身延線富士川沿にある昭和レトロの雰囲気たっぷりな「富士川ドライブイン」さんで美味しい煮かつ丼を愉しみました：たてログルメ

G.W.の間の平日3日を使って甲府から富士まで走っている身延線を踏破する旅を計画しました。甲府駅からスタートして昼食を何処にするか事前に調べましたが、20数キロ歩いたところに丁度いいお店があることがわかりました。「富士川ドライブイン」さんです。甲府市街を更に南下して富士川沿いに走る県道52号を歩くとお店がありました。一見やっていなさそうな感じとタイムスリップしたような雰囲気の佇まいです。近づくと営業中という事で入店しました。

昼前に到着しましたが平日問う事もありお客さんは1組でした。店内も今風ではなく昔どこかにあったと思うような雰囲気です。厨房は夫婦2人で回しているようで、おかみさんらしき方が注文を聞きに出てきてくれました。注文は何にするか迷いましたが、この後も15キロ強歩くので適度にお腹を満たしつつという事で煮かつ丼750円にしました。750円はリーズナブルです。まずお茶とお箸と付け合わせの冷ややっこが到着。その後10分ちょっとで煮かつが到着しました。みそ汁に漬物が付いています。

いよいよ実食します。勿論かつから食べます。丼いっぱいに盛られた煮かつです。煮カツという事でしっとりしていて厚みもあり食べ応えがあります。普通に美味しいです。20数キロ歩いた後には染みます。ご飯もつゆを吸っていい感じです。みそ汁も普通に美味しいです。そして漬物です。ぬか漬けなのですがこれが、、、。かなり年季の入ったぬかに付けたと思われるぬか漬けです。若い頃や子供の頃だったら食べられなかったかもしれない味です。今でこそ奥深さがわかりますが、かなり濃いぬか漬けで強烈です。店の雰囲気に煮カツ、ぬか漬けも含めてやっぱり遠い昔にどこかで食べたことのある懐かしい感じが蘇ります(ただ具体的にどこで食べたかは思い出せませんが、、。苦笑)かつはボリュームがありますが美味しいのでどんどん食べられます。そして気が付いたら完食していました。完食する頃に「良かったらコーヒーをどうぞ」という事で紙コップに入ったコーヒーをいただきました。国道沿いのドライブインですのでトラックの運転手さんも沢山利用されるでしょうし、こんな気遣いが如何にもドライブインという感じです。