たてログ競馬:思い出の重賞2024.2.14~フェブラリーステークス、京都牝馬ステークス、ダイヤモンドステークス、小倉大賞典

思い出の名馬、レース

今週末はG1フェブラリーステークスを含めて土日で4重賞開催です。それぞれ思い出のレースを紹介します。

思い出のフェブラリーステークス

G1に昇格して久しくなりJRAのG1開幕戦としてすっかり定着しているフェブラリーステークスですが今年紹介する思い出のレースは、、。

2002年第19回フェブラリーステークス。勝ち馬はアグネスデジタル

アグネスデジタルというと芝、ダート、海外、地方と様々なカテゴリーでG1や重賞を勝ちまくったオールラウンダーの名馬ですがそのアグネスデジタルが重賞5連勝、G14連勝目で勝ったのが紹介するフェブラリーステークスでした。その内容が凄まじく、地方交流重賞の日本テレビ杯、地方交流G1マイルチャンピオンシップ南部杯、中央G1天皇賞(秋)、海外G1香港カップと勝ち続けての出走です。現在でも考えられないようなローテーションでの出走でしたがそれを22年前にやっていたと思うと恐ろしいですし、その戦績を改めて見直してもゲームの中の馬のような感覚さえ覚えます。このレースもそんなローテーションは何のそのといった感じで道中6番手からレースを進めて直線では先行して楽に抜け出していたトゥザヴィクトリーやそれを交わしにかかるノボトゥルーも楽々かわし、アグネスデジタルの直後から一緒に伸びていたトーシンブリザードを1馬身差付けての完勝というレースでG14連勝を成し遂げています。兎に角強いの一言でどんなカテゴリーでもしっかりと走り切る能力はとてつもないと思わされるレースでした。先ほども書きましたが現代競馬では到底考えられないようなローテーションでの出走で尚且つしっかりと結果を残した異能の名馬だったと思います。今年も芝のG1馬や地方のG1馬の参戦もありますがどんなレースになるのか楽しみですが、その前にアグネスデジタルの強さをご覧ください。

思い出の京都牝馬ステークス

京都牝馬ステークスは冬の牝馬重賞として定着していますが今年は久しぶりの京都開催という事で盛り上がりそうです。そんな京都牝馬ステークスですが、思い出のレースは、、、。

2007年第42回京都牝馬ステークス。勝ち馬はディアデラノビア

ディアデラノビアはシーザリオ、ラインクラフトと同期でG1制覇はあと一歩のところでできませんでしたが重賞を勝ち母としても重賞勝ち馬を送り出している名牝です。そんなディアデラノビアが勝ったのがこのレースなのですが、このレースで付けた着差が4馬身で自身の重賞勝利時で2着に最も着差を付けたレースで能力はG1級だったと思わせるレース振りでした。ですが一方でディアデラノビアはG1を含めた重賞で5戦連続3着を記録するなど勝ち切れない馬というイメージもあった馬でした。そんなディアデラノビアが4馬身差の圧勝で勝利したこのレースは非常に印象深かったですし、嵌った時の強さはG1級だという事を思わされたレースでもありました。そんなディアデラノビアの圧勝のレースをご覧いただきたかったのですが、残念ながらレース映像がありません。ご了承ください。

思い出のダイヤモンドステークス

ダイヤモンドステークスは冬の東京競馬場のマラソンレースとして定着しているレースですが、長距離レース特有の血統傾向などもあり荒れるレースというイメージもあるかもしれません。そんなダイヤモンドステークスですが思い出のレースは、、、。

2023年第73回ダイヤモンドステークス。勝ち馬はミクソロジー

昨年のレースになるのですがこのレースはシンプルに血統傾向から予想をして馬連を的中させたという事で忘れられないレースとなっています。勝ったミクソロジー、2着のヒュミドールの父は共にオルフェーヴルという事で馬券を買っていました。ミクソロジーは2番人気でしたがヒュミドールは13番人気だったという事で馬連18000円越えの的中となり美味しい思いをさせてもらいました。レースの予想は非常に難しく、何年やってても中々上手くいかないものですが時にはシンプルに予想をしても当たってしまう事があります。このレースもそんなレースの一つで血統傾向だけで近走成績や休み明けなどは多めに見て馬券を買って的中となったわけです。たまにはこのようなレースがあっても良いと思いますし、だから競馬は面白いと思わせてくれるレースでもありました。今年はそんな予想で当たるのかどうかも楽しみですが、オルフェーヴル産駒のワンツーの荒れたレースをご覧ください。

思い出の小倉大賞典

小倉大賞典は荒れるイメージがある予想のし甲斐がある重賞ですが紹介するレースは、、、。

2020年第54回小倉大賞典。勝ち馬はカデナ

カデナという馬は3歳の弥生賞までの戦績とそれ以降の戦績に相当ギャップがある馬です。しかも8歳まで現役を続けて結果種牡馬になっています。そのカデナが弥生賞を勝ってから17戦目にして久しぶりに勝利したのがこのレースでそれ以降も勝ち星を挙げることなく引退しています。カデナのような芝の重賞戦線で長く出走する馬が現在では減ってきているのもありますし、そういう馬が得てして忘れた頃に勝利する事も良くあるのが競馬です。ですがその買い時がわからないので馬券検討が難しくなります。そんなレースがこのレースでした。当日も4番人気の評価での激走で2着も10番人気の馬が入り大荒れのレースとなっています。こういうレースをしっかりと取れると年間収支もプラスになっていくのだと思いますが、難しいからオッズもつくわけで、、、。このレースは1,2番手の馬が最下位とブービーになる展開で道中中段やや後方からレースを進めたカデナが他馬をまとめて差し切ったレースとなりました。勝つときはそういうものだと思いますが2着に付けた着差は1馬身3/4ですから完勝という内容だったと思います。とはいってもやっぱり買えません。2着ももちろん買えませんでした、、、。それも競馬なのですが、そんなカデナの鮮やかな勝ちっぷりをご覧ください。

今年はそれぞれどんなレースになるか楽しみです。


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