悪かったとも言えますが、それでも皐月賞5着、ダービー4着、菊花賞6着とクラシックを完走して世代上位の実力は見せていました。その後1600万下を快勝して出てきたのがこのレースでした。

相手はダービー2着後休養していたインティライミと藤沢厩舎で武豊騎手騎乗のエルノヴァでした。

元々後ろからレースをする馬でしたが、前走の1600万下の古都ステークスでは今までよりも前目でレースを進めて快勝していたので、このレースでも6,7番手と先行してレースを進めて、直線では内目を先に抜け出したインティラミを外から同じような位置にいたスイフトカレントとともに伸びてきて差し切ったところがゴール。外のスイフトカレントにも抜かれず強いレースぶりで待望の重賞初制覇となりました。その後はG1制覇はならずも中山金杯を連覇するなど重賞を3勝しましたが、現役最後は船橋競馬に移籍して現役を終えています。

G2で強い勝ち方をしたので、現役時の一番いい時期のレースだったのではないでしょうか。

京成杯

年明けの中山2000mの重賞として定着しています。皐月賞と同条件ですが、何故か勝ち馬には皐月賞の勝ち馬がいないのも不思議ですし、クラシックで活躍する馬もそれほど出ていないレースでもあります。そんな京成杯ですが、思い出のレースは、、、。

2016年第56回京成杯。勝ち馬はプロフェット

このレースの勝ち馬プロフェットは一口馬主をやっている私に待望の重賞初制覇をもたらしてくれた馬でもあります。プロフェットは夏の札幌でデビュー。デビュー戦を快勝。2着にはのちの天皇賞馬レインボーラインが入っており今でも思い出に残っているレースでもあります

その後札幌2歳ステークスではアドマイヤエイカンとの叩き合いに惜しくも鼻差2着に敗れましたが力のある所を見せてくれていました。秋にオープン競争を1走しましたがこの時は体調がいまいちだった中出走してしまったために5着に敗れて迎えたのがこのレースでした。人気は5番人気でしたが、レースでは中団につけ直線は鋭く伸びて1着。馬にとっても私にとっても待望の初重賞制覇となりました。2着、3着もキャロットクラブの馬が独占したレースで、まさにキャロット祭りとなった印象深いレースでもあります。

プロフェットはその後皐月賞、ダービーにも出走してくれましたが気性からくる出遅れ癖などで出世できず、去勢をして走りましたが引退。今は北海道のホーストラストさんで余生を送っているようです。

京成杯を勝った時までの戦績を考えると重賞1勝、2着1回ですしクラシックでも十分戦えると思っていただけにその後の状況は歯痒いものでしたが、馬のその後の成長はなかなかわからないものだと痛感させられたりもしました。しかし、私に待望の重賞初勝利をもたらしてくれたのは紛れもない事実ですし、その後ゲームなどにも登場してくれていますのでありがたい馬を1口ですが持てたことを誇りに思っています。

愛知杯

その昔は12月の中京の牝馬重賞として定着していましたが、2016年から新春の中京開催に時期をずらして定着してきています。

そんな愛知杯ですが、思い出のレースは、、、。

2007年第45回愛知杯。勝ち馬はディアデラノビア

ディアデラノビアというと同世代にシーザリオ、ラインクラフト、エアメサイアがおり、クラシックにはあと一歩届かずでしたが重賞3勝して母としても重賞馬を多数出している名牝です。そんなディアデラノビアの最後の重賞制覇がこの愛知杯でした。レースは7番手から上がり34.0の末脚で勝利するのですが、負かした相手が2連覇を狙った桜花賞馬アドマイヤキッスやニシノフラワーの仔ニシノマナムスメなどでしたので、能力はG1級だったのだと改めて思わせてくれるレースでもあり印象に残っています。

 

 



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