20年程前は仕事で四国に行くことが多く、当時流行り始めるぎりぎりの時期でまだそこまで全国的にポピューラーになっていない頃に食べた讃岐うどんの衝撃と美味しさは今でも忘れられません。その時によく通っていたお店が「がもう」さんと元祖釜玉うどんの「山越うどん」さん(増築されるもっと前です）です。この2軒は初めて食べた時に驚きと共に感動した事を今でも思い出します。そんな2軒のうちの「山越うどん」さんで修行した方がやっているお店という事で常に気になっていたのが神保町の「うどん 丸香」さんです。行こう行こうと思っていたのですが常に大行列。とにかくいつ店の前を通っても大行列。中々行く機会がなかったのですが、今回たまたま開店前の時間に神保町で用事があり、今日しかないという事で、、、。開店３０前に到着しましたが、お店の貼り紙で近隣の迷惑を考えて開店２０分前より前には並ばないでくださいとあり、近くで時間を潰して開店18分前に到着。この日はそこまで並んでいなかったのか５番目での並びになりました。その後に行列がどんどんでき始めます。少しでも遅かったらと思うと、、、。開店前にメニューを渡され注文を決めます。
初めてなので迷いに迷いました。かけ系で行くか、「山越うどん」さんで修行という事で釜たまで行くか、、、、。迷いに迷いましたが、寒かったという事もあり「きつねうどん」の大に海老天と生たまごに決めました。開店と同時に店内に。店内は撮影禁止という事です。店内は本場讃岐うどん屋さんを思わせる作りですが、それでもおしゃれな感じです。１０分程でいよいよ注文が到着。
丼いっぱいの油揚げが凄まじい存在感です。海老天が小さく見えますが決して小さくはありません。海老天も美味そうです。いよいよ実食です。
油揚げを折ると麺が登場します。きれいな光沢があり如何にも讃岐うどんの麺です。実際に食べてみると、、、。つるしこ食感でこれぞ讃岐うどんという麺です。汁はというと、、、。いりこ出汁のやさしくもしっかりとしたこれもまさに讃岐うどんの出汁です。超絶ハイレベルです。油揚げはというと、、、。厚揚げと言っても良いほどの厚みで勿論じゅーしーで大豆の旨味といりこの出汁が染みていて絶品です。
途中備え付けのゴマと一味を投入します。これがアクセントとなりまた旨味が増します。
さらに生卵も投入。黄身をといて混ぜると味がまろやかになりどんどん食べ進められます。
海老天はというと、、、。こちらもプリプリ食感で衣も味が付いておりそれだけで美味しいです！
久しぶりの本場讃岐の味に夢中になり、大は２玉でしたがあっという間に完食させていただきました。麺、出汁、油揚げ、海老天、生たまごとどれをとっても超絶ハイレベルな一杯でした。次回は絶対にカルピスバターの釜たまとちくわ天を食べたいと思います。山手線内では浜松町の「本格手打 もり家 東京店」さんと双璧のお店だと思います。ごちそうさまでした！
うどん 丸香 （うどん / 神保町駅、新御茶ノ水駅、御茶ノ水駅）
昼総合点★★★★☆ 4.1
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