思い出の重賞2022.10.28~天皇賞(秋)、スワンS、アルテミスS:たてログ競馬

思い出の名馬、レース

今週末は土日で天皇賞(秋)を含めて3重賞と秋競馬本番となります。

思い出の天皇賞(秋)

1984年のグレード制導入と同時に3200mで行われていたレースが2000mに短縮され秋の古馬中距離路線の最強馬決定戦として位置していて、毎年盛り上がっています。今年も実績ある3歳馬の出走もあり豪華メンバーでのレースとなっています。そんな天皇賞(秋)ですが、思い出のレースは、、、。

2013年第148回天皇賞(秋)。勝ち馬はジャスタウェイ

ジャスタウェイというと海外G1を制覇した名馬ですが、このジャスタウェイが名馬として覚醒した瞬間がこの天皇賞(秋)でした。このレースでのジャスタウェイの弾けっぷりは強烈で、まさに「覚醒した!」と思わせてくれました。それまでも重賞勝利もあり一線級の実力を示していましたが、末脚が届かず2着、3着というレースも多く勝ちきれないというイメージもありました。実際このレースのステップとして出走した毎日王冠もエイシンフラッシュを捉えきれずに2着となっていました。そして挑んだのがこの天皇賞で、レースではトウケイヘイローが逃げて2番手にはジェンティルドンナが続くという展開。そのあとに続いたダイワファルコン、ダノンバラード、レッドスパーダがそれぞれ15、16、17着となっていることを考えるとハイペースだったと思いますし、それでも2着に粘ったジェンティルドンナの力は疑いようがないのですが、そのジェンティルドンナをまさに並ぶ間もなく交わしていったジャスタウェイの脚は中々見られない末脚だったと思います。結局は2着のジェンティルドンナに4馬身を付ける圧勝だったのですが、ハイペースのレースで1頭だけ34秒台の末脚でしたので強いの一言でした。これがまさに覚醒の瞬間で、この後は海外G1を含めて4連勝するわけですがから覚醒して充実期を迎えました。残り400mの位置からの末脚はまさに圧巻です。そんな強烈なレースをご覧ください。

思い出のスワンステークス

スワンステークスはマイルチャンピオンシップの前哨戦としてここ2年は京都競馬場の改修で阪神開催となっていますが京都1400mとして定着しています。マイルチャンピオンシップの前哨戦ですが、スプリンターとマイラーが激突する舞台で、距離がギリギリのスプリンターがしっかりと勝ち切るレースととしても印象があります。そんなスワンステークスですが、思い出のレースは、、、。

2002年第45回スワンステークス。勝ち馬はショウナンカンプ

ショウナンカンプはサクラバクシンオー産駒の快速場で、高松宮記念勝ちがあるスプリンターの印象ですが、そのショウナンカンプが59キロを背負って圧勝したのがこのレースで、レースは逃げたショウナンカンプが他を寄せ付けずに後続に3馬身を付けてゴールします。逃げて34.8の末脚ですから、2着のリキアイタイカンが34.2の脚を使っても全く追いつけないわけですから、スピードの持続力の違いがわかるレースでした。そんな強いスプリンターが勝てるレースでもあるのがこのスワンステークスです。そんな圧勝したレースをご覧いただきたかったのですが、レース映像がないので優駿メモリアルの2分34秒付近にゴール前の映像があります。ご覧ください。

思い出のアルテミスステークス

アルテミスステークスは今年で11回とまだ歴史の浅いレースですが、東京芝1600mのレースという事で、ここで好走した馬は後にG1でも活躍する馬が多数出ている出世レースです。そんなアルテミスステークスですが、思い出のレースは、、、。

第5回アルテミスステークス。勝ち馬はリスグラシュー

リスグラシューは宝塚記念、豪州G1コックスプレート、有馬記念とG13連勝を成し遂げた名牝中の名牝ですが、そのリスグラシューの最初の重賞制覇がこのレースでした。レースは6番手から直線33.5の末脚で2着に1/2馬身付けて勝利します。このレースの後は勝ちきれないレースが続いていましたが、先に紹介したジャスタウェイとも共通するのですがハーツクライ産駒の覚醒前という事だったのでしょうか。それでも2歳時に重賞を勝っているのですから能力に疑いはなかったのだと思います。この時期に東京1600mで良いレースをした馬はその後にG1でも好走している馬が多いので、今年もそんな馬が誕生しないか楽しみではあります。リスグラシューの2歳時のレースをご覧ください。

今週末はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。



伝説の大川慶次郎予想情報
→無料1点公開←



日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」

Amazonのおすすめのスポーツグッズはこちらから


コメント

タイトルとURLをコピーしました